ビーツの代用食材3選!ビーツはどこで買える?下ごしらえの方法は?

「飲む点滴」と言われるほど、栄養満点なスーパーフードであるビーツという野菜はご存知でしょうか。

色素が濃く鮮やかな赤が特徴のビーツですが、見た目だけではなく、 カリウム・食物繊維・葉酸・ベタシアニン など、本当に健康にいい成分が盛り沢山なのです。

そんなビーツですが、一体どこで購入できるのか、そして手に入らなかった場合は他の食材で代用できるのか、という疑問もあるかと思います。

  • どこで買える?産地は?
  • どんな料理に使うのか。
  • ビーツの代用食材
  • ビーツを使った料理
今回は、こちらについてご紹介いたします。

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ビーツはどこで買える?

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日本の一般的なスーパーでは、まだ見かけることは少ないビーツ。それでも栄養満点なので、日々の料理に使いたいですよね。

ビーツはどこで売ってる?

日本でも、無農薬野菜を置いていたり、その時々の季節の野菜を取り入れてくれるお店には、 6〜7月と11月〜12月 の収穫時期によく見かけます。

せっかく食べるなら質のいいビーツで、より効果的に栄養を得るため、上記のようなお店でぜひ探してみてください。

産地はどこ?

ビーツの原産地については、いろいろな意見がありますが、 ヨーロッパやアフリカ北部、地中海沿岸 と言われています。海外では3世紀ごろからよく使用されていた食材です。

ビーツの種類も実はいくつかありますが、今のような真っ赤なビーツは16世紀にヨーロッパで栽培されたそうです。今は、オランダ・ニュージーランド・オーストラリアなどで栽培。

日本はまだまだ少ないですが、熊本県・長野県・茨城県・北海道で主に栽培されています。

どんな料理に使う?

ビーツの料理といえば、ロシア料理のボルシチが有名です。ビーツには「ショ糖」が含まれた野菜で、糖度に関してはイチゴと同じくらい含まれています。

じっくり加熱した料理は特に甘みが増しますが、そうでなくても鮮やかな色が一気に食卓を彩ります。

・ポテトサラダ…ジャガイモにビーツを混ぜて作ると、ピンクの可愛いサラダができます。クリスマスシーズンにぴったりです。

・スムージー…茹でたビーツをお好みの野菜・果物とミルクを攪拌すれば元気の出るドリンクに。ミルクは植物性ミルクが美容健康にオススメです。
MEMO
ほかにも、スープやピクルスなど様々な料理に活用できます。

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ビーツの代用食材3

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もし、ビーツが手に入らない場合、代用できる食材はあるのでしょうか。特に、ボルシチに関してはビーツなしでも大丈夫なのか気になるところです。

にんじん

 食感が似ている ということで、人参で代用する方もいるようです。

もちろん、違う植物なので栄養や味は異なりますし、色もビーツのような鮮やかさはないものの人参で代用しても美味しく仕上がるでしょう。

カブ

ビーツの代用として、人参よりも利用しやすいのが赤カブです。色や食感が似ていて、ビーツのように鮮やかな赤ではなく、ピンクよりのボルシチになりますが、十分綺麗です。

カブのトロトロ感が寒い冬、体を温めてくれます。

缶詰

生のビーツがない場合、缶詰コーナーをチェックしてみてください。ビーツは缶詰で販売もされています。

水煮してあるビーツは、すでにカットされていて料理する際も使いやすいですし、保存がきくのでストックも可能です。

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ビーツを使った料理

実際にビーツを料理する際の下ごしらえや、ロシアの代表的な料理であるボルシチの簡単な調理法などをご紹介します。

下ごしらえは?

下ごしらえといっても、そんなに手間がかかるものではありません。重要なのは、 ビーツの色を逃さないこと です。

⑴根と茎の部分をカットしてよく洗う。

⑵皮付きのままカットして、お鍋に入れる。

⑶ビーツがかぶるくらいのお水を入れて、お酢かレモン水を少量加える。

⑷弱火でしっくり竹串がスッと通るくらいまで煮る。
MEMO
鮮やかな色を残すためのポイントは、皮付き&お酢かレモン水を入れることです。

圧力鍋でボルシチを作る

ロシアやウクライナの伝統料理であるボルシチは、 世界三大スープ とも言われています。ビーツを入れることで有名ですが、実は味の軸となるのはトマトです。

主な材料は、

・トマト缶・玉ねぎ・キャベツ・人参・ビーツ・牛肉 など
これに調味料で味をつけ煮込みます。

圧力鍋で加圧をすれば、簡単でとろみのついた美味しいボルシチが出来上がります。
MEMO
ビーツの半量をトマト缶と一緒にピューレにするのもオススメです。

サワークリーム

ロシアの方達は、いろんな料理に サワークリーム を使います。ボルシチの仕上げにもサワークリームを乗せるのを欠かしません。

ボルシチと一緒に口に入れると、爽やかな酸味が広がり、より一層風味のあるスープになります。赤と白が混ぜるコントラストも美しく目からも楽しめます。

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まとめ

この記事をまとめると

  • ビーツは、自然派食品や季節野菜を取り入れるお店でよく見られる。
  • 原産地は、ヨーロッパやアフリカ北部と言われている。
  • 日本では、熊本県・長野県・茨城県・北海道で主に栽培されている。
  • ポテトサラダやスムージなど、様々な料理に活用できる。
  • 煮込み料理にすると、甘さが増す。
  • ビーツが手見入らなくても、人参や赤カブで代用したり、ビーツの缶詰を探してみる。
  • 下ごしらえは、ビーツの色素を逃さないことが重要。
  • ボルシチは圧力鍋でとろみのあるスープに仕上げられる。
  • ボルシチに欠かせないサワークリームは、風味豊かにしてくれる。

いかがでしたか。意外と知らなかったビーツの情報や活用方法があったのではないでしょうか。もし、手に入らなかった時は、代用食材で試してみてください。

 

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