「コーヒーを飲み過ぎると太る」という情報を聞いたことはありませんか?ブラックコーヒーならカロリーはなさそうなのに、太る原因は何でしょうか?また、「コーヒーはダイエットによい」「コーヒーを飲むと痩せる」という情報もあり、こちらも理由が気になりますよね。この記事では、
目次
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コーヒーの栄養や効能
コーヒーは約99%が水分でカロリーもほとんどありません。ごくわずかですがたんぱく質なども含まれています。ここでは、コーヒーの栄養や効能について紹介します。
コーヒーの栄養
コーヒーに含まれる主な栄養成分はコチラです。 カフェイン・クロロゲン酸・ポリフェノール・タンニン・ナイアシンなど
コーヒーの効能一覧
コーヒーには様々な効能が期待できます。
市販のコーヒーは糖分が多い
市販のコーヒー、特にカフェオレはとても甘いですよね。これは、砂糖がたくさん使われているからです。甘いコーヒーやカフェオレを頻繁に飲み過ぎていては太ってしまうので、飲む量には注意が必要です。
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コーヒーの飲み過ぎは太る?
「市販の甘いコーヒーを飲まなければ太らないのでは?」と思いますよね。しかし、市販のコーヒー以外でも、飲み過ぎて太る可能性があるんです。ここでは、コーヒーの飲み過ぎで太る原因を紹介します。
ストレスホルモン「コルチゾール」
体内には、ストレスをコントロールするコルチゾールというホルモンがあります。コーヒーに含まれるカフェインには、コルチゾールを増加させる作用があります。コルチゾールは、ストレスを受けた場合、脳からの刺激を受けて分泌量が増えるのでストレスホルモンとも呼ばれます。
コルチゾールの効能
コルチゾールは副腎皮質から分泌されるホルモンのひとつです。代謝の促進や免疫の抑制など、体にとってなくてはならないホルモンです。ステロイド系の炎症薬として治療にも使われています。
カフェインの覚醒作用で生活習慣が乱れる
コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があり、睡眠不足になって生活習慣が乱れてしまう場合があります。睡眠の質が悪化すると、成長ホルモンが十分に作られなくなる可能性があります。脂肪燃焼効果がある成長ホルモンが作られなくなると肥満に繋がります。
砂糖やミルクの摂取量も増える
コルチゾールが増加すると、食欲を抑える働きをするセロトニンが減少します。その結果、体が糖分を欲するようになり、普段よりも多くの糖分を摂ってしまい脂肪が増えてしまいます。脂肪分解の働きを抑制する作用もあるので太ってしまいます。
(引用:ヤクルト中央研究所)
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コーヒーの正しい飲み方
コーヒーを飲み過ぎなければ太ることはありません。個人差もありますが、1日に飲む量は3〜4杯までにしておきましょう。また、飲む時間帯や砂糖やミルクを入れる量にも注意が必要です。ここでは、コーヒーを飲んで太らないための、正しい飲み方について紹介していきます。
正しく飲めばダイエットに
カフェインは、摂り過ぎなければダイエット効果が期待できます。カフェインに含まれるリパーゼには脂肪の分解を促す作用があり、これによって脂肪燃焼効果が高まるためダイエットに繋がります。また、コーヒーには脂肪分解効果があるポリフェノールの一種クロロゲン酸も含まれています。
飲む時間や量や砂糖やミルクに注意
コーヒーを夜寝る前に飲むのは控えましょう。睡眠の質が落ちて成長ホルモンの生成に影響を与えてしまうからです。どうしても飲まずにいられない場合は、カフェインレスコーヒーがおすすめです。また、砂糖やミルクを入れる量にも注意が必要です。ブラックコーヒーではマグカップ1杯4kcalほどのカロリーが、砂糖やミルクを入れること20kcalくらいまで増える可能性があります。できればブラックで飲み、砂糖やミルクを使うときは控えめを心がけましょう。
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まとめ
コーヒーを飲み過ぎると太る理由などについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- コーヒーは約99%が水分でカロリーはほとんどない
- カフェインやクロロゲン酸、ポリフェノールなどの成分が含まれているコーヒーには眠気や疲労感を取り除く効果や抗アレルギー作用など、様々な効能が期待できる
- コーヒーに含まれるカフェインには、コルチゾールを増加させる作用や覚醒作用があり、太る原因を作ってしまう
コーヒーは飲む時間や量、砂糖やミルクに注意して正しく飲めばダイエット効果が期待できるコーヒーは飲み過ぎなければ太る心配はありません。正しく飲めばダイエット効果だって期待できます。ひと息つきたい時にぴったりなコーヒー、飲み方や飲む量に注意して美味しく飲みましょう。
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