カルダモンは妊娠中におすすめ?スパイスの各種の妊婦に及ぼす効果を解説!

妊娠中は、おなかの赤ちゃんへの影響を考えると食べ物に対して特に慎重になってしまうもの。また妊娠中は、つわりや便秘といった体の不調も起こりやすい時期と言えます。 これらの不調を体の内側から改善してくれるのが、カルダモンを始めとしたスパイス類です。 

しかし、妊娠中にスパイスを摂取することに問題はないか心配になってしまう方も多いと思います。

そこで今回は、カルダモンを妊娠中に摂取することに問題はないのか、また妊娠中に摂取出来るおすすめのスパイスについて解説します。

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カルダモンは妊娠中におすすめ?

カルダモンは、適量であれば妊娠中に摂取しても問題はありません。ただし、 妊娠中におけるスパイス類の過剰摂取は避ける必要があります。何故ならスパイスの中には、血液循環効果を高めたり、子宮の収縮を促す効果があるものが存在するためです。 

では、カルダモンを適量に摂取することによって、妊娠中にどのようなメリットがあるのでしょうか。

吐き気に効果的

妊娠中に特に起こりやすいの症状は、なんといっても「つわり」でしょう。つわり」は一般的に妊娠5週目位から始まりピークは8~10週目あたりと言われています。 カルダモンの効能には吐き気を抑える効果があるため、妊娠中に摂取することで辛い「つわり」の症状を緩やかにすることが期待できます。 

ティーがおすすめ

引用:クックパッド

妊娠中にカルダモンを手軽に摂取する方法は、紅茶に浮かべて香りを楽しみつつ、カルダモンの成分が溶けた紅茶を飲むのが最適です。この方法であれば、 過剰摂取にもなりにくくカルダモンの健康効果だけを得ることが出来ます。甘い香りと温かさで、妊娠中のストレス緩和にも繋がりますよ。 

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妊婦さんにおすすめのスパイスは?

カルダモン以外にも世界中にはたくさんのスパイスが存在します。ここからは、各スパイスの中で妊婦さんにおすすめ出来るものがあるのかどうかを解説します。

シナモン

シナモンは、主にお菓子などへの香り付けに使用されることの多いスパイスです。シナモンに含まれる「シンナムアルデヒド」と呼ばれる香りの成分は、子宮を刺激してしまう効果があるため妊娠中の過剰摂取は避けましょう。特にサプリメントでシナモンを摂取する場合は、パウダー状の調味料を摂取することと比べ過剰摂取に繋がり易くなるため注意が必要です。

ただし、お菓子に使われる程度の量であれば、妊娠中であっても摂取することに全く問題はありませんので安心してください。

ナツメグ

ナツメグは、主に肉の臭みを消す用途で使うことの多いスパイスです。かつては堕胎に使用されていたということや、過剰摂取は幻覚や痙攣、肝臓障害を引き起こすことがあるために、妊娠中の摂取に対して特に心配になる方が多いスパイスでもあります。

しかし、このナツメグも、ハンバーグなどの肉料理に使われる程度の量であれば妊娠中の摂取について全く問題はありません。

フェンネル

フェンネルはカレーのルーに使われることの多いスパイスですが、古くから「女性ホルモンに対して良い作用をする」スパイスとしても知られています。具体的には、体内の「血管」や「消化器官」などの通りを良くすることで母乳が出やすくなる体を作ることが出来ます。そのため、摂取時期としては妊娠後期から産後にかけて摂取するとより効果的と言えるでしょう。

ただし、このフェンリルも大量摂取は避けて、適量をハーブティーなどで摂取することをおすすめします。

タイム

ここから紹介するのは、一般的にはハーブとして扱われてるものになります。

タイムはハーブの中でも強力な殺菌力を持つことで有名です。風邪の引き始めなどに効果が高いハーブですが 妊娠中の大量摂取は避けた方が良いでしょう。これらの強い殺菌作用が妊娠中の体に影響を及ぼす可能性があるためです。 

もちろん、適量であればハーブティーとして摂取することに問題はありません。

バジル

バジルはパスタなどにも使われることの多い代表的なハーブです。 バジルに含まれる香り成分には、子宮収縮作用があるため妊娠中は特に大量摂取に注意したいハーブと言えるでしょう。 

材料にバジルを多く使うこととなりやすいジェノベーゼなどは、妊娠中に食べるのは可能な限り避けましょう。

セージ

セージも、殺菌力の高いハーブとして知られています。 セージに含まれるツヨンという精油成分は経口摂取することで、中絶作用があると言われています。 そのため、大量摂取によって、害になることがあります。

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妊娠中のカレーは大丈夫?

様々なスパイスが含まれているカレーですが、妊娠中に食べることに対して不安に感じてしまう妊婦さんも多いようです。しかし、妊娠中にカレーを食べること自体は全く問題ありません。むしろ、色々な栄養素が一度に摂取することができるカレーを食べることは妊婦さんにとってもメリットになることが多いです。

 しかし、同時にいくつかデメリットも存在するためここでは、妊娠中にカレーを食べる際の注意点を解説します。 

食べ過ぎない

カレーは手軽で食べやすい反面、食べ過ぎに注意したい料理でもあります。過剰なカロリーの摂取は肥満に繋がりますし、太りすぎや妊娠時期に体重が過剰に増えてしまうという人は 妊娠高血圧症候群 になりやすい傾向があります。

妊娠高血圧症候群とは

以前は、「妊娠中毒症」と呼ばれていた症状です。妊娠前は正常だった血圧が、妊娠をきっかけとして高血圧となってしまうことを指します。高血圧が続くことで血管に過度な負担がかかり心臓などのぞ臓器への血液循環機能がうまく働かなくなります。こうなってしまうと、母体だけでなくお腹の赤ちゃんにも悪影響が及んでしまいます。

激辛カレーは避ける

カレーの辛さの源はスパイスですが、激辛カレーにはその分大量のスパイスが使われています。空さは胃腸に対して強い刺激を与えるとともに、腹痛や下痢を引き起こすこともあります。

スパイスによって血流の動きが促進されて子宮が収縮することも考えられるため、妊娠中は特に激辛カレーは避けた方がよいでしょう。

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まとめ

 

この記事をまとめると

  • カルダモンは、ハーブティーとして摂取することで妊娠中のつわりによる吐き気を抑える効能がある
  • 妊娠中にスパイスやハーブを摂取する際は適量を心掛ける
  • 妊娠中であってもカレーを食べることは問題ないが、食べ過ぎないように心掛ける
  • カレーの辛さを選択する際は、激辛のものは避ける

いかがだったでしょうか。スパイスやハーブには、それぞれ違った効能があります。しっかりと摂取する上でのメリットとデメリットを理解し、「適量」を摂取するように心掛けることが大切ですよ。

この記事が皆さんの参考になればうれしいです。

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