カステラは冷凍保存?常温との違いは?正しい解凍方法も解説!長期保存は冷凍で!

昔ながらの優しいおやつ、カステラ。素朴な甘さや、黄色くて幸せな見た目に魅力を感じ、定期的に食べたくなる方も多いのではないでしょうか?

筆者もそんな魅力に惹かれ、つい大きい1本売りのものを購入してしまうのですが、いつも1回のおやつでは食べ切れず…。毎日ちまちま食べられたら幸せなのですが、気になるのはやはり保存方法です。ふわふわ食感のまま、本来の美味しさを失わずに長く楽しむ為には、どうすれば良いのでしょうか?多くの方が気になっているであろうこの問題を、これからわかりやすく紹介していきます。

  • カステラは冷凍保存できる?
  • 常温保存でも大丈夫?
  • 冷凍カステラの解凍方法は?
  • 冷凍カステラのアレンジ方法

これらのテーマについて紹介いたします。

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カステラは冷凍保存できる?

結論から言えば、冷凍保存はできます!ですが、失敗すると美味しさを失ってしまったり、パサパサになってしまいそうですよね。詳しい保存の仕方やコツなど、以下をご覧ください。

長期保存なら冷凍で!

多くの食品が冷凍保存で長持ちさせられるのと同様に、カステラの長期保存も冷凍が1番。レシピ投稿サイトやSNSなどの声を拾っても、カステラを冷凍している方は多く、中には冷凍した方が美味しいという声もありました。ただ、品質を保つ為にはやはりコツが必要です。

カステラ保存のコツ
  • コツ①…1切れずつラップで包むこと。手間ではありますが、水分が飛んでパサパサになるのを防ぐため、重要な工程です。パンなどでも同じですよね。
  • コツ②…フリーザーパックなどで更に密封すること。カステラ以外でもそうですが、霜が付いてしまうのは食品保存において大敵です。味や品質が劣化してしまうのはもちろん、長期保存の場合はカビを防ぐ目的もあるので、絶対に行ってください。
 空気に触れさせなければ、比較的質を落とさずに数ヶ月〜半年間は保ちます 。もちろん、賞味期限内の開封したてに勝るものは無く、できるだけ早く食べ切るに越したことはありません。どうしても期限内に食べ切れない時のみ、空気に触れないように冷凍するのが良いですね。

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解凍方法は?

気になる解凍方法ですが、 密封したまま自然解凍するのが最適! 食べたい分だけ冷蔵庫に移動して、数時間かけて解凍するのがお勧めです。

せっかく密封状態で冷凍しても、解凍時に劣化させてしまっては本末転倒です。特に電子レンジなどは水分が飛びやすく、カステラのしっとり感が無くなってしまうのでお勧めしません。温める必要もない食べ物ですし、あえて冷やして食べる方も多い位冷たいカステラは美味しいので、解凍したらすぐ食べるのが良さそうですね。

常温保存でも大丈夫?

もちろん、消費期限内であれば常温保存できます。本来は常温で食べるお菓子ですし、それで充分美味しいので、お土産にも最適ですね。

正しい常温保存の方法

未開封であれば、消費期限内に常温保存しておく事に問題はありません。直射日光や高温多湿な場所を避け、なるべく室内の涼しい場所で保存しましょう。

必ず密閉する

手作りの場合など充分な包装がされていない場合は、しっかり密閉する必要があります。カステラのしっとり感は水分が少なくなると失われてしまう為、品質を劣化させないように必ず行いましょう。

また、空気に触れることによって菌が繁殖したり、湿度が高いとカビてしまう場合もあるので、保存環境には注意します。

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冷蔵保存でも大丈夫?

もちろん冷蔵保存もできます。夏場は特に冷蔵庫に入れておけば安心ですし、「冷やしカステラ」と呼ばれるほどに、あえて冷やして食べる層も実は多く存在します。冷蔵保存をお勧めしているメーカーも多くあるので、まずは保存方法の表記を確認しましょう。

正しい冷蔵保存の方法

ただ、注意してほしいのは、消費期限を延ばすための保存方法では無いという事。もちろん劣化もしますので、消費期限内に食べるのはマストです。

また、乾燥を防ぐ為に必ず密閉した状態で冷蔵庫に入れましょう。手作りの場合は、粗熱が取れてから、密閉できる容器に入れておくのが良さそうですね。

開封後は冷蔵庫で!

すぐに食べ切る場合は常温で問題ありませんが、開封後何回かに分けて食べる場合は必ず冷蔵保存しましょう。開封後は一気に劣化が進むので、密閉はマスト。袋の口をテープでしっかり留めるか、ジッパー袋、タッパーなどの容器に入れるのがお勧めです。

少し手間ですが、容器や袋に綺麗に入っていた方が、冷蔵庫内の収納にも良さそうですね。また、購入時に品質保持剤が同封されていた場合は、それも一緒に入れておきましょう。

冷凍カステラのアレンジも?

さて、ここまで保存方法について紹介してきましたが、問題なのは保存したカステラをどう食べるか。最初の方でも少し述べたように、実は冷凍したまま食べるカステラは新食感のスイーツとして、コアなファンが増え続けるほどの名品。

冷凍してもガチガチにはならない食べ物なので、冷凍庫からだして少し待てばひんやりもっちり!筆者も始めて冷凍カステラに出会ったときには、革命的な感動を覚えました。そんな冷凍保存したカステラをさらに美味しく食べるため、ひと手間の簡単レシピを紹介します。

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カステラアイス

甘いスポンジにじゅわっと染みる牛乳は病みつき間違いなし!レシピと言って良いのかわからないほど簡単な、激うまスイーツです。

【材料】

カステラ1切れ / 乳約50ml

【作り方】

  1. ラップを敷いたお皿にカステラを置き、牛乳を染み込ませるように、ゆっくり全体にかけます。
  2. 全体に染み込んだらそのままラップで包み、2〜3時間冷凍すれば出来上がり!

    ほぼ待つだけの簡単スイーツ、おやつの時間が待ち遠しくなりますね。

カステラケーキ

カステラアイスのさらに進化系。フレンチトーストのようなプリンのような?新食感でリッチな味わいのアイスケーキです。おうちでプチ贅沢したい時にお勧めです!


【材料】

カステラ2切れ / 牛乳約100ml / お好みのジャム適量


【作り方】

  1. カステラはそれぞれ半分の薄さに切る。
  2. タッパーなどの容器にカステラを入れ、牛乳を染み込ませるように、ゆっくり全体にかける。
  3. ラップを敷いたお皿に②を1枚乗せ、ジャムを適量塗り、カステラをもう1枚被せる。
  4. ③を繰り返して、全て重なったらそのままラップで包み、2〜3時間冷凍すれば出来上がり!

    ジャムはどんな種類でも大丈夫です。お好みで生クリームなどをトッピングすると、更に豪華になりそうですね。

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まとめ

この記事をまとめると

  • カステラは、正しく冷凍保存すれば数ヶ月〜半年は保つ!
  • どの保存方法でも、美味しさを保つ為には密閉が必須!
  • 1回で食べきれない場合、また飽きがきてしまった場合はアレンジを楽しんで!

カステラの保存方法やアレンジレシピについて紹介してまいりましたが、いかがでしたか?どんな保存方法も、賞味期限内の開封したてに勝る事はないので、なるべく早めに食べ切りましょう!

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