ボロネーゼの冷凍保存方法|1食分は何g?常温放置でお弁当は腐る?

大人から子どもまで大好きなパスタ。様々な種類がありますが、ひき肉がたっぷりはいったボロネーゼは見ただけでウキウキしてしまうものです。

一度にたくさんボロネーゼを作りすぎてしまった場合、どのように保存すれば良いのでしょうか?

  • ボロネーゼはどのくらい日持ちする?
  • ボロネーゼを美味しく冷凍保存する方法
  • 解凍したボロネーゼが水っぽくなってしまったら

今回は、こちらについて詳しく解説していきます。

スポンサードリンク

ボロネーゼの日持ちはどれくらい?

せっかく作ったボロネーゼ、出来れば美味しい状態を保ったまま日持ちさせたいですよね。ここでは、ボロネーゼを美味しく食べられる期限について解説します。

賞味期限切れはいつまで食べられる?

結論から言うと、家庭で調理したボロネーゼは保存温度帯によって大きく期限が変わります。

冷凍保存

できたてのボロネーゼを素早く冷凍保存することで約1ヶ月間の長期間保存が可能になります。すぐに食べる予定がない場合や、大量に調理してしまった場合などは冷凍保存が最もオススメの保存方法と言えるでしょう。

ボロネーゼの正しい冷凍保存方法については、のちほど詳しく解説しますね。

冷蔵保存

ボロネーゼを近日中に食べる予定がある場合は、冷蔵保存することも可能です。ただし、冷凍保存と比べると期限はかなり短くなります。おおよそ2〜3日以内を目安とするとよいでしょう。

常温保存

ボロネーゼを常温で保存することは、非常に危険です。絶対に避けましょう。ボロネーゼの常温放置することによる危険性は、次の項目で詳しく解説します。

スポンサードリンク

ボロネーゼの常温放置はNG?

作りたてのボロネーゼを常温で放置してしまうと、目に見えない微生物が繁殖することで食中毒の原因に繋がります。

食品を腐敗させる微生物が最も活動しやすい温度帯は20℃〜50℃までとなっており、この温度帯を危険温度帯と呼びます。

粗熱を取った食品をすぐに冷蔵庫に入れるのは、温度を下げることで危険温度帯を素早く通過させる目的があるのです。

腐るとどうなる?

ボロネーゼが腐敗すると以下の特徴が現れます。

外観が変化する

ボロネーゼの見た目に大きな変化が現れたら腐敗が進行しているサインです。

外観が茶色く変色したり過度な水分などが流れ始めたら食べずに廃棄することを心がけましょう。

いつもと違う匂いがする

ボロネーゼと言えば香ばしい匂いも魅力の一つですが、腐敗が進行した場合は匂いにも変化が現れます。

酸っぱいような臭いや、鼻をつまみたくなるような異臭がする場合も同様に廃棄しましょう。

もしも下痢や嘔吐が発症したらどうすればいい?
万が一腐敗が進行したボロネーゼを食べて食中毒を発症してしまった場合は、個人での判断は避けて速やかに病院で医師による診察を受けてください。

スポンサードリンク

ボロネーゼは冷凍保存がオススメ

ボロネーゼの美味しさをしっかりと保つには冷凍保存が最もおすすめです。ここでは、ボロネーゼの適切な保存方法について解説します。

保存期間

ボロネーゼを適切に冷凍保存した場合は、約1ヶ月間保存が可能です。冷凍庫で保存を行う場合は、出来る限り冷凍庫の奥に保存すると良いでしょう。

理由としては、冷凍庫の扉付近に置いてしまうと扉が開閉するたびにわずかながら外気の影響を受けてしまうためです。

保存方法

ボロネーゼの適切な冷凍保存方法は以下の通りです。

  1. ボロネーゼの粗熱を取りしっかりと冷ます
  2. ジップロックにボロネーゼを入れていく
  3. しっかりと空気を抜きジップロックのチャックを閉める
  4. ジップロックの表面に冷凍実施日をマジックで記入する
  5. 速やかに冷凍庫へジップロックを保存する

 

ポイント
アルミ素材のバット等があればその上にジップロックを乗せて冷凍庫に入れることで冷却効率を早めることが可能です。

1人分は何グラム?

ボロネーゼに限らず、パスタソースは含まれる具材が異なるため1人分がどのくらいの量になるか分かりづらいですよね。

ボロネーゼはひき肉の量を考慮して1人前を約130g前後と設定するとちょうどよいでしょう。

解凍方法

  1. 冷凍したジップロックを取り出す
  2. ジップロックの口を開けて電子レンジ(200w)で1人前につき約1分間加熱する
  3. 加熱して柔らかくなったボロネーゼを鍋に開ける
  4. 余分な水分が飛び、十分に熱くなるまで加熱する

スポンサードリンク

冷凍ボロネーゼが水っぽい時の対処法

粗熱を取ってから冷凍する

作ったばかりのボロネーゼをそのままジップロックに入れてしまうとジップロック内にボロネーゼから発せられた余熱が水分となって蓄積してしまい水っぽくなってしまいます。

そのため、しっかりと粗熱を取ることが重要です。粗熱を取ることは、前述した危険温度帯を避けて食中毒発生のリスクを抑えるためにも大切ですよ。

解凍後は鍋で温める

解凍したボロネーゼを鍋でしっかりと温めることで余分な水分を飛ばすことが出来ます。ひき肉の香ばしい香りが漂い始めるまでしっかりと加熱しましょう。

スポンサードリンク

まとめ

この記事をまとめると

  • ボロネーゼは保存する温度帯によって期限が大きく異なってくる
  • 食中毒の危険があるため常温での保存は絶対に行わない
  • ボロネーゼは冷凍保存することで長期間美味しさを長持ちさせることが可能
  • 冷凍保存する際は粗熱をしっかりと取り、解凍後は鍋で加熱すると水っぽくなりにくい

いかがだったでしょうか。

ひき肉タップリのボロネーゼは、冷凍庫にストックしておくとおやつや食事にも使いやすく重宝するメニューです。この記事で適切なボロネーゼの保存方法についての知識を深めてもらえれば嬉しいです。

スポンサードリンク