ラズベリー・フランボワーズ・木苺・野いちごの違いは何?特徴は?

ラズベリー、フランボワーズ、木苺、野いちご、どれもベリー系ですが、どう違うか知っていますか?それぞれにどのよな違いがあるのでしょうか?今回は、

  • ラズベリー・フランボワーズ・木苺・野いちごはどう違う?

こちらのテーマについて紹介いたします。

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ラズベリー・フランボワーズ・木苺・野いちごの違いは?

ラズベリー・フランボワーズ・木苺・野いちご、これらは全てベリー系の果物ですが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか?

特に、木苺と野いちごははっきりとした違いがわかりにくいものです。各果物の特徴について、確認していきましょう。

ラズベリーとは?

学名 Rubus occidentails
分類 バラ科キイチゴ属
原産地 ヨーロッパ、北アメリカ、アジア
和名 木いちご
別名 フランボワーズ
英語名 raspberry
おいしい時期 6月〜8月

ラズベリーが一番初めに栽培されたのは15〜16世紀のイギリスだと言われています。日本に伝来したのは19世紀頃です。

ラズベリーの甘い香りは「ラズベリーケトン」という成分によるもので、脂肪を分解する働きがあるとして注目されています。また、「エラグ酸」という酸味成分には美肌効果美容効果があるので女性必見の果物です。

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フランボワーズとは?

お菓子の名前によく使われている「フランボワーズ(framboise)」とは、ラズベリーのフランス語版です。ラズベリーとフランボワーズは、同じ果物を表す言葉なのです。

なぜ日本でラズベリーとフランボワーズ、違う名前で呼んでいるのかは、フランスのスイーツの影響が理由であると考えられます。日本には見た目も味も美味しいフランス菓子が入ってきているため、ラズベリーではなく本場の言葉でフランボワーズと呼んでいます。

木苺とは?

木苺(きいちご)とは、ラズベリーやフランボワーズの日本名です。つまり、『ラズベリー=フランボワーズ=木苺』なのです。

木苺と聞くと山などに自生する食べられない実のようなイメージがありますが、ラズベリーと全く同じものを言います。

野いちごとは?

野いちごとは、山野に自生しているいちごのことを指します。スーパーなどで販売されているあの苺と同じものになりますが、野生のものを野いちごと呼んでいます。

野いちごは「ヘビイチゴ」や「ナワシロイチゴ」と呼ばれることもあります。これは野いちごの種類の名前で、他にも複数種類があり、食べて美味しいものとそうでないものが存在します。

野いちごの種類
  • クサイチゴ
  • ニガイチゴ
  • モミジイチゴ
  • クマイチゴ
  • バライチゴ
  • フユイチゴ

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まとめ

この記事をまとめると

  • ラズベリー、フランボワーズ、木苺は全て同じものを指す
  • ラズベリーは英語、フランボワーズはフランス語、木苺は日本語名
  • 野いちごとは山野に自生するイチゴを指す
  • 野いちごの中にも食べられるもの、食べられないものが存在する

よく似たベリー系の違いについて着目しましたが、実はラズベリーもフランボワーズも、木苺も全て同じものを指していました。呼び方は違うと別物のように聞こえるので意外でしたね。野いちごのみ別のものですが、複数種類があるので、見かけたらどの種類なのかチェックしてみるのも面白いかもしれません。

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