チーズケーキ(レア・スフレ・ベイクド)は何歳(いつ)からから食べられる?

お呼ばれや手土産にチーズケーキをごちそうになったり、あるいは差し上げる機会もあるのではないでしょうか!小さなお子さんがいる時に、用意したらいいのか?そもそも食べ与えてもいいのかわからなくて困ったことありませんか?今回は

  • レア・スフレ・ベイクド3種のチーズケーキを与えていい時期は?
  • 子どもにチーズケーキを与える場合の注意することは?
  • チーズケーキ以外のケーキを与えていい時期は?
について紹介をします。

 

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チーズケーキは何歳から食べられる?

チーズケーキを大まかに分けるとしたら以下の3種類になります。基本の原材料は、チーズ・牛乳・卵・ヨーグルトなどの乳製品や小麦粉、ゼラチンなどです。だいたい9ヶ月から1歳半ごろまでに食べられるようになる材料ばかりです。

しかしケーキに仕上げたものは3歳以降がベストとされています。さてそれはなぜでしょうか?

乳幼児から幼児のエネルギーの食事摂取基準になります。(参照資料:日本人の食事摂取基準抜粋)

身体レベル 推定エネルギー量(kcal/日)
乳児     9~11ヵ月 700 650
乳幼児    1~2歳 1000 900
幼児     3~5歳 1300 1250

ベイクドチーズケーキ

チーズケーキの王道ともいえる焼いたチーズケーキです。主な原材料と作り方は以下となります。

主な材料  クリームチーズ・卵黄・小麦粉・生クリーム・ヨーグルト・バター・レモン汁
作り方  材料を混ぜて型に流し込みオーブンで焼いて完成。
 特徴  食べ応えのあり、時間の経過とともにふんわり食感からしっとりとした濃厚な味が楽しめます。

スフレチーズケーキ

スフレはフランス語で、膨らんだという意味になります。主な原材料と作り方は以下となります。

主な材料  クリームチーズ・牛乳・卵白・バター・コーンスターチ
 作り方  材料を混ぜて型に流し込み、湯せんで蒸し焼きにして完成。
 特徴  ふわふわの食感でさっぱりとしたケーキになります。

レアチーズケーキ

レアとは生を意味し焼かない、蒸さないゼラチンで固めたチーズケーキになります。噛まなくていいので小さい子どもでも食べやすいでしょう。

 主な材料  クリームチーズ・生クリーム・ヨーグルト・ゼラチン・レモン汁
 作り方  材料を混ぜて冷やし固めたら完成。
 特徴  クリーミーな味わいでさっぱりしています。プリンのような食感になります。子どもには好ましい食感になります。
  • ベイクドチーズケーキ   179kcal/50g
  • スフレチーズケーキ    132kcal/50g
  • レアチーズケーキ     189kcal/50g

各チーズケーキの原材料を見ての通り脂肪分が含まれるクリームチーズや生クリーム、バターを使用しています、 乳児(9~11ヵ月)や乳幼児(1~2歳)では、消化機能が弱いので身体的に影響を及ばすことも考えられます。 

また消費するエネルギー量よりも多くなってしまうので、肥満等に気をつける必要があります。身体機能や推定エネルギー量から考えて3歳以降に食べるのが理想となります。

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子どもにチーズケーキを与える時の注意点

幼児期になると食べるものも増えてアレルギーの有無や個々の食べる量も次第にわかるようになります。ではチーズケーキを与える時の注意点はなんでしょうか!

食べられる量

3歳以上の子どもは食事だけでは補えない栄養素を間食で摂取する必要があります。一般的には1日に200kcalといわれていますが、3〜5歳の推定エネルギー量で考えると10〜15%(約100〜150kcal)になります。チーズケーキの重量で考えるなら、約30〜40gです。

  • ベイクドチーズケーキ  144kcal/40g
  • スフレチーズケーキ   106kcal/40g
  • レアチーズケーキ    151kcal/40g

アレルギー

チーズケーキは、原料に鶏卵や牛乳、小麦粉を使用します。乳児の食物アレルギーの原因となりやすい食べ物です。早ければ生後1〜3ヶ月頃からアトピー性皮膚炎が見られる赤ちゃんは、食物アレルギーと合併して発症することもあります。

皮膚炎などの湿疹が続く場合は、離乳食開始前に医療機関を受診しましょう。

他のケーキはいつから食べられる?

誕生日などお祝い事にケーキを用意したいと考えれば、チーズケーキだけでなく他のケーキも食べてもいいのか気になります。では、どのケーキをいつ食べさせていいのでしょうか?チーズケーキと同様に原材料とカロリーでみていきましょう。

ショートケーキ

生クリームは1歳以上であれば食べ与えても特に問題はないとされています。ただし、ショートケーキの生クリームは、「油」と考えればそう多くは与えられません。 ショートケーキ 100gあたり308kcal対して40gであれば124kcalです。 

この量では1歳児に多いので、ほんの少し(生クリームとスポンジケーキ)大さじ1程度なら消化機能に負担はないでしょう。

シフォンケーキ

主に小麦粉、砂糖、卵なのでシフォンケーキだけであれば、後期(カミカミ期)食に小さく角切りして少し与えても問題ないでしょう。シフォンケーキは、 100gあたり290kcalで 40gあたり116kcalになります。 

チョコレートケーキ

チョコレートそのものが糖質が高く、その上 チョコレートケーキとなると100gあたり369kcalで40gでも148kcalになります。 1歳半以降に小さく角切りを少量を与える程度で考えましょう。 

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まとめ

以上になります。いかがでしょうか。

この記事をまとめると

  • レア・スフレ・ベイクド3種のチーズケーキを与えていい時期は、身体機能が落ち着つき推定エネルギー量が増えた3歳以降にしましょう
  • 子どもにチーズケーキを与える時の注意点は、食べる量とアレルギーです
  • 3~5歳の間食量は、推定エネルギー量の10~15%、チーズケーキの重量で考えると約30~40gです
  • チーズケーキは、乳児の食物アレルギーの原因となる鶏卵や牛乳、小麦粉を使用するので、離乳食が始まる前から健康状態に配慮しましょう
  • ショートケーキは1歳以上、シフォンケーキは9~11ヶ月の後期食からでチョコレートケーキは、1歳半頃を目安に与えるようにしましょう

与えすぎ食べ過ぎに気をつけてくださいね!

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