インドカレーを食べ過ぎると体調不良になる?下痢・腹痛・吐き気・胸焼けの原因や対処法を紹介!

皆さんはインドカレーは食べますか?『インドカレー』は日本のカレーとは違い、香辛料がたくさん使用されているカレーです。香辛料のせいなのかインドカレーを食べた後、腹痛に悩まされてしまっている方も少なくないのではないでしょうか。今回はそんなインドカレーについてご紹介していきたいと思います。

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インドカレーってどんなカレー?

インドカレーとは様々なスパイスを用いた煮込み料理のことです。日本のカレーにもスパイスは多少使われていますが、粉末にした後に固形化しているので、スパイス独特の香りや、風味があまり分かりませんよね。

インドカレーの特徴

インドカレーに使われるスパイスは、粉末にしていないホールスパイス(原形)を使用しています。トウガラシ、ターメリック、クミンシード、シナモン、ココナッツなど、数種類のスパイスを組み合わせて作っているので、スパイスの香りや味を十分に感じられ、とてもおいしく食べられます。小麦粉を使わないのもインドカレーの特徴です。とろりとしたルーを使用するカレーもありますが、その場合はスパイスと野菜のみでとろみをつけています。本場の調理方法って感じしますよね!

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インドカレーを食べると体調不良になる?

インドカレーを食べたあとに体調不良になる方がいるそうです。原因は辛みが苦手、香辛料が身体に合わなかったなど、様々だと思いますが、体調不良につながる原因は「アレルギー」反応かもしれません。

胸焼けや胃もたれになる

胸やけや胃もたれは、逆流性食道炎の症状だそうです。その症状を悪化させるものは下記内容と言われています。

  1. 油脂分が多いもの
  2. 香辛料が多いもの
  3. 糖分が多いもの
  4. アルコール・コーヒー

1.2はインドカレーに当てはまる項目です。そこが美味しいのですが…。その方の体質によるのだと思いますが、食べすぎてしまうと胸やけや胃もたれになる可能性がありますので注意が必要ですね!

食べると毎回、下痢・腹痛に

1回だけであれば、その日の体調次第ということで、インドカレーに直接的な要因はないと言えるのですが、インドカレーを食べたら毎回体調を崩す様であれば、インドカレーに原因があるかもしれませんので、食べる際は気を付けなければなりません。

アレルギーかも

あまり知られていないかもしれませんが、インドカレーを作る際に実は「カシューナッツ」のペーストを使用しているカレーがあります。またナッツオイルなども使用されている可能性があります。 カシューナッツはインドが原産地のため、インド料理には多く使用されています。「ナッツアレルギー」の方は、注意しましょう!

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スパイスアレルギーの主な症状

スパイスアレルギーになるとどのような症状がでるのでしょうか。アレルギーの症状は軽いものなら「ちょっと、おかしいな」と思うくらいで気にしない人もいます。

スパイスアレルギーの主な症状についてご紹介します。

蕁麻疹

蕁麻疹は普段は何ともないのに何かの拍子に出ることが多く、食品アレルギーで起こりやすい症状です。

  • 皮膚が赤くなる
  • 腫れる
  • むくみが出る
  • ポツポツができる

食物アレルギーが原因ならアレルゲンが体に入って数分後から数時間後に症状が出ることが多く、酷い場合には半日から1日、症状が続く場合もあります。

喉・口・唇の痒み

食品を食べた、数分後に起こることが多い症状です。

  • 痒み
  • 痺れ
  • むくみ
  • 腫れ

唇や口の中、喉に起こりやすく口腔アレルギー症候群と呼ばれることもあります。ほとんどの場合はしばらくすると症状が落ち着きますが、アナフィラキシーショックを起こすこともあります。

ショック症状は長引くこともあり危険性もあります。違和感が長引くようなら放っておかずに病院へ行きましょう。

腹痛・下痢

インドカレーに含まれるスパイスとの相性が悪く消化器系が弱ってしまうことで腹痛が起きることもあります。

ですが、アレルギーの症状としても消化器症状として腹痛がみられます。アレルギーとなる物質を体に一定量を超えて摂取すると様々な症状ができますが、その量には個人差があります。

特定のものを食べると体内の免疫システムが過剰に反応し、下痢や腹痛を引き起こします。特に下痢になると体内の水分が失われてしまうので水分補給を忘れずに行いましょう。

嘔吐・吐き気

嘔吐や吐き気もアレルギー反応の消化器症状です。腹痛や下痢と同じ体内の免疫システムが過剰に反応することで嘔吐、吐き気を引き起こします。

腹痛や下痢、嘔吐や吐き気の場合にはアレルギーよりも胃腸炎を疑う人もいます。どちらも症状が似ているので、不安な方は病院へ行きましょう。

発熱

食物アレルギーには様々な症状が出ます。蕁麻疹や痒みの他にも発熱や頭痛、ぐったりしてしまうことも。スパイスアレルギーの症状も皮膚に出ることが多いですが、頭痛や発熱の症状があることも覚えておいた方がいいですね。

腹痛の理由と対処法

下痢・腹痛
お腹を壊してしまう原因としては2点考えられます。

①油

インドカレーには多量の油が使用されています。日本人はあまり油を多量に使用した料理に慣れていないため、お腹を壊してしまう人も少なくないです。
②スパイス

インドカレーには多量のスパイスが使用されています。香辛料の中には、消化の促進や整腸効果のあるものが多いです。それらの作用が過剰に働いてしまい、胃腸の働きが過敏になりすぎて、下痢の原因となることもあるようです。スパイスを食べなれていない日本人にとって、スパイスたっぷりのインドカレーは刺激が強すぎるのかもしれません。

下痢に効くスパイス

  • ナツメグ:ひき肉料理に使われることが多く、下痢や腹痛、健胃などの他、食欲改善や不眠症にも効果があるとされています。
  • メース :下痢止め、腹痛、消化不良、口臭止めまた、芳香性健胃剤として用いられています。

胃もたれしないカレー粉

市販のカレールウには多量の食用油脂が含まれています。この油が胃もたれをする大きな要因です。胃もたれしないカレーを食べるには、「自分で作る」ことをおススメします。市販のカレールウを使用するのではなく「カレー粉」や「スパイス」を使用し、なるべく油を多量に使用しないように調理をしていきましょう!この機会に本格派カレー作りに挑戦してみるのも良いかもしれませんね!

まとめ

今回はインドカレーの体調不良の要因をご紹介していきました。カレーはとても美味しい食べ物で大好物の方も多いと思います。しかしそんなカレーで体調不良になってしまうのは悲しいですよね。

この記事をまとめると

  • 胃もたれの原因はルウに含まれる「多量の油」「スパイスの摂取過多」
  • 下痢・嘔吐がある原因はナッツ類のアレルギーの可能性も

「インドカレー」を食べて調子が悪くなってしまった場合は、ナッツ類のアレルギーの可能性もありますので、一度アレルギー検査をしても良いかもしれません。また、あまりにも毎回胃もたれをするという方は、カレールウを全て食べるのではなく、半分残して持ち帰るなど、工夫をして美味しくカレーを楽しみましょう!

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