カット野菜で食中毒になるって本当?その原因は?保存期間に注意?

袋を開けるだけで使うことができるとても便利なカット野菜を皆さんは使ったことはありますか?

カット野菜はとても便利なだけでなく一年中値段がほとんど変わらないのが大きなポイントで、最近ではカットキャベツやもやしだけでなく、香草がトッピングされているものやサラダにして食べると美味しい野菜をピックアップして混ぜ込んであるものなど様々な種類が販売されています。

カット野菜を食べるにあたって「食中毒」を心配されている声がいくつか聞こえたので、今回の記事ではカット野菜は食中毒になる可能性があるのか、カット野菜のメリットデメリットなどについて解説していきたいと思います。

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カット野菜で食中毒になる?

なぜカット野菜で食中毒になりやすいという噂が流れているのか、様々な場所で調査してみたところ「生の食材に比べて傷みやすい」ということが原因として挙げられていました。

確かにカットされた切り口から水分が奪われていくので、カットされていない生の野菜に比べて傷みやすいのは明らかです。

カット野菜の賞味期限は「2~3日」と言われており、未開封であっても保存状態が悪ければもっと早くに腐ってしまうこともあります。腐ったものを食べてしまうと、免疫力が落ちている状態だと食中毒になってしまう可能性が十分に考えられます。

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カット野菜が腐るとどうなるの?

カット野菜は腐ると以下のような状態になると言われています。

  • いつもと違う酸っぱい匂いがする
  • 明らかに色が変わっている
  • 口に入れてみるといつもと違う苦味や酸味を感じる

このような状態というのは微生物による腐敗がかなり進んでいる状態で、毒素が発生している可能性があるので食べずに捨てた方が良いでしょう。

腐敗した食べ物から出る毒素というのは基本的には胃酸が殺菌してくれるので、健康な人であれば体に大きな影響が出ることは少ないと言われています。

しかし小さなお子さんやご高齢の方、妊娠中の方などの免疫力が低い状態の方がこういった腐った食品を口にしてしまうと重篤な食中毒症状が出てしまう可能性があります。

このようなリスクを背負ってまで食べる必要は全くないので、カット野菜は購入したらすぐに食べるか、傷んでいるものを発見したらすぐに破棄しましょう。

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カット野菜は買った当日か翌日までに食べよう!

食中毒の紹介をしてしまったのでカット野菜のイメージが少し悪くなってしまったかもしれません。ですがカット野菜は非常に便利なアイテムなので、選択肢から切り離してしまうのはかなりもったいないです!

カット野菜を使用する際に注意することは「傷みやすいので当日か翌日までに食べる」ということ!これさえ守っていれば、カット野菜の大きなメリットである「利便性」を享受することができますよ!

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カット野菜のメリットを紹介

次はカット野菜のメリットを解説していきます。 

値段が一定

丸のままの野菜はその年の気候変動などの理由で価格が高騰することもありますが、カット野菜はコンビニエンスストアやスーパーマーケット、メーカーが年間を通して加工会社や農家と契約を結んでいるため、価格が常に一定しています。季節や気候の変動によって値段が変わらないというのは家計にとてもありがたいですよね。

切る手間が省ける

野菜を切るのってなかなか手間がかかって面倒くさいですよね。あらかじめカットされている野菜があれば、炒め物をつくるにしてもスープを作るにしてもかなり時短になります。また、製品にもよりますがカット野菜は水洗い不要の物もありますので、そちらでしたらさらに時短につながります。

密閉されているので衛生状態が良い

丸のままの野菜と違って袋に密封されているため、スーパーなどに陳列されている時でも外気に触れることがなく、衛生状態が保てます。コロナ禍でそういったことが気になる方には嬉しいポイントですよね!

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カット野菜のデメリットを紹介

次はカット野菜のデメリットについても紹介していきます。先ほどもカット野菜は傷みやすいというデメリットがあることを紹介しましたが、その他にもいくつか注意しなければならない点があります。 

使い方が限られる

たとえば丸のままのキャベツを買えば、千切りキャベツとしてだけでなく、ロールキャベツに使ったり、大きめに切ってスープに入れたり炒め物にしたりなど、その用途は多岐にわたります。

丸のままのにんじんを買えば、炒め物だけでなくシチューやカレーに使ったり、かわいく切って煮物に使うこともできます。ですがカット野菜を買ってしまうとどうしても使える料理が限られてしまいます。

栄養価が低くなりがち

みなさんが思っているほどカット野菜は丸のままの野菜に比べて栄養価が低いというわけではないのですが、それでもどうしても製造過程で「水溶性ビタミン」が抜けてしまうため、丸のままの野菜と比べると栄養価が低くなりがちと言えるでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • カット野菜は傷みやすいので食中毒症状が引き起こされることがある
  • 購入した当日か翌日までに消費すれば、食中毒の心配はなし!
  • カット野菜はデメリットよりもメリットの方が大きい
  • うまく活用すれば生活の質が上がる
  • 栄養価が低くなりがちなので、バランスの良い食事にするように意識が必要 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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