1人暮らしの人や共働きの忙しい家庭にとって、使う分だけ入っていて、包丁もまな板も汚さずに済むカット野菜はとても便利ですよね。でも、カット野菜って野菜を丸ごと買うよりも日持ちがしないので、まとめ買いに向かない気がしていませんか?
そこで今回は、カット野菜でもまとめ買いができるように上手に冷凍する方法を紹介します。カット野菜を使うメリットやレシピも紹介しますので、参考にしてくださいね!
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目次
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何かと便利なカット野菜
カット野菜は色んな野菜が少量ずつ入っていて、野菜を丸ごと買っても食べきれないというときのとても便利ですよね。そんなカット野菜の魅力を解説していきます。
とにかく楽
カット野菜の一番のメリットは、下ごしらえが不要でとにかく楽ができるというところですスーパーでも「鍋用」「肉じゃが用」など、料理に合わせた野菜の種類や切り方でパック詰めされているものもあり、短時間でササっと手料理を作りたい!
と言う人におすすめですよ。包丁やまな板を使わずに済むので、洗い物も減って後片付けも楽になります。
野菜を摂取できる
カット野菜は洗ってカットされているだけの生野菜ですから、野菜の栄養を損なうことなく摂取できるのも魅力です。カット野菜を使うことをおすすめしたい人はこんな人です。
- 忙しくても家族に手作りの料理を食べさせたい人
- コンビニ弁当などは添加物が気になる人
- 家庭の味を食べたい人
カット野菜は味付けされていないので、自分で味付けができるのもメリット。お子さんに「我が家の味」を食べさせたい忙しい子育て世代にもおすすめですよ。
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カット野菜はそのまま冷凍可能?
とても便利なカット野菜ですが、カットされていて空気に触れる断面が多い分傷みやすいのが難点。
できれば仕事帰りにスーパーに立ち寄らず、家に常備しているカット野菜で調理出来たら嬉しいですよね。そこで、カット野菜を日持ちさせる保存方法を紹介していきます。
冷凍可能
カット野菜は冷凍保存が可能です。根菜類は冷凍すると食感が繊維質になってしまうものもありますが、葉物野菜やもやしなどは冷凍OK。冷凍に向いてない野菜が入っている時は、冷凍する前に抜いておきましょう。
冷凍に向いている野菜・向いていない野菜をまとめておきましょう。
- 冷凍OKな野菜
- キャベツ
- 玉ねぎ
- アスパラガス
- もやし
- ブロッコリー
- 葉物野菜(小松菜・ほうれん草など)
- 冷凍NGな野菜
- 水分の多い野菜(トマト・キュウリ・レタスなど)
- 根菜類(ニンジン・ゴボウ・大根・じゃがいも)
冷凍に向かない野菜は冷凍すると食感が変わってしまうため、加工すると冷凍できるようになります。トマトはトマトソースにすると冷凍が可能です。ジャガイモなどの根菜類も冷静スープなどにすると冷凍できますよ。
保存方法
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冷蔵保存:野菜室ではなく冷蔵室で保存する
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冷凍保存:冷凍焼けやにおい移りを避けて密閉容器に入れて保存する
また、冷凍する場合は冷凍に向かない野菜を取り除き、キッチンペーパーで水気をよく摂ってからジップロックなどの密閉できる容器に入れて空気を抜いてから冷凍しましょう。しっかり水気をとることで霜が降りるのを防ぐことができますよ。
保存期間
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冷蔵保存:3日ほど
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冷凍保存:2週間~3週間ほど
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常温:不可
また、冷蔵庫に入れてもカットされているため腐りやすいので、3日ほどしか日持ちしません。
注意点
- カット野菜は丸ごとの野菜より傷みやすい
- カット野菜の冷蔵保存は丸ごとの野菜より日持ちしない
- 冷凍する時は冷凍焼けや霜が降りる前に食べ切る
カット野菜はカットされている分、空気に触れる断面が多く、傷みやすくなっています。そのため、丸ごとであれば1週間日持ちするような野菜であっても、3日ほどしか日持ちしません。
また、冷凍すると2週間~3週間くらい日持ちしますが、冷凍焼けしたり霜が降りると食感や味が落ちるので、できるだけ早めに食べるようにしましょう。
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カット野菜を効果的に使う
カット野菜を冷凍しておけば、忙しい日もパパっと野菜が取れて便利ですよ。カット野菜の効率的な使い方を紹介します。
冷凍後は加熱して食べるのがおすすめ
冷凍したカット野菜は生で食べると食感が落ちるため、加熱して食べる方が美味しいですよ。おすすめの食べ方は、
- 炒め物にする
- 温野菜サラダにする
- 煮物にする
冷凍しておくことで繊維が壊れて火が通りやすくなり、味のしみこみも早くなるため、じっくり煮込んだような味わいになりますよ!
解凍方法
カット野菜は解凍せずに使うと水分が出てベチャベチャになってしまうことがあります。しっかり解凍してから使うようにしましょう。
- 密閉容器に入ったまま流水に当てる
- 3時間~4時間前に冷蔵庫に移しておく
おすすめレシピ
キャベツやもやしなどの炒め物に向いたカット野菜を使ったおすすめレシピを紹介します。是非ご家庭でも作ってみてくださいね!
- 豚肉のオイスター炒め
- 豚バラ肉を食べやすい大きさに切る
- フライパンにごま油を引き、豚バラ肉を焼く、色が変わり始めたらカット野菜を入れる
- 酒・鶏ガラスープ・醤油・オイスターソースを入れて炒める
豚バラ肉はあらかじめ切ってから冷凍しておくと、炒めるだけなのでとても楽ですよ。ぜひ作ってみてくださいね!
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まとめ
いかがでしたか?「一人暮らしで野菜を買っても食べきれずに腐らせてしまう」「忙しくて料理する時間を短くしたい」という人にとって、カット野菜は強い味方です。
カット野菜は冷凍できるものが多いので、今回紹介した上手な保存方法で、効率的に手料理を食べられるように工夫してみてくださいね!