世界中で、販売されているコカコーラ。独特な味と、爽快感がクセになりファンも多いですね。一方で「コカコーラを飲み過ぎると骨がとける」などの都市伝説を聞いたことがある人もいるでしょう。
この記事では、世界中で愛されながらも不安な都市伝説も聞くコカコーラゼロに副作用はあるの?毎日飲んだら体に悪い?の疑問に答えていきます。人工甘味料の危険性ついても書いていますので、ぜひ最後までお読みください。
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目次
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コカコーラゼロとは?
コカコーラゼロとは、「コカ・コーラの特別な美味しさ・爽快感・刺激を、カロリーゼロで楽しめるという製品特徴をストレートに表現しました。 「ゼロ」にはその他にも「保存料ゼロ」「合成香料ゼロ」という意味も込められています。」(コカコーラ社HPより引用)というコンセプトの元販売されている商品です。
近年の健康思考の高まりによって、従来のコカコーラよりも手にとる人が多いようです。
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コカコーラゼロは体に悪い?
カロリーゼロ、保存料ゼロ、合成香料ゼロ、というと体にいいようにも見受けられます。しかし、なぜかコカコーラゼロは体に悪いと噂されています。
「コカコーラと同じ味なのにカロリーゼロ、保存料ゼロ、合成香料ゼロなんて何か他に入れてるんじゃないのか」という疑念が「コカコーラゼロは、体に悪い」という噂に発展しているようです。
コカコーラゼロは本当に体に悪いのか、コカコーラとコカコーラゼロの原材料の違いを表にまとめました。
コカコーラ原材料 |
糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)/ 炭酸、 |
コカコーラゼロ原材料名 |
炭酸、カラメル色素、酸味料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK) |
原材料の表示は、一番多いものから記載されています。コカコーラの原材料をみると糖類が一番前に書いていることからも、糖質の高さがうかがえます。
次に100mlあたりの栄養価を比べてみました。(コカコーラ社HP参照)
コカコーラ | コカコーラゼロ | |
エネルギー | 45kcl | 0kcl |
タンパク質 | 0g | 0g |
炭水化物 | 11.3g | 0g |
脂質 | 0g | 0g |
糖質の表示がないと思った方もいるでしょう。炭水化物に、糖質と食物繊維の合計で表示するよう定められているからです。甘味料は人工的に甘みを感じるように作られた成分になります。
甘さを感じるけれど、糖質とは異なる成分になるので甘みがあっても糖類ゼロと表記されるのです。この人工甘味料が、体に悪いといわれる所以です。人工甘味料については、次に詳しく書いていきます。
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人工甘味料の危険性!毎日飲んだらどうなる?
人工甘味料の危険性は、多くの医師も指摘しています。どのような危険性がはらんでいるのか見ていきましょう。
糖尿病
糖尿病は、食事をして血糖値があがるとインスリンが分泌されて糖の代謝が始まるのですが、インスリンがうまく分泌できないのが糖尿病です。人工甘味料を多く摂取すると、当の代謝がうまくいかず糖尿病を発症したり、症状が悪化したりという懸念があるそうです。糖尿病の方は、糖類ゼロだからとコカコーラゼロ を飲み過ぎるのは控えた方がいいでしょう。
高血圧
高血圧は、常に血管に負担がかかっている状態です。医師から、糖質の多い食事は控えるように言われている方も多いのではないでしょうか。高血圧の方で糖質ゼロだからと、コカコーラゼロを飲む人もいるでしょう。糖質ゼロでも、糖の代謝異常を起こす可能性があるのでご褒美にたまに飲むくらいにしましょう。
太る
ダイエットをしている人や糖質制限をしている人は、糖質ゼロの製品をよく手にとるのではないでしょうか。
糖質ゼロ製品はダイエットの手助けにはなりますが、甘みが強く味覚がまひしてくるので、毎日飲むのは控えた方が良さそうです。
腸内環境の悪化
人工甘味料を食べることで懸念されていることのひとつに、腸内環境が悪化するという指摘があります。人工的に作られたものは、体への影響が未知数なものが多いです。
人工のものは、腸内で分解されずゴミとして便で排出するまでに時間がかかります。腸内環境が悪化する原因にもなるので、なるべく人工甘味料は控えて自然由来のものを食べた方がいいでしょう。
心疾患リスクの上昇
コカコーラゼロに使われている人工甘味料は、耐糖能といって、血糖値を正常に保つ働きを阻害する研究結果があります。
血糖値を正常に保てないと、血液を送り出す心臓への負担も大きくなります。心臓への負担が大きくなると、心疾患のリスクが上昇してしまうのです。
依存症
コカコーラゼロにはカフェインが使われているので、依存症のリスクも指摘されています。カフェインは少量であれば、眠気覚ましや頭をスッキリさせたい時に有効です。
しかし、炭酸の刺激とカフェインの刺激がくせになり依存する方もいます。適量をほどほどに飲むようにしましょう。
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ダイエットコーラで痩せたは嘘?
まずはダイエットコーラの原材料をみてみましょう。(コカコーラ社HPより引用)
ダイエットコーラの原材料
- 食物繊維(難消化性デキストリン)/ 炭酸、カラメル色素、酸味料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース)、香料、カフェイン
食物繊維が多く含まれているのがわかりますね。太っている方で便秘がちの人は、便通がよくなり痩せたという人もいるのでしょう。
けれど、何かひとつの食品を食べるダイエットは、一時的に痩せてもすぐにリバウンドする確率が高いです。ダイエットは、食事と運動のバランスを考えて地道に取り組みましょう。
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コカコーラゼロの健康被害
人工甘味料は体に良くないと分かったところで、コカコーラゼロを摂取することにより健康被害は出ているのでしょうか。
販売中止にも
2017年ナイジェリアで、コカコーラの成分は有害とした裁判の判決が出ている事例があります。コカコーラに含まれる、食品添加物の安息香酸などの基準値が高いためです。
食品添加物の基準値は国によって違うのですが、国連やコカコーラ社は健康への影響はないとの報告をしています。一時は販売中止にもなったのですが、成分を国の基準に合うように変えたようです。
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まとめ
ここまでコカコーラゼロに副作用はあるか?毎日飲んだら体に悪いなどについて書いてきました。
この記事をまとめると
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コカコーラゼロには、人工甘味料が使われている。人工甘味料は糖の代謝異常を引き起こす可能性もあるので、高血圧や糖尿病の人は飲み過ぎに注意した方がよい。
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コカコーラゼロはカフェインと炭酸と人工の甘さで、刺激的で依存性が出やすくなる。
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ダイエットコーラには食物繊維が多く含まれているので、便通がよくなる。ただし飲み過ぎるとお腹を壊すので注意が必要。
糖類ゼロ、カロリーゼロ、保存料ゼロと書かれているとつい手にとってしまう人も多いでしょう。
人工甘味料は現時点では、体への影響は未知数な部分があります。コカコーラゼロの飲み過ぎは控えて、たまのご褒美に楽しむようにしましょう、この記事があなたのお役に立てると嬉しいです。
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