豚肉を食べると下痢・腹痛に!いつもなる?体質?食中毒は?何時間後?

お肉は貴重なたんぱく源として私たちの食生活には欠かせない食材です。しかし中には、豚肉を食べると腹痛を引き起こす、下痢を引き起こすという方も多いのだとか。今回は、豚肉を食べるとお腹の調子が悪くなる原因について紹介していきます。

どうして下痢になってしまうのか、お腹の調子が悪くなった場合はどうすればよいのか、詳しく見ていきましょう。今回紹介していくテーマは、

  • 豚肉を食べて下痢になる原因
  • 食中毒の見分け方・対策
  • 胃もたれの対策・予防法

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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豚肉を食べて下痢になる原因

豚肉を食べると下痢を引き起こすという方は、原因が気になるところですよね。詳しく見ていきましょう。

脂で下痢しやすい体質

まず一つ目の原因ですが、脂が体質に合わないという場合です。日本人は欧米人に比べて脂質が体になじまないという方が多いのも事実です。古来より和食は、煮込み料理や和え物、漬物など、どれも油はほとんど使用されませんよね。

近年は食の欧米化もかなり進み、小さいころから脂質の多い食事を取る子供たちも多いので、油が体質に合わないという方も減っているのかもしれませんね。

しかし、小さい頃から食生活に気を付けられているご家庭は、食事について精通しているご家庭も多いです。脂質に耐性がないまま大人になり、急にフライドチキンや菓子パンなどを次から次へ食べてしまえば下痢などを引き起こす方も当然出るでしょう。

胃もたれ

2つ目の原因は胃もたれです。こちらも1つ目の原因に近いですが、やはり耐性の問題ではないかと推察されます。脂質に耐性がない方が油を過剰に摂取してしまえば、胃もたれなどで吐き気を催すことも考えられます。

食中毒

3つ目の原因は食中毒です。豚肉の鮮度が悪ければ食中毒菌が増殖している可能性も考えられますし、脂の酸化により吐き気などをもよおす場合もあります。

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食中毒の見分け方・対策

食中毒になっているかも、と判断するための兆候などはあるのでしょうか?食中毒の見分け方やかかってしまった場合の対処法について紹介していきます。

豚肉で起きる食中毒は?

豚肉を食べて起きる食中毒は、主にカンピロバクターやサルモネラ菌といった原因菌によるものです。食肉の加熱不足が原因で症状がみられます。これらの雑菌は豚の腸管内に潜伏しているため、良く加熱してからでないと食中毒を引き起こします。

症状が出るのは何時間後?

カンピロバクターが原因菌の場合、潜伏期間は2日~5日程度、サルモネラ菌が原因菌の場合は、8~48時間程度が潜伏期間の場合が多いです。

食中毒になった場合の対処法

食中毒になってしまった場合の対処法ですが、基本的には自然治癒が大前提です。医者に行っても整腸剤や抗生物質などを投与されることが多く、根本的な改善にはならないといわれています。

とはいえ薬を飲めば体は楽になるので、調子が悪いと思ったら近所の内科医に診察してもらうとよいでしょう。水分をよくとり、脱水症状にならないようにしましょう。

予防法・対策法

食中毒にならないための対策は、「つけない・増やさない・やっつける」の三原則が基本です。ご家庭で調理する際は、清潔な調理器具を使用することや、鮮度の良いうちに食べるといったことが手軽に取り組めることでしょう。

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胃もたれの対策・予防法

胃もたれなどで吐き気や下痢を引き起こすという方は、豚肉をどのようにして食べればよいのでしょうか?対策や予防法について見ていきましょう。

よく噛んで食べる

実はお肉は消化にそれほど良くないと言われています。体調不良の際は余り進められないといいます。少しでも消化をよくするためにはよく噛むことです。細かくして調理に使用するという方法もあります。

他の食材も食べる

お肉だけで調理せずに、野菜などと一緒に調理することで脂質の摂取量を減らすことができます。体質に合わない方は焼肉ではなく、野菜炒めや豚汁などで豚肉を食べるとよいかもしれません。

赤身の肉を食べる

豚肉の脂がしつこいという方は、脂質の少ない赤身部分をめがけて購入するとよいかもしれません。豚肉で脂質が少ないといえばヒレ肉です。柔らかくておいしいですよね。

ほかにも、もも肉やロースといった部位も、選んで購入すれば脂質を少なくすることも可能です。バラ肉は脂が多いので、脂が苦手な方は避けたほうが良いかもしれません。

アルコールを摂りすぎない

アルコールは体にとって負担になります。毎日晩酌を行う方は、1週間に2日くらいはアルコールをとらずに体を休ませてあげることも大切です。

ストレスを貯めすぎない

ストレスは万病のもとと言われますから、できる限り気分転換を行うことも大切です。休みと仕事、オンオフが大切です。はじめは難しいですが、頭を切り替えてそれぞれの時間に集中できるようになると、ストレスをあまり感じなくなります。

まとめ

今回は、豚肉を食べるとおなかの調子が悪くなる原因や、胃もたれする場合の対処法などについて紹介していきました。

この記事をまとめると

  • 豚肉を食べてお腹の調子が悪い場合は、食中毒や脂が体質に合わないといったことを疑う。
  • 食中毒の場合は最短で食べて数時間後、遅いと5日後あたりに下痢や吐き気といった症状がでる。
  • 胃もたれする場合は、体を休めることが大切。脂やアルコールを控えるといったことも重要。

いかがでしたか?誰でも相性というものはありますから、体に合わないものは避けるということも大切です。豚肉を食べなくても元気に長生きできますから、それほど無理しないようにしましょう。

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