夏から秋にかけた時期に旬を迎える葡萄には、いくつもの品種があります。巨峰やシャインマスカットはよく知られている品種ですが、『桃太郎ぶどう』や『瀬戸ジャイアンツ』といった珍しい名前の葡萄が存在します。これらの品種には、どんな違いがあるのでしょうか?今回は、
- 桃太郎ぶどうとは?
- 瀬戸ジャイアンツとは?
こちらのテーマについて紹介いたします。
画像引用:岡山フルーツ直送便
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桃太郎ぶどうとはどんな葡萄?
引用:岡山果物カタログ
特徴・味
“桃太郎ぶどう”は岡山県で20年以上かけて開発されたぶどうの品種です。実は「瀬戸ジャイアンツ」という品種のぶどうで、「桃太朗生産組合」という生産技術の向上と普及を目的として結成された組合会員が作っているものを「桃太郎ぶどう」というブランド葡萄として販売しています。
粒は大きくギュッと締まっており、皮が薄く種がないので食べやすいのが特徴です。皮には少し酸味があり、実は甘く食感は少し固めです。
食べた時に皮がパリッとしていて、皮が持つ若干の渋みと実の甘みの相性が抜群と言われています。
- 種がない
- 皮が薄くてパリッとしている
- 皮ごと食べられる
- 粒が大きい
桃ではないのに「桃太郎ぶどう」という名前が付けられたのは、粒の形が桃に似ていることが由来となっています。まん丸ではなく少し変形した丸型をしています。
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旬の時期
桃太郎ぶどうの出荷時期は主に2つあります。加湿ハウスによって栽培されたものは7月出荷、無加湿ハウスによって栽培されたものは9月頃の出荷となります。
また、秋に収穫したものを冬まで貯蔵し、12月頃に出荷されるものもあります。夏・秋・冬の3シーズンにわたって食べることができるのが、桃太郎ぶどうの特徴です。
生産地
桃太郎ぶどうは、開発された岡山県で栽培・生産されています。
値段
桃太郎ぶどうの値段は、1房4,000円前後から購入することができます。ブランド葡萄なので値段は高めで、大きさによって値段に差があります。
ふるさと納税の返礼品としても扱われている桃太郎ぶどうは、11,000円の納税で約500gの房をもらうことができます。
瀬戸ジャイアンツとはどんな葡萄?
引用:JA全農
特徴・味
瀬戸ジャイアンツは、桃太郎ぶどうとして扱われている品種です。こちらも岡山県で誕生した品種で、「ネオ・マスカット」と「グザルカラー」という葡萄を掛け合わせて作られました。
糖度が18度前後と高く酸味が少ないので食べやすく、皮が薄いので皮ごと食べることができます。皮には若干の渋みがありますが、甘みが強いので美味しく食べることができます。
『瀬戸ジャイアンツ』という名前の由来は、瀬戸内海の瀬戸から来ています。
旬の時期
瀬戸ジャイアンツの旬の時期は、9月末〜10月頃です。
生産地
瀬戸ジャイアンツも桃太朗ぶどうと同じ岡山県で栽培・生産されています。それ以外の地域では、香川県・愛知県・愛媛県などで生産されていますが、70%以上が岡山県となっています。
値段
瀬戸ジャイアンツの値段も桃太郎ぶどうと同じく、1房4,000円〜が相場です。こちらもふるさと納税の返礼品として扱われており、11,000円の納税で1房700g以上の瀬戸ジャイアンツをもらうことができます。
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まとめ
この記事をまとめると
- 桃太郎ぶどう・瀬戸ジャイアンツは岡山県で誕生したぶどう
- 桃太郎ぶどうは瀬戸ジャイアンツの中でも良いものをブランド化したもの
- 桃のような形・大きな粒・甘さ・皮の薄さ・種なしが特徴
- 桃太郎ぶどうは夏・秋・冬の3シーズン楽しめる
桃太郎ぶどうや瀬戸ジャイアンツは、数ある葡萄の中でも高級で非常に甘くて美味しいものです。ふるさと納税の返礼品としても扱われているので、是非チェックしてみてください。
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