カレーのスパイスでアレルギーが出る?香辛料アレルギーとは?対処法 |

皆さんはカレーライスはお好きですか？カレーライスといえばたくさんのスパイスが入っていてとても風味が良く味も良い、日本人なら誰もが大好きな料理ですよね！ここ数年で、またカレーライスの専門店が増えているくらいどこにお店を出しても人気店になるのがカレーの素晴らしさです。

最近ではスパイスを効かせたカレーがとても多いのですが、そんな香辛料がたくさん入ったカレーを食べた後に謎の体調不良に苦しめられた経験はありませんか？

今回の記事ではカレーライスを食べた後に生じる体調不良について、アレルギーの可能性、対処法について解説していきたいと思います。

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1 カレーのスパイスに過敏な人もいる
- 1.1 スパイスをたべて下痢するまでの時間
2 スパイスによるアレルギーの可能性も
- 2.1 カレーを食べた後に注意するべき症状
3 アレルギーが気になるならすぐに医療機関へ！
4 まとめ

カレーのスパイスに過敏な人もいる

スパイスって好きな人ほどついつい食べ過ぎてしまいがちです。食欲をそそる香りやピリッとした味付けができ、料理好きには欠かせない調味料です。

ですが、スパイスにおける強さには個人差があり、人によっては全く体が受け付けないという場合があります。辛味成分のカプサイシンが影響して腹痛だけでなく、下痢症状になってしまうことも。

特に、辛さを和らげるために水を沢山飲む行為は逆効果です。カプサイシンは水に溶けないので、口の中に辛さが広がり、また水を飲む…を繰り返して水分を摂り過ぎてしまい、下痢につながることがあります。

スパイスをたべて下痢するまでの時間

症状によっても様々ですが、スパイスが原因で下痢になる場合は「急性下痢」の可能性が高いです。この場合、食べてから数時間〜次の日に下痢症状が出ることが多いです。

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スパイスによるアレルギーの可能性も

食物アレルギーとして、香辛料（スパイス）にアレルギー症状を起こす方もいます。スパイスアレルギーには、蕁麻疹、呼吸器症状、消化器症状などのI型アレルギーと、手の湿疹などのIV型アレルギーがあります。また、スパイスの抗原は加熱で失活しないため、全身症状になることも少なくありません。

日本のスパイスアレルギーとしては、ペパーミント・ターメリック・シナモン・クローブ・メントール・カレー粉・ワサビが頻繁ではないものの報告されています。これらのスパイスは市販のカレールーにも含まれていますし、市販されている漢方の中にもシナモンが含まれているものがあるので、スパイスアレルギーの方は注意が必要になります。

カレーを食べた後に注意するべき症状

ではカレーを食べた後に以下のような症状が出たら、スパイスアレルギーかもしれませんので注意が必要です。

〇嘔吐する

カレーを食べた後に数時間後や直後に口の中に違和感を感じて、その次に吐き気を感じ吐くようになります。嘔吐まで行くケースは少ないのですが、ここまでくるとかなり重症ですので、食べるのはやめてすぐに横になってくださいね。

〇胃痛になる

カレーを食べた後に胃痛になる人もいます。胃痛になると胃がキリキリとして痛くなりますが、早めに治したい時は市販の胃痛薬などを飲むと良いでしょう。カレーは食べ過ぎてしまう傾向にある料理でもあります。症状が胃痛だけであれば食べ過ぎが原因で引き起こされていることもありますので、しばらく様子を見て他に症状が出なければ問題ありません。

〇下痢をする

香辛料アレルギーの人がカレーを食べると下痢になる可能性があります。下痢になると体内の水分が奪われますので、水分補給をしっかりとするようにしてくださいね。また、下痢になった場合すぐに直す必要はないので、横にして安静にしましょう。

先ほども紹介しましたがカレーは、食べている間に水を飲み過ぎると下痢になったり、一晩放置したカレーを食べた時にウェルシュ菌と言う食中毒を引き起こす菌が繁殖して生じる下痢もあります。

カレーを食べた後の下痢は一概に香辛料アレルギーとは言えませんが、他に食物アレルギーの症状が出ている方の場合は注意して観察する方が良いでしょう。

ウェルシュ菌は、自然界や健康な人や動物の腸内に生息している身近な細菌です。ウェルシュ菌は空気が苦手なため、酸素濃度が薄い鍋底から増殖していく傾向にあります。そのため、煮込み料理や鍋料理に発生しやすく、カレーには注意が必要となります。症状は、水溶性の下痢と軽い腹痛です。ウェルシュ菌による食中毒は発症から1日～2日程度で回復します。基礎疾患のある方や子供、高齢者の方は重症化しやすいので注意が必要です。

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