カシューナッツアレルギーの対処法や治し方は?死亡事例はある?

ナッツを食べてアレルギー反応が起こる場合があります。その中でもカシューナッツアレルギーの対処法や治し方は?死亡事例はある?

大人になってからでもアレルギー反応が出る可能性があります。油断することなくしっかり対策するようにしましょう。

そこで今回は、

  • カシューナッツとは?
  • カシューナッツアレルギーってどんな症状?
  • 対処法や治し方
  • 死亡事例について
  • 気をつけたい食べ物

これらのテーマについて調べてみます。

カシューナッツアレルギーについて詳しい予防方法も調べていますので、じっくり読んでみてください。

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カシューナッツアレルギーとは?

 

まずカシューナッツとはどんな食べ物か見ていきたいと思います。またアレルギーになるとどういった症状が出るのでしょうか?ここで確認していきましょう。

カシューナッツとは?

カシューナッツについて以下にまとめました。

学名

Anacardium Occidentals

分類 ウルシ科カシューナットノキ属
原産地 ブラジル
和名

カシューナットノキ

カシュー

収穫期 2月〜4月

カシューナッツはカシューの木の実になります。その種の部分が食用のカシューナッツです。火に炙って食べることができます。

カシューナッツの主成分は「脂質」で、オレイン酸などの不飽和脂肪酸が豊富です。そのため悪玉コレステロールを減らしたり、老化を防ぐ効果があります。

カシューナッツアレルギーとは?

カシューナッツアレルギーとは、体内の免疫がカシューナッツのタンパク質を有害物質だと判断して排出しようとする反応のことです。この反応は、生体にとって不可欠な生理機能と言われています。カシューナッツでアレルギー症状が出る場合は、同じウルシ科のピスタチオやマンゴーでもアレルギー反応が出る可能性があるので注意が必要です。これらのうちどれか1つでアレルギーの症状が出た場合は、病院で検査することをおすすめします。

カシューナッツアレルギーってどんな症状?

カシューナッツを食べてアレルギー反応が出た場合、どんな症状が起きるのでしょうか?

以下にまとめました。

  • 皮膚や口の周りが赤くなる
  • 唇や喉の痒み
  • 皮膚の痒みや乾燥
  • 皮膚に赤い発疹が出でくる
  • 吐き気や下痢
  • 腹痛
  • アナフィラキシーショックが起きる

 

これらの症状が出た場合はすぐに摂取をやめてください

アレルギー症状の中で最も危険なのが、「アナフィラキシーショック」になります。アレルギー反応が重篤化すると、呼吸困難や意識障害、呼吸困難などを引き起こします。この場合速やかな処置が必要になります。

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カシューナッツアレルギーの対処法や治し方は?

今までアレルギー症状が出なかった人でも、突然アレルギー反応が出る場合も考えられます。そんなときはどのように対処したらいいのでしょうか?また治し方はあるのでしょうか?

カシューナッツアレルギーの対処法

カシューナッツを食べてアレルギー反応が出た場合は、食べてから数分後〜数時間後以内に症状が現れます。軽度の場合は、安静にしてしばらく様子を見てみましょう。数時間経っても症状が変わらない時や、更にひどくなった場合はすぐに医療機関を受診してください。医療機関は症状にあわせて内科や皮膚科、耳鼻科などで受けることができます。

しばらく様子を見て良くなった場合でも、今後またカシューナッツを食べると症状が出る可能性が高いです。自分がどの物質でアレルギー反応が起こるのか調べておくことが非常に大切になってきます。積極的にアレルギー検査を受けるようにしましょう。

カシューナッツアレルギーの治し方

基本的にカシューナッツアレルギーになってしまった場合の治し方はありません。しかしカシューナッツを身体に取り入れないことでアレルギー反応を未然に防ぐことができます。成分表をしっかり確認して、アレルギー反応が起きる物質を避けるように心がけましょう。

また、頻繁に症状が出てしまう場合は、医療機関で抗アレルギー薬を処方してもらうことで症状を最小限に抑えることができるので病院を受診するようにしてください。

死亡事例はあるの?

カシューナッツアレルギーでの死亡事例はあります。これは「アナフィラキシーショック」によるものになります。重篤な方でアレルゲンを摂取してから死亡するまで30分足らずのケースもありました。特に小さい子供がいる家庭で注意が必要です。

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気をつけたい食べ物

アレルギー

カシューナッツでアレルギー症状が出る場合は、摂取をしない方がいいことが分かりましたね。カシューナッツそのものだと避けることができますが、見た目だけだと中に含まれているかわからない場合もあります。詳しく見ていきましょう。

ケーキやクッキーなどのお菓子

カシューナッツはケーキクッキーなどのお菓子に使われていることがあります。上に乗っている場合は分かりやすいですが、生地の中に混ぜて作られている場合は注意が必要です。チョコレートアイスクリームにも使用されている可能性もあるので、成分表記をよくチェックしてください。

サラダやドレッシング

カシューナッツはサラダのトッピングドレッシングの中に粉末状やペーストとして入っている場合があります。イタリア料理などではソースとして使われることがあります。外食する際、少しでも気になった時はお店の人に必ず確認しましょう。アレルギーがあることを伝えると使わないメニューを提供してもらえる場合もあるので、先に申告するのがいいかもしれません。

意外な食べもの

カシューナッツは意外にもカレーラーメンのスープにも使われている場合があります。これだと気が付きにくいですよね。また揚げ物の油に含まれていることもあるので、成分表記は常にチェックするようにしましょう。記載がなくても確認できる場合は、直接問い合わせてみてください。

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まとめ

今回は「カシューナッツアレルギーの対処法や治し方は?死亡事例はある?」を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • カシューナッツアレルギーは体内の免疫がカシューナッツを有害物質だと判断し起こる
  • カシューナッツを食べて痒みや赤みなどの症状が出た場合すぐに摂取をやめる
  • アナフィラキシーショックが起こった場合速やかに病院を受診する
  • 最悪な場合死に至るケースもあるので摂取は充分に注意する
  • カレーやラーメンのスープなどにもカシューナッツが含まれている場合があるので成分表記をしっかり確認する

アレルギー反応が起こった場合、判断を間違えると大変になることが分かりましたね。食事をする際は、成分表記に目を通すように心掛けましょう。

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