ココナッツミルクは何歳からＯＫ?どんな栄養が含まれる?注意点は? |

乳アレルギーを持ったお子様の場合、食事にはとても気を使います。乳製品は様々な原料となるため、油断できません。今回は、そんな乳アレルギーをお持ちのお子様でも食べることができる、「ココナッツミルク」について詳しく紹介していきます。

ココナッツミルクは何歳から食べられるのか、食べさせる際の注意点などについて紹介していきます。ぜひ最後までチェックして見てくださいね。

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1 ココナッツミルクってどんなもの？
- 1.1 ココナッツの種の中にあるもの
- 1.2 栄養価が高い
2 ココナッツミルクは何歳から？
3 ココナッツミルクでアレルギーは出るの？
- 3.1 どんな食品でもアレルギーが出ることはある
- 3.2 食べさせるときの注意点
4 まとめ

ココナッツミルクってどんなもの？

そもそもココナッツミルクは、あまり日本人には馴染みのない食品です。というのも、ココナッツは温かい南国で収穫される食べ物ですから、国産ココナッツというものはなかなか目にしません。

原料としてもあまり使われないため、日本の方々にはあまり馴染みの無い食べ物ですよね。まずはココナッツについて詳しく紹介していきます。

ココナッツの種の中にあるもの

ココナッツとは、日本では「椰子（ヤシ）の実」とも呼ばれます。日本の原料で使用されているココナッツの100％は輸入品です。原産国は主に、タイ・インドネシア・フィリピンなどです。熱帯地域で育つ植物ですよ。

ココナッツミルクは、ココナッツの種の中の「胚乳」と呼ばれる部分で、乳白色でほんのりと甘味もあります。タイ料理やインド料理など、暖かい南国地域の調味料としてとても有名です。

栄養価が高い

ココナッツミルクが近年注目される一番の理由は、栄養素が高いことでしょう。牛乳よりも油分は豊富に含まれているため、カロリーは高いのですが、コレステロールが含まれていません。

また、ココナッツに含まれるオイルは植物性油脂のため、動物性の脂よりも体内で固まりにくいという特徴があります。中鎖脂肪酸と呼ばれる成分が多く含まれていることから、糖質制限ダイエットなどにもよく使われます。

カロリーや脂質は多く含まれていますが、糖質はとても少ないという特徴を持った食べ物です。うまく活用できれば、健康な体作りに役立ちますよ。

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ココナッツミルクは何歳から？

今回の本題でもある、「ココナッツミルクは何歳から食べられる？」といったことについて詳しく紹介していきます。

ココナッツミルクは離乳食が終わってから

ココナッツミルク食べさせても大丈夫な月齢については、様々な意見が挙げられています。

生後6か月でも大丈夫
1歳を過ぎてから
2歳を過ぎてからが良い
3歳までは食べさせてはいけない

このように、正直正解というものは見えてきません。というのも、ココナッツミルクには油分と食物繊維が豊富に含まれているため、子どもが消化不良などを起こす可能性もあるからです。

人種によって得意な食べ物や不得意な食べ物があります。日本人は、油分の多い食べ物をあまり得意としていません。万全を期すのであれば、3歳頃になるまではココナッツミルクは控えたほうが良いかもしれません。

牛乳の代わりに使える

乳アレルギーを持っているお子様は比較的多いです。特に乳幼児に多いアレルギーで、反応が強く、重篤なアナフィラキシーショックを起こす可能性が高いです。

乳アレルギーをお持ちのお子様の場合は、牛乳の代わりにココナッツミルクで代用することが可能です。そもそも乳アレルギーの原因は、動物性の乳成分に含まれる「カゼイン」と呼ばれるタンパク質が原因です。

ココナッツミルクは植物性油脂のため、タンパク質はあまり含まれていないため、カゼインも含まれていません。乳アレルギーのお子様でも食べることは可能です。

ただし、どんな食品に対してもアレルギーの可能性はあります。ココナッツミルクにも豊富な栄養素が含まれていますから、それらの成分に対してアレルギー反応を起こす可能性もあります。初めて食べさせる際は注意深く観察しましょう。

ミネラル補給に最適

ココナッツミルクと似た食品で、「ココナッツウォーター」という食品があります。ココナッツウォーターは、未成熟なココナッツの種子内に含まれる、透明な液体です。ココナッツミルクとは見た目が全く違います。

成分的にも大きく違い、脂肪分は含まれておらず、豊富な電解質を含んでいます。一般的なスポーツドリンクよりも、カリウムやミネラル、電解質が多く含まれているため、ミネラル補給に最適な飲み物です。

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