ココアを飲むとホッとしますよね。美味しいし、リラックスも出来て嬉しい飲み物です。ココアは毎日飲むと太ってしまうのでしょうか?毎日飲んだ場合の体への悪い影響はあるのでしょうか?
そして飲むタイミングはいつがいいのでしょうか?ココアについて知識を得ていきましょう。
今回は
- ココアは毎日飲むと太る?
- ココアに含まれる栄養成分と効果
- ダイエット中のココアの飲み方
- ココアの飲み過ぎは体に悪い?
これらのテーマでご紹介いたします。
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目次
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ココアは毎日飲むと太る?
カロリー・糖質量
ココアは美味しいので、毎日飲みたくなりますよね。しかし、ココアはカロリーと糖質量が高いので、毎日飲む太ってしまいます。
ココアには純ココアと調整ココアの2種類があります。
純ココア:原材料名に「ココアパウダー」とのみ表示されているものです。添加物や甘みの入っていないの入っていない、ピュアなココアパウダーのことです。
調整ココア:砂糖や香料や油脂類など、ココアパウダー以外の材料などが含まれており、お湯を注げば甘いココアができあがるものいいます。
純ココアと調整ココアの1杯あたり(5g)のカロリーと糖質は以下のとおりです。
品名 | カロリー | 糖質 |
純ココア | 13.8kcal | 0.9g |
調整ココア(合計値) | 163.9kcal | 15.5g |
ホイップクリームなどを入れるとさらにカロリー、糖質ともに高くなります。
砂糖が多く含まれる
調整ココアはお湯を注ぐだけで甘いココアが飲めます。調整ココアには砂糖が多く含まれているからです。調整ココアを飲みすぎると、 砂糖の過剰摂取 となりますので注意しましょう。
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ココアに含まれる栄養成分と効果
栄養素
ココアに含まれる主な栄養素は以下のとおりです。
- カカオポリフェノール(フラバノール、プロシアニジン)
- テオブロミン
- リグニン
- 食物繊維
効果効能
ココアの効果効能は以下のとおりです。
- ウオーミングアップ効果が持続する:ココアに含まれるカカオポリフェノールには、ウオーミングアップ(準備体操)の効果を持続させる働きがあります。
- 動脈硬化を抑制する:カカオポリフェノールが酸化を抑制し、コレステロールが血管に留まるのを防ぎ、動脈硬化を抑制する効果が期待できます。
- 脳の機能を改善する:テオブロミンには、大脳皮質を刺激し、集中力や記憶力を高める効果があります。
ある研究では、カカオポリフェノールが、脳の神経細胞の活動を促すたんぱく質を増やす働きがあるという報告もあります。 - 血流を促し、冷え・むくみを解消する:ココアに含まれるテオブロミンやカカオポリフェノールのフラバノール、プロシアニジンといった成分は末梢血管を拡張し、手足の血流を促す働きがあります。
この作用により、冷えや手足のむくみなどが解消します。 - 血圧を改善し、血管の健康を保ちます
- メタボを予防する:ココアに含まれる不溶性食物繊維様の一種のリグニンが、ぜんどう運動を活発化させ、コレステロール値を下げる効果があります。
- 紫外線による肌ダメージを軽減します
- 血糖値の改善:フラバノールを含むココアには、血糖値の改善が期待できると考えられます。また、試験では、善玉コレステロールを増やし、インシュリンの増加が見られたという結果もでています。
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ダイエット中のココアの飲み方
夜・寝る前飲まない
ココアはダイエット中は、夜や寝る前は脂肪が蓄えられやすいので飲むのを避けましょう。寝る前に少し気分を落ち着かせてリラックスしたいという方は、 純ココア を寝る前に飲むのもよいでしょう。
ここは飲むとほっとしたとがあると思います。これはココアにリラックス効果があるためです。
砂糖が入っていない純ココアが飲みづらい場合は蜂蜜を少し入れて飲むことをおすすめします。蜂蜜は、砂糖よりもカロリーが低く太りづらくなるためです。
1日1杯に抑える
ダイエット中であれば、ココアを飲むのは1日に1杯に抑えましょう。ココアはカロリーが高いので、飲み過ぎると太ってしまいますので、充分注意が必要です。
朝抜けおきにココアを飲むことがおすすめです。朝の空腹時にココアを飲むことで 腸を刺激し、便秘解消に効果が期待できます。
また、朝起きてすぐは体温が低い状態なので、ココアを飲むことで血行を良くしてくれる効果があるので、体が一気に温まります。
また、ココアは 代謝を上げ、脂肪も直積を抑える効果があります よ。
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ココアの飲み過ぎは体に悪い?
糖尿病
調整ココアにはおいしく飲めるように大量の砂糖が入っていますので、飲みすぎると糖尿病になるリスクがあります。
また一方で、一部の研究では、毎日少量のダークチョコレートを食べると、 糖尿病とインスリン抵抗性の予防に役立つ ことが示唆されています。
ダークチョコレートというのはカカオ分が多く、砂糖が少ないチョコレートのことをいいます。糖分の過剰摂取が糖尿病に繋がるということですね。
砂糖を含まないカカオそのものは健康に良いことがわかります。
純ココアのような無糖のカカオパウダーやカカオパウダーは、グリセミックインデックスが非常に低いので血糖値が安定しますので糖尿病のリスクは少ないでしょう。
肌荒れ
糖質の摂りすぎは肌荒れを引き起こします。調整ココアにはおいしく飲めるように大量の砂糖が入っていますので飲みすぎに注意が必要です。
ココアは肌荒れに効くという情報もありますが、それは砂糖が含まれていない純ココアのことです。 純ココアには抗酸化作用やデトックス効果、ターンオーバー促進効果などが見込め、肌に良い影響を与えます。
下痢・腹痛
ココアにはリグニンというカカオ豆由来の成分の食物繊維が多く含まれていて、便通をよくする効果があります。
適量を摂取していれば、便秘や硬便の解消になりますが、 飲み過ぎると軟便や下痢を引き起こすこともあります。
またミルクココアにはミルクの成分である 乳糖 が含まれており、これも 下痢を引き起こす原因の一つです。
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まとめ
この記事をまとめると
- ココアは美味しく飲めるように砂糖が大量に入っているので、毎日飲むと太るので注意が必要です。
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ココアに含まれる栄養成分と効果は以下のとおりです。
1.ココアに含まれるカカオポリフェノールはウオーミングアップ効果が持続する効果があります。
2.カカオポリフェノールが酸化を抑制し、コレステロールが血管に留まるのを防ぎ、動脈硬化を抑制する効果が期待できます。
3.テオブロミンには、大脳皮質を刺激し、集中力や記憶力を高める効果があります。
4.ココアに含まれるテオブロミンやカカオポリフェノールのフラバノール、プロシアニジンが血流を促し、冷え・むくみを解消します。
5.血圧を改善し、血管の健康を保ちます。
6.不溶性食物繊維様の一種「リグニン」がコレステロール値を下げ、メタボを予防します。
7.紫外線による肌ダメージを軽減します。
8.フラバノールを含むココアには、血糖値の改善や善玉コレステロールの増加、インシュリンの増加が期待できると考えられます。 - ダイエット中のココアの飲み方は夜や寝る前には飲むのをやめ、1日1杯までにしましょう。
- ココアの飲み過ぎは糖分の過剰摂取になり体に悪いので避けましょう。
ココアは美味しいですが、飲みすぎに注意が必要ですね。
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