生クランベリーの食べ方は?保存方法やジャムが苦くならない方法も

生のクランベリーをお店で見たことがありますか?クランベリーは基本的に生で出回ることが少ないフルーツです。

常温での保存が難しく、冷蔵や冷凍での保存が推奨されています。今回は、そんなクランベリーの保存方法や入手の仕方・食べ方を紹介します。

健康や美容にも良いと言われているクランベリーを日常に取り入れてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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生のクランベリーはどこで手に入る?食べ方は?

生のクランベリーを購入しようと思っても、市場に出ているのはドライフルーツやジャムなど、既に加工されたものの方が目につきます。生のクランベリーはどこで購入できるのでしょうか?

ここでは、生のクランベリーの購入方法や食べ方を紹介しています。

どこで購入できる?

一般のスーパーでは生のクランベリーを見かけることはあまりありません。ネット通販サイトを見てもほとんどがドライされたものです。

しかし、唯一生のクランベリーが売っていると言われているスーパーがあります。それは「コストコ」。会員制ではありますが、生のクランベリーを入手したい方は会員登録してみてはいかがでしょうか。

そのまま食べてもいい?

生のクランベリーはそのまま食べてもあまり美味しくはありません。酸味と渋みがあり、甘さを感じることはできないでしょう。

ですが、手を加えるとたちまち美味しい果実に変身します。

どんな食べ方がある?

生では美味しく食べられないので、ジャムにしたり、ジュースにしたりするといいでしょう。また、ドライフルーツにすればそのまま食べても美味しくいただけます。

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 生のクランベリーの保存方法やレシピ

保存・日持ち

生のクランベリーは乾燥させないようにして、冷蔵か冷凍するのが基本です。ここでは、そんな生のクランベリーの保存方法と、おすすめのレシピをご紹介します。

クランベリーは冷凍保存できる?解凍方法は? 

クランベリーの保存は5度前後が最適です。冷凍保存の方法は以下の通り。

  1. パッケージから出します。
  2. さっと水洗いします。
  3. キッチンペーパーなどで水気をふき取ります。
  4. クランベリーが重ならないよう注意しながら保存袋に入れます。
  5. 冷凍庫に入れて保存します。

冷凍保存すれば、約1~2か月持ちます。使用する際は解凍する必要がなく、そのまま使用可能です。クランベリーは低温保存することで鮮度が保たれるので、常温保存には向きません。

クランベリージュース

クランベリーの栄養を余すことなく摂り入れたい!という方におすすめなのが、クランベリージュースです。ビタミンCがたっぷり含まれているので風邪予防にもぴったり。

また、クランベリーの皮はデトックスにも最適です。

  1. クランベリー(大さじ3~5)を良く洗います。冷凍の場合は、解凍してから洗ってください。
  2. クランベリーをよく潰します。
  3. 砂糖(お好み)と熱湯(2リットル)を加えます。

皮が苦手な方は、潰した段階で皮を集めて煮詰めてから入れるのもおすすめです。

クランベリーケーキ

クランベリーの鮮やかな赤色が、クリスマスケーキとしてもぴったりです。

  1. 全卵(3個)・砂糖(2カップ)をハンドミキサーにかけます
  2. 常温に戻したバター(3/4カップ)・バニラ(小さじ1)を加え、ハンドミキサーで混ぜます。
  3. ふるいにかけた小麦粉(2カップ)を加え、ハンドミキサーで混ぜます。
  4. 生クランベリーを加え、ヘラで混ぜます。
  5. 型に流し、180度のオーブンで40~50分焼きます。

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生クランベリーで作ったジャムは苦い?

クランベリーは生で食べると酸味と苦味が強いベリーです。そこで一番おすすめなのがジャム。砂糖で煮詰めることで甘酸っぱさが美味しいジャムへと変身します。

また、一度作っておけばアレンジがきくのも嬉しいポイント。ここでは、クランベリージャムのレシピと、苦くならないポイント・アレンジ方法をご紹介します。

クランベリージャムの作り方

クランベリーはペクチンの効果でとろみがつきやすく、その反面硬くなりやすいフルーツです。煮込みすぎには気をつけましょう。

  1. クランベリー(340g)を洗い、水(350ml)・グラニュー糖(250g)と共に鍋で煮ます。
  2. 沸騰すると灰汁が出てくるので取り除きます。
  3. 弱火に変え、10分ほど煮込みます。
  4. 冷まして完成です。

灰汁取りは、最初の1度だけで十分です。

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苦味を抑えるコツは?

苦味を抑えるポイントはいくつかあります。

  • 形が残らなくなるまで煮詰めましょう。クランベリーの形が残っているとえぐみを感じやすくなります。灰汁を取った後、実を潰すように混ぜると、よりえぐみを感じにくくなるのでおすすめです。
  • 他のベリージャムを作る際に入れるペクチン(レモンやクエン酸)は不要です。ジャムを固めるためにペクチンは必要なのですが、クランベリーはもともと酸味が強く、ペクチンを加えずともしっかり固まります。
  • 糖分が気になるからと砂糖を控えめにしたい場合でもフルーツの重さの4割以下(上記のレシピだと150g以下)にするのは避けましょう。

    少なめの砂糖でジャムを作ると、さっぱりとした味になりそれはそれでとても美味しいジャムになります。しかし、4割以下にしてしまうともともとある酸味と苦味が気になってしまう可能性があります。

クランベリージャムのアレンジ方法

一番オーソドックスな使い方はパンにつけて食べる方法でしょう。パンの中でも、クランベリージャムを使うならライ麦パンがおすすめです。

クランベリーは少し酸味のある食べ物と相性が良いとされています。そのため、ヨーグルト合わせても美味しくいただけますよ。

ジャムを炭酸水や牛乳で割って作るジュースもおすすめ。お酒で割ってジャムサワーにすることも可能です。

まとめ

生クランベリーの購入場所や、食べ方を紹介しました。そのままでは美味しくいただけない生のクランベリーも、ちょっと手間を加えるだけで美味しく食べられます。

クランベリー好きな方や生のクランベリーに興味のある方は、ぜひ試してみてください。

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