ブロッコリーはサラダやシチューなどのホットメニューにも使えてとても便利な食材ですよね。それに栄養素も豊富で、ダイエットなどを志す方などにも最適な野菜と言えます。
今回は、ブロッコリーの茎について紹介していきます。みなさんはブロッコリーの茎は食べますか?皮をむけば筋っぽさもなくなり、房の部分は違った食感で美味しいですよね♪
そんなブロッコリーの茎ですが、切ってみると中心部分が空洞になっている物もありますよね。そのまま食べても大丈夫なのか迷います。そこで今回は、
- ブロッコリーの茎が空洞のとき
- 美味しいブロッコリーの選び方
- 料理するときのポイント
これらのテーマでブロッコリーの茎の空洞化について紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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ブロッコリーの茎が空洞のとき
ブロッコリーの茎が空洞になっている場合はそのまま食べても大丈夫なのでしょうか?一体何が原因で空洞になってしまっているのか、詳しく紹介していきます。
ホーローステムという
ブロッコリーの茎が空洞になる現象を「ホーローステム」と言います。ホーローステムは病気の一種で、栄養成長によって発生する現象です。腐っている、虫食いになっている、といったことが原因ではありません。
野菜の成長は天候によって大きく変わり、ブロッコリーも天候によって急激に成長する場合があり、成長に合わせて肥料もしっかりと与える必要があります。
しかし成長速度と肥料の量が合わないと、窒素方やホウ素の欠乏などが発生し、空洞化になってしまうのです。
品質が悪いわけではない
ホーローステムでブロッコリーが空洞になっている場合、そのブロッコリーは食べることができないのかというとそうではありません。空洞になっているブロッコリーであっても、特に問題なく食べることはできます。
しかし空洞部分は茶色く変色しやすく、変色している部分は取り除くか、茎全体を食べないといった手段でも良いでしょう。空洞の茎部分は食感が悪く、あまりおいしくない場合もあります。房の部分は普通に美味しいですよ。
問題なく食べることができる
先ほども説明した通り、空洞化になっているからと言って食べられないということではありません。野菜は病気になっているからと言って食べられないというわけではないのです。
実は市場に出回っている野菜も何かしらの病気にかかって、見た目が悪くなってしまっている野菜も出回っています。そういった野菜は等級が低くなり、価格が安価になったりして販売されている場合もあります。
多少の食味の影響はあるかもしれませんが、問題なく食べられる事に変わりはないですよ。むしろそういった野菜は安く販売されていることが多く、お買い得と言えます。
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美味しいブロッコリーの選び方
おいしいブロッコリーの選び方について紹介していきます。スーパーなどで選ぶ際に参考にしてみてくださいね。
紫がかっているものは◎
ブロッコリーの房が紫がかっている種類があります。ブロッコリーは気温が下がると、身を守るため栄養を蓄えようとします。するとブロッコリーに含まれるポリフェノールの含有量が増えて、房が紫色に見えるようになります。
紫色のブロッコリーは通常のブロッコリーよりも甘味が強く、栄養素が多く含まれていますので、紫色のブロッコリーを見つけたら真っ先に選んでくださいね。
切り口がしっとりしているもの
野菜の切り口は鮮度の良さを表します。切り口が瑞々しかったり、綺麗な色をしている場合は新鮮な証拠です。逆に茶色っぽくなっていたり、赤っぽくなっている場合は切り口で雑菌が繁殖している証拠です。
取り除けば食べることは可能ですが、鮮度が落ちていることに違いはありません。
つぼみがつまっているもの
ブロッコリーを選ぶ際は房の詰まり具合を見ることも重要です。フワフワとしている種類もあれば、ギュッと詰まっている種類もありますよね。
フワフワとしている種類も美味しいですが、一般的にはギュッと詰まってこんもりと丸く盛り上がっているブロッコリーが良品と言われます。
濃い緑色のものはGOOD
紫色のブロッコリーが美味しいと紹介しましたが、通常は濃い緑色がブロッコリー本来の色です。黄色くなっていたり色合いが鮮やかな場合は、成長しすぎて花が咲きかけている状態です。
食べられないことはないですが、苦味があったりする可能性もありあまりおススメできません。選ぶ際は濃い緑色のブロッコリーを選びましょう。
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料理するときのポイント
ブロッコリーを美味しく食べるためには調理の仕方も大切です。美味しい下処理の方法について紹介していきます。
茹でた後は水にさらさない
ブロッコリーを食べる際は一度茹でますが、茹でてざるに上げた後に水に浸さない方がよいです。水に浸してしまうと水っぽくなってしまい、食感が悪くなってしまいます。ザルに上げたらそのまま常温で冷まして食べるようにしましょうね。
房は塊のまま茹でる
ブロッコリーを茹でる前に食べやすい大きさにカットしますよね。カットする際はあまり小さくし過ぎないようにしましょう。
断面が多くなってしまうと、茹でる際の栄養素の流出や、食感が柔らかくなりすぎる場合があります。
まとめ
今回は、美味しいブロッコリーの選び方や、空洞になっているブロッコリーについて紹介していきました。
この記事をまとめると
- 空洞になっているブロッコリーは一種の病気になっている状態
- 空洞になっていても食べられるが、食感が悪くなっていることもある
- ブロッコリーを選ぶポイントは「茎の切り口・房の色・房の詰まり具合」の3つ
いかがでしたか?ブロッコリーについて少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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