最近少しずつ市場に現れてきたブラッドオレンジという品種のオレンジを皆さんは食べたことはありますか?生のブラッドオレンジを食べたことはないけれどジュースは飲んだことがあるという人も少なくないでしょう。
ブラッドオレンジは日本ではあまり見かけませんがヨーロッパなどではメジャーなオレンジです。特に果汁が多いのでフレッシュジュースにして飲まれることが多いのですが、ブラッドオレンジといえばやはり気になるのはその果肉の色ですよね!
今回の記事ではブラッドオレンジとはどのような果物なのか、ブラッドオレンジの特徴やどうして果肉が真っ赤なのか、ブラッドオレンジの値段や食べ方などについて解説していきたいと思います。
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目次
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ブラッドオレンジとはどんな果物?
ブラッドオレンジとは、「オレンジ」の一種の柑橘類です。どんな特徴があるのか、詳しく解説いたします。
特徴・色
まず皮をむく前の見た目は普通のオレンジと変わらないのがブラッドオレンジの特徴です。しかし中の果肉を見ると、「通常のオレンジよりもかない濃い色をしている」ことがお分かりいただけるはずです。まさに「血」のように多少赤黒い果肉をしているのが、ブラッドオレンジの最大の特徴です。
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どんな味がするの?普通のオレンジと比べると?
ブラッドオレンジは、通常のオレンジと比べて甘いです。酸味やコクもありますが、食べた瞬間の甘さは他のオレンジでは到底かなわないくらいの甘味ですね!ただ日本国内で生食用のブラッドオレンジはほぼ出回っていないので、あまり生で食べる機会はないかもしれません。
原産国
ブラッドオレンジの原産国は「イタリア」です。イタリアの気候に合った果物なので、日本ではあまり栽培されていないのです。さらに、品種も「モロ種」「タロッコ種」「サングイネッロ種」の3種類に分けられ、それぞれ微妙に特徴が異なります。
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ブラッドオレンジの色の秘密は?
ブラッドオレンジの赤い果肉の秘密は「アントシアニン」という色素にあります。皆さんもアントシアニンという言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。ブルーベリーなどに含まれる青紫の色素のことで、最近ではかなり健康効果が高いということで注目を集めている成分でもあります。
アントシアニンは目に良い?
アントシアニンは目の網膜にあるロドプシンという色素成分の再合成を促す働きがあるとされ、視力や目の疲れを改善してくれると期待されています。
ブラッドオレンジには通常のオレンジに比べてもかなりの量のアントシアニンが含まれていますので、目の疲れを感じやすい人や美容効果を期待したい人は是非ブラッドオレンジを食べてみてはいかがでしょうか。
ブラッドオレンジはアントシアニンだけでなくその他の栄養も豊富
ブラッドオレンジの栄養素としてアントシアニンがとても目立っていますが、通常のオレンジと同じようにビタミンCの補給源としてもとても優秀です。また葉酸やビタミンB1、食物繊維も豊富に含まれているので妊娠中に食べるのもおすすめされています。
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ブラッドオレンジの旬の時期はいつ?食べ方は?
ブラッドオレンジの旬の時期は「3月から4月くらい」とされています。収穫されるのは2月ごろで、その後順次市場に出回っていくので、店頭に並ぶのは3月から4月がピークとなっています。
ブラッドオレンジの値段
ブラッドオレンジはの取引価格は「1キロ1,000円前後」で取引されていて、通常の柑橘類よりも結構割高です。そのため、通常のスーパーではあまり見かけることがなく、高級ホテルのレストレランなどで頂くことが出来ます。
食べ方
ブラッドオレンジは、カットして生で食べるのが最も簡単な食べ方です。八つ切りのスマイルカットにしてそのまま頂きましょう。もしくは、真っ二つに切ってスプーンで食べても、果汁をしっかり味わうことが出来るのでおすすめです。
またブラッドオレンジは果汁が多くみずみずしいのでジュースにするのも適しています。もしママのブラッドオレンジを手に入れる機会がありましたらそのまま絞ってフレッシュジュースとして味わうのも最高です!スクイーザーやジューサーがあれば簡単に作ることができます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- ブラッドオレンジはイタリアが原産国のオレンジ
- 赤い果肉の秘密はアントシアニンという青紫色の色素
- アントシアニンは目に良いとされている成分
- 日本では手に入れることが難しいがジュースとしてはよく販売されている
- ブラッドオレンジはカットしてそのまま食べるのがおすすめ
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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