コーヒーの作り置きは体に悪い?酸化して風味が落ちる!保存や飲み方も

コーヒーをいつでもすぐに飲めるようにあらかじめ作っておきたいと考える人は多いのではないでしょうか。コーヒーを作り置きしても淹れたての美味しさは保たれるのでしょうか?そもそも、コーヒーは作り置きできる?この記事では、

  • コーヒーの作り置きは体に悪い?
  • 保存方法
  • 美味しいコーヒーの飲み方

これらのテーマについてご紹介いたします。

コーヒーの作り置きは体に悪い?

多くの飲食店ではコーヒーを作り置きしていませんよね。淹れてから30分以上経過したら破棄するところがほとんどです。なぜなら、コーヒーは淹れた瞬間から酸化が始まってしまうから。ここでは、コーヒーの賞味期限と酸化するとどうなるかを紹介していきます。

賞味期限の目安

常温保存やコーヒーサーバーで保温している場合は、淹れてから30分以内で飲み切るようにしましょう。温かいコーヒーは酸化しやすいため、作り置きする場合は淹れてすぐに冷やし、冷蔵庫で保存するのがおすすめです。作り置きしたアイスコーヒーの賞味期限は24時間以内が目安です。

時間が経つと酸化して風味が落ちる

コーヒーは光や温度、空気に反応して酸化していきます。一度酸化した食品は元の状態に戻ることはほぼありません。淹れた瞬間からコーヒーの酸化は始まり、酸味が出て風味が落ちていきます。風味が気にならないなら作り置きも可能ですが、なるべく早めに飲み切りましょう。

消臭効果に注意

コーヒーのかすを脱臭剤や消臭剤に利用することがありますよね。それは、コーヒーがにおいを吸収しやすい性質を持っているからです。挽く前の豆の状態でもにおいを吸収する性質は同じため、保存・保管には注意が必要です。淹れたコーヒーも同じく、蓋をしないで冷蔵庫に保存すると冷蔵庫のにおいを吸収してしまいます。保存するならしっかりと密閉できる容器を使い、におい移りを防ぐようにしましょう。

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保存方法

コーヒーは冷蔵庫での保存がおすすめです。温かいままよりも酸化を遅らせることができるからです。保存するコーヒーを作る時も工夫すると、さらに酸化を抑えられます。ここでは、コーヒーの保存方法やおすすめのコーヒーの作り方について紹介します。

常温保存の場合

コーヒーはお湯で淹れると熱ですぐに酸化が始まります。常温に置いておくと酸化に加え、雑菌の繁殖の恐れもあります。そのため、常温保存はおすすめできません。魔法瓶などで保存したとしても、30分以内には飲み切るようにしましょう。

冷蔵保存の場合

コーヒーの作り置きには冷蔵庫での保存が最適です。冷蔵庫なら光に当たることもなく、低温に保たれます。食品温度が10℃上がると酸化スピードが2倍になるので、冷蔵庫で保存することで酸化スピードを抑えることができます。また、密閉できる保存容器に入れれば空気との接触を減らすことができます。作り置きするコーヒーは、水出しで抽出するのがおすすめです。水出しなら酸化を最低限に抑えるので長い時間美味しいコーヒーが楽しめます。インスタントコーヒーをぬるめの少量のお湯で溶いてから水と氷を加えて急冷したものでもOKです。水出しコーヒーを作るポットや、水出しコーヒーバッグなどを使用すると便利ですよ。

冷凍保存の場合

濃いめに淹れたアイスコーヒーを冷凍保存する方法もあります。製氷皿に冷やしておいたアイスコーヒーを流し入れて凍らせて、コーヒー氷を作って保存します。小さな氷ができる製氷皿を使えば飲む際に溶けやすい氷ができ、ゆっくり飲みたい場合は大きめの氷ができる製氷皿を使うと良いでしょう。

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美味しいコーヒーの飲み方

じっくりとコーヒーを淹れると、部屋中にコーヒーの香ばしい香りが漂ってリラックスできますよね。さらに満足度を高めるためにも、挽きたての豆を使ってコーヒーを淹れてみませんか。

コーヒーが持つ栄養や効能

コーヒーに含まれる栄養で最も知られているのはカフェインです。カフェインに期待できる効能は次の通りです。

  • 眠気や疲労感を取り除く
  • 集中力をアップさせる
  • 呼吸・運動機能を高める
  • 利尿作用
  • 偏頭痛を抑える

(参考:coffeemecca)

香りも味も挽きたてが一番

コーヒーは挽きたてが一番です。豆は挽いた瞬間から酸化が始まるので、家庭でコーヒーを淹れるときもドリップする直前に豆を挽きましょう。挽きたての豆を使ったコーヒーは、香りも味も一番ですよ。

身近な存在になってきたコーヒーミルがおすすめ

コーヒーミルは、焙煎したコーヒー豆を挽くための道具です。最近ではインテリアにもぴったりの手動式のミルや、時間も力も要らずにコーヒー豆が挽ける電動式のミルなどコーヒーミルも身近な存在になってきました。ニーズに合わせてミルを選ぶことができるので、試してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

コーヒーの作り置きをテーマにご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • コーヒーは酸化しやすいので作り置きする場合は淹れてすぐに冷やし、冷蔵庫で保存するのがおすすめ
  • コーヒーの作り置きには、水出しで抽出したコーヒーを冷蔵庫で保存するのがおすすめ
  • 挽きたての豆を使ったコーヒーは、香りも味も一番

飲みたい時に美味しいコーヒーが飲めたら最高ですよね。本来は淹れてからすぐに飲むのが美味しい飲み方ですが、水出しコーヒーを密封して冷蔵庫で保存しておけば24時間は美味しくいただけますよ。

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