チョコレートの賞味期限切れ半年でも食べることが可能?2年過ぎていた場合は?

チョコレートは若い世代から大人までどの世代にも人気のお菓子ですよね。冷蔵庫にいつも常備しているご家庭もあるかもしれませんね。たくさんのチョコレートを家に常備していると長い期間食べていないチョコレートも中にはあるのではないでしょうか?

ふと気がついた時にチョコレートを見てみると大分賞味期限が切れていたなんてことも。皆さんはチョコレートの賞味期限はご存知ですか?また賞味期限のチョコレートは食べても良いのかどうか気になりますよね。今回の記事ではチョコレートの賞味期限について紹介していきたいと思います。

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賞味期限・消費期限とは?

まず賞味期限とは何かということから説明していきます。 

賞味期限とは?
賞味期限とはその日付までは「品質が保たれているので、おいしく食べることができますよ」という期限を表します。賞味期限は品質が悪くなりにくい食品に表示されていることが一般的です。このような食品は賞味期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。賞味期限の食品例としてはスナック菓子や缶詰、冷凍食品などがあります。

賞味期限と対になる存在にある消費期限も説明していきますね。

消費期限とは?
消費期限とは賞味期限とは違い「その日付までは食べることができます」という期限の事を言います。お弁当や生肉、生魚などの品質が悪くなりやすい食品などに表示されています。消費期限を過ぎているものに関しては食べると食中毒に繋がることがあるため、食べてはいけません!消費期限の食品例としてはショートケーキ、サンドイッチ、お弁当などがあります。

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チョコレートに表示されているのは賞味期限

消費期限と賞味期限の違いについて分かったところで、チョコレートの話題に移りましょう。チョコレートは品質が悪くなりにくいので賞味期限が決められていることが一般的です。メーカーによっても種類によっても異なりますが、数ヶ月のものから1年以上のものまであるようです。

ですので賞味期限が切れたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません。

板チョコは腐りにくく、生チョコは傷みやすい

チョコレートの種類には板チョコのように水分がほとんどないものがある一方で、生チョコのように生クリームが含まれていて柔らかくなっているチョコレートがあります。

水分がほとんどない板チョコのようなチョコレートは、細菌が繁殖しにくいので賞味期限が比較的に長く設定されています。しかし生チョコのような水分を多く含むチョコレートに関しては、細菌が繁殖しやすいので早めに食べなければなりません。

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賞味期限からどれくらい過ぎても食べられるの?

では次は保管していたチョコレートが賞味期限を過ぎていた場合、どれくらいの期間であれば食べることができるかについて紹介していきたいと思います。

賞味期限の1.5倍の長さであれば問題なし

保管しているチョコレートの賞味期限が切れていたとしても、基本的にはそれほど長い期間切れているわけでないのであれば食べることができます。ただし風味は損なわれている可能性があるので注意しましょう。

一般的に賞味期限は、元々設定されている期間の1.5倍程度であれば問題なく食べることができるということです。例えば製造日が1月1日で、賞味期限が1年間あるとしたら、賞味期限が切れた次の年の1月1日から6月1日くらいであれば問題なく食べることができるということです。

ただしこれはメーカーや種類によっても異なりますので、この期間内でも少し食べてみてあまりにも風味が落ちているようであれば食べるのをやめた方が良いでしょう。

賞味期限が2年や3年過ぎていても大丈夫?

皆さんの中には保管していたチョコレートの賞味期限が2年以上切れていたという方もいるのではないでしょうか。チョコレートは水分を含まないタイプであれば基本的に腐らないという話を行いました。さらに冷蔵庫に入れていたのであればなおさら品質は保たれます。

冷蔵庫に入れていて2年以上過ぎた場合なら、チョコレートを食べる事は出来ると思いますがかなり味が落ちているかもしれません。少し食べてみて何か違和感があったらすぐに食べるのをやめましょう。

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保管していたチョコレートが白く変色した場合

保管していたチョコレートを見てみたら表面が白っぽくなっていたという経験はありませんか?変色しているということは悪くなってしまったのではないのか心配になりますよね。ですがチョコレートの場合は適切に保存していても、チョコレートの表面が白くなる場合があります。ちなみにチョコレートの箱などに注意書きとして書いてある場合が多いです。

このチョコレートの表面が白くなる原因は、チョコレートに含まれているココアバターが分離して表面に出てきたものですので品質に変化はありません。ちなみにこの現象をブルーム現象というようです。

ブルーム現象の他にも、急激な温度変化でチョコレートの表面に水滴がついてしまい、そこから砂糖が溶け出して白くなることもあるようです。チョコレートは基本的にあまり傷まない食品ですので、問題なく食べることができますが風味が損なわれている可能性もありますのでなるべく早めに食べる方が良いでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?チョコレートに関しては賞味期限をそこまで気にしなくてもよいということがわかりましたね。ですがチョコレートを美味しく食べるためには、なるべく賞味期限内に食べきることのできる量のチョコレートを購入するようにしたほうが良いでしょう。

この記事をまとめると

  • 賞味期限は切れても食べることができる!
  • 消費期限は切れていたら食べてはいけない!
  • チョコレートは板チョコであれば傷みにくいので保管期間が長い!
  • チョコレートの表面が白くなっている場合も基本的には食べることができる!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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