チョコの日持ちは?賞味期限切れ2年・5年・10年?白い粉の正体は?

チョコレートといえば私たちの生活の中に一番よく馴染んでいるお菓子ではないでしょうか。子供から大人まで誰もが大好きなチョコレートは、現在ではかなり様々な種類がありますよね。私は通常の板チョコよりも生クリームを入れた生チョコがとても大好きで、たまに自分で作ってコーヒーと一緒にリラックスタイムを過ごしています。

そんなチョコレートですが一度にたくさんは食べられないので保管することが多い食品でもありますよね。ですがどれくらい日持ちする食材なのかと言うとあまりピンと来ませんよね。

今回の記事ではチョコレートの賞味期限、保存方法、美味しく食べるひと工夫について解説していきたいと思います。 

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チョコレートってどれくらい持つの?

まずはおさらい

まず賞味期限とは何かということから説明していきます。 

賞味期限とは?
賞味期限とはその日付までは「品質が保たれているので、おいしく食べることができますよ」という期限を表します。賞味期限は品質が悪くなりにくい食品に表示されていることが一般的です。このような食品は賞味期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。賞味期限の食品例としてはスナック菓子や缶詰、冷凍食品などがあります。

賞味期限と対になる存在にある消費期限も説明していきますね。

消費期限とは?
消費期限とは賞味期限とは違い「その日付までは食べることができます」という期限の事を言います。お弁当や生肉、生魚などの品質が悪くなりやすい食品などに表示されています。消費期限を過ぎているものに関しては食べると食中毒に繋がることがあるため、食べてはいけません!消費期限の食品例としてはショートケーキ、サンドイッチ、お弁当などがあります。

チョコレートに表示されているのは賞味期限

消費期限と賞味期限の違いについて分かったところで、チョコレートの話題に移りましょう。チョコレートは品質が悪くなりにくいので賞味期限が決められていることが一般的です。メーカーによっても種類によっても異なりますが、数ヶ月のものから1年以上のものまであるようです。

ですので賞味期限が切れたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません。

板チョコは腐りにくく、生チョコは傷みやすい

チョコレートの種類には板チョコのように水分がほとんどないものがある一方で、生チョコのように生クリームが含まれていて柔らかくなっているチョコレートがあります。

水分がほとんどない板チョコのようなチョコレートは、細菌が繁殖しにくいので賞味期限が比較的に長く設定されています。しかし生チョコのような水分を多く含むチョコレートに関しては、細菌が繁殖しやすいので早めに食べなければなりません。

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賞味期限でも食べられる?

では次は保管していたチョコレートが賞味期限を過ぎていた場合、どれくらいの期間であれば食べることができるかについて紹介していきたいと思います。

賞味期限の1.5倍の長さであれば問題なし

保管しているチョコレートの賞味期限が切れていたとしても、基本的にはそれほど長い期間切れているわけでないのであれば食べることができます。ただし風味は損なわれている可能性があるので注意しましょう。

一般的に賞味期限は、元々設定されている期間の1.5倍程度であれば問題なく食べることができるということです。例えば製造日が1月1日で、賞味期限が1年間あるとしたら、賞味期限が切れた次の年の1月1日から6月1日くらいであれば問題なく食べることができるということです。

ただしこれはメーカーや種類によっても異なりますので、この期間内でも少し食べてみてあまりにも風味が落ちているようであれば食べるのをやめた方が良いでしょう。

賞味期限が2年や3年過ぎていても大丈夫?

皆さんの中には保管していたチョコレートの賞味期限が2年以上切れていたという方もいるのではないでしょうか。チョコレートは水分を含まないタイプであれば基本的に腐らないという話を行いました。

冷蔵庫に入れていて2年以上過ぎた場合なら、チョコレートを食べる事は出来ると思いますがかなり味が落ちているかもしれません。少し食べてみて何か違和感があったらすぐに食べるのをやめましょう。

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白い粉がついたチョコは美味しくない?

冷蔵庫からチョコレートを出した時に買った時にはついていなかった白い粉のようなものがついている場合のありませんか?白い粉と言うとなんとなくカビをイメージしてしまいがちですが、実はこれは結露によって生じる「シュガーブルーム」か原材料の一つであるカカオバターが分離して結晶化した「ファットブルーム」のいずれかです。

シュガーブルームやファットブルームがついていても、食べるのには問題ありませんがチョコレート特有の香りが落ちてしまう原因になってしまうので、なるべく白い粉がつかないように保存することが大切です。

チョコレートを冷蔵庫で保存するなら、アルミホイルで包んでその上からジップロックなどの透過性の低い密閉容器に入れることで光と湿気の両方からチョコレートを守ることができますし、白い粉がつきづらくなります。

常温に戻してから食べた方が美味しく感じる?

冷蔵庫から取り出したばかりのチョコレートというのは、実は冷たすぎて口どけがとても悪い状態です。チョコレートの口どけはココアバターという成分が関係しているのですがココアバターが溶け出して口どけの良い美味しい状態のチョコレートになるにはチョコレートが20℃前後である必要があります。

少し手間ではありますがチョコレートを冷蔵庫から出したら常温で少し時間をおいてから食べる方が美味しく感じられるんですよ!ぜひ一度やってみてくださいね!

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • 板チョコは腐りにくく生チョコなどは腐りやすい
  • チョコレートは種類やメーカーによっても賞味期限が異なるので食品表示を確認しよう
  • 賞味期限が切れても1.5倍の長さであれば食べることができる
  • 白い粉が付いている状態が長く続くと風味が落ちてしまうので早めに食べよう
  • 冷蔵庫に保管したチョコレートは常温に戻した状態が一番美味しく食べられる

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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