ブロッコリーは花の部分(花蕾)を食べる野菜ですよね。「茎の部分は硬くて苦手」な方も多いと思います。そんなブロッコリーですが、 茎部分がやわらかく食べやすい品種「ブロフローレ」 はご存知ですが?この記事では、
- 「ブロフローレ」の特徴まとめ
- 「ブロフローレ」の旬の時期と生産地
- 「ブロフローレ」のスーパー価格とネット価格比較
- 「ブロフローレ」のオススメの食べ方
について紹介いたします。
目次
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ブロフローレってどんなブロッコリー?
読み方 | ブロフローレ |
旬の時期 | 通年 |
原産地 | 地中海沿岸 |
科・属名 | アブラナ科アブラナ属 |
特徴(サイズ、味、形状など)
「ブロフローレ」は、花茎がのびるタイプのブロッコリーです。花蕾(からい)は通常のブロッコリーよりも小さく、房も細かく枝分かれしています。すっと伸びた茎は細くやわらかいので、アスパラのように食べやすいのが特徴です。栽培の方法はブロッコリーとほぼ同じ。気温が低くなるとアントシアンが発生してほんのり紫色に変色します。
「ブロフローレ」の良いところは、茎が細いため、面倒なカットが不要なことです。 まさに捨てるところなしのブロッコリー。花蕾だけでなく茎部分も甘いので、ブロッコリーが苦手な方でも挑戦しやすい野菜です。ブロッコリーは栄養価が高いことで知られています。「緑黄色野菜の王様」とも呼ばれ、緑黄色野菜の中でも栄養バランスが良い野菜です。そんなブロッコリーですが、見た目、味、食感がネックで苦手な方が多いのも事実。「ブロフローレ」なら固い茎がなく、ほんのりと甘みを感じる野菜なので苦手を克服するのにちょうど良いかもしれませんね。
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ブロフローレの旬の時期と主な生産地
では、ブロッコリーの品種「ブロフローレ」の「旬の時期」と「主な生産地」について見てみましょう。
旬の時期はいつ?
ブロッコリーの品種「ブロフローレ」は、春まき初夏どり、夏まき初秋どりができる品種です。そのため、栽培される地域によって旬の時期は異なります。冬気温が低くなると、「ブロフローレ」にはアントシアニンが発生してほんのり紫になりますが、品質には問題はありません。
- 高冷地・冷涼地・・・春から夏にかけて播種。夏から秋にかけて収穫。
- 一般地・・・冬と夏の2回播種。春と冬の2回収穫。
- 暖地・・・冬と夏の2回播種。春と冬の2回収穫。
定植してから、およそ65日で収穫が可能です。1株あたり350~400gまで成長します。
主な生産地はどこ?
「ブロフローレ」は全国的に栽培可能な品種です。
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ブロフローレの価格相場ってどのくらい?
ピクセルは、どのくらいの価格帯で買うことができるのでしょうか?スーパーとネットの価格を見ていきましょう。
スーパーだと
ブロフローレはまだ一般的な野菜ではなく、普通のブロッコリーのようにスーパーでは販売していません。
ネット通販だと
ブロフローレはネット通販でも、常に流通している野菜ではありません。旬の季節によっては出回ることもありますので、時折チェックしてみることをおすすめします。
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おすすめの食べ方
それでは、ブロフローレのおすすめの食べ方をご紹介します!
ブロフローレの調理法
ブロフローレは前述の通り「捨てるところなし」の野菜です。花茎の部分は、ちょっと硬さや筋が気になったらアスパラのようにピーラーで皮をむいて、下処理することをおすすめします。
まず、生のブロフローレはブロッコリー同様花蕾部分に汚れがたまることがありますので、下記のリンクを参考に洗浄・下処理をしましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
ブロフローレは、普通のブロッコリーのような面倒なカットもなし。小房に分けたり茎を食べやすく切る必要がなく、細長い茎を好きな長さに切るだけで食べられて便利です。
おすすめの料理
やわらかく食べやすいブロフローレは、さっと茹でてマヨネーズやバーニャカウダーソースをつけて食べるのがおすすめです。シンプルながら、ブロフローレの甘みを感じられます。また、油やお肉とも好相性ですので、他の野菜やお肉・魚と炒めたり、細長い茎を活かして豚肉を茎に巻いて肉巻きにするのもおすすめです。
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保存方法
生のブロフローレを手に入れたら、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で茎を下にして立てた状態で保存しましょう。なるべく早めに食べ切るのが理想的ですが、やむを得ず長く保存したい場合は、少しかためにゆで、しっかりと水気をきって熱を取ってから冷凍保存をするのがおすすめです。
まとめ
ブロッコリーの品種「ブロフローレ」についてご紹介しました。まとめると、
「ブロフローレ」の特徴まとめ
- 「ブロフローレ」は、花茎を食べるやわらかいブロッコリーの品種
- 定植してから65日前後で収穫できる
- 茎にも甘みがあり食べやすい
- 捨てるところがない野菜
普通のブロッコリーは固く、食べやすい大きさに切るのが大変ですが、ブロフローレは茎が細くて調理しやすいのがメリットですね。やわらかく甘いブロフローレは、ブロッコリーが苦手な方でも食べやすいのも嬉しいです。
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