ごぼうはカビても食べられる?腐るとどうなる?中が赤い・苦いのは?

ごぼうは、たくさんの量が入ったもので売っていませんか?

使い切らず残しておいたものを食べようかなと取り出したところ、「ごぼうがカビていた!」という経験がある方がいらっしゃるのではないでしょうか?

ごぼうはカビてても食べられるのでしょうか?ごぼうが腐った状態とはどんな状態なのでしょうか?ごぼうを切ったら中が赤かった、味が苦いという場合は腐っている状態なのでしょうか?

今回は

  • ごぼうの日持ちはどれくらい?
  • ごぼうが腐るとどうなる?
  • ごぼうの中が赤いのは食べられる?
  • ごぼうの正しい保存方法

これらのテーマでご紹介いたします。

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ごぼうの日持ちはどれくらい?

賞味期限切れはいつまで食べられる?

ごぼうの日持ちは ごぼうの品質によってそれぞれで異なってきます。 賞味期限というのは美味しく食べられる期間のことをいいます。

ごぼうに賞味期限日が記載されていることはあまりないと思われますが、賞味期限日が記載されていた場合は、賞味期限日が過ぎてしまっていても食べられると判断した場合は食べることが可能です。

見た目や臭いや味などで食べられるか食べられないかを、しっかりと判断することが大切です。

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ごぼうが腐るとどうなる?

カビが生える

ごぼうにカビが生えていたら腐っている証拠です。ごぼうのカビを見分けるには、表面の色や状態をよく見ましょう。

ごぼうは 湿度が高く、腐敗が進むと、カビか発生しやすくなり 、線状や斑点状の白いカビ、青緑色などのカビが生えてきます。

赤色や黒色や緑色は、カビや腐りではありませんが、白色や青緑色になったときは、カビの可能性が高いです。

特に表面にカビが出てきた段階では、カビた部分を取り除いても、 カビが内部まで浸透している可能性があるため 、食べないようにしましょう。

黒く変色する

ごぼうが色や見た目・表面、臭いに問題はないのに、中が黒色になっている場合があります。ごぼうの酸化が進むと、中が黒色になったり、黒い輪が見えるようになったりします。

黒くなるのは、ポリフェノールの酸化によるものです。また、成長のしすぎや、“す”が入ったことで、真っ黒になる場合もあります。

中が黒いごぼうも、食べる分には問題ありませんが、かなり固くなって 風味も非常に落ちています。 口の中に繊維が残って気になるときは、小さく切るなど、食べやすくしましょう。

ただし、黒いごぼうは傷みも、より進んでいるので、触感や見た目、臭いもしっかり確かめてから、食べてください。

変な味がする

変な味がする場合は腐っている証拠です。食べるのはやめて破棄しましょう。

中身がスカスカ

ごぼうの中心に空洞がある状態は、スが入っている状態です。組織が外側に向かって成長しすぎることなどが原因で、内部が割れて空間(亀裂)ができます。

冷蔵庫などにおいて保管している際にも生じることがあります。スができると見た目だけではなく、味や食感に変化が見られますが、 食べられます。 

細い千切りやささがきにしてきんぴらにしたりすると、スが気にならなくて食べられます。

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ごぼうの中が赤いのは食べられる?

苦いのは食べられる?

ごぼうの赤い部分はポリフェノールが酸化したものなので、食べても身体に悪影響はありません。

むしろ、ポリフェノールは身体によい成分で、老化や動脈硬化などの原因になる活性酸素を身体から取り除いてくれる働きがあります。

しかし、ポリフェノールは アクやえぐみの成分でもある ため、場合によってはえぐみや苦さなどを感じることがあります。

このことから、赤くなる=酸化しているということであり、食品の酸化=劣化がはじまるサインでもあるため、味がやや落ちている可能性もあります。

気になる場合は取り除いて使ってもいいでしょう。

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ごぼうの正しい保存方法

常温保存

土付きのごぼうをまるごと買ってきたら、常温保存でOKです。ごぼうにとっての大敵は「乾燥」と「暑さ」です。

乾燥して水分が抜けると硬くなり、筋っぽさが出てしまうほか、暑くてじめじめした場所に置いておくとカビが生えてしまうこともあります。

乾燥を防ぐために 新聞紙にくるんでからポリ袋に入れ、風通しの良い冷暗所で保存 しましょう。

新聞紙がなければ軽く湿らせたキッチンペーパーで包んでもOKです(湿らせたキッチンペーパーは2〜3日に一度交換してください)。

ささがきしたごぼうを天日干しして乾燥させ、常温保存する方法もあります。

お湯で戻せば煮物やきんぴらごぼうにも使えますし、戻さずそのまま油で揚げてごぼうチップス、あるいは煎ってごぼう茶などにも活用できます。

土付きごぼうであれば、土に埋めて保存することも可能です。この方法は、気温が上がってしまう夏場には不向きですが、冬場であれば2ヶ月程度は保存することができます。

もともと土の中で育っているので、土に戻すことによって乾燥を防ぎ、必要な水分を含んだまま保存することができます。土に埋める保存方法は、土付きごぼうが入るサイズの穴を掘り、横向きでごぼうを置き、土をかぶせます。

この時土が乾燥しすぎている、また逆に水分を多く含みすぎていないかを確認して水分量を調節してください。ごぼうは乾燥に弱いですが、あまり水分が多いと腐ってしまいます。庭がない場合、プランターなどでも保存可能です。

冷蔵保存

洗いごぼうや短くカットされたごぼうは、冷蔵庫の野菜室で保存します。湿らせたキッチンペーパーでくるんでからラップで包み、ポリ袋に入れて野菜室へ入れます。

キッチンペーパーは2〜3日ごとに交換してあげましょう。 土付きのカットごぼう は、冷蔵庫の中に長い時間入れておくと土にカビが生えてしまうこともあります。

一度洗って土を落としておくのがおすすめです。

冷凍できる?まずい?

ごぼうは冷凍できます。食べやすい大きさに切って冷凍保存しておけば、いつでも手軽にお料理に活用できて便利です。

ごぼうを冷凍するコツは、 サッと茹でてから冷凍保存する ことです。繊維質のごぼうは生のまま保存すると筋っぽい食感になってしまうのです。

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まとめ

この記事をまとめると

  • ごぼうの日持ちはそのごぼうの品質によってそれぞれで異なります。
  • ごぼうが腐るとカビが生えたり、変な味がします。
  • ごぼうの中が赤いのはポリフェノールが酸化したものなので、食べても身体に悪影響はありません。
  • ごぼうは以下のような正しい保存方法があります。

    常温保存:ごぼうを新聞紙にくるんでからポリ袋に入れ、風通しの良い冷暗所で保存します。

    冷凍保存:ごぼうを湿らせたキッチンペーパーでくるんでからラップで包み、ポリ袋に入れて野菜室へ入れて保存します。

    冷凍保存:ごぼうをサッと茹でてから冷凍保存します。

ごぼうがカビていたら、食べずに捨ててしまいましょう。

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