カシス・ブラックカラント・ザクロ ・フランボワーズ ・ブルーベリーの違い

ベリー系には様々な種類がありますが、今回はタイトルに記したようにカシス、ブラックカラント、ザクロ、フランボワーズ、ブルーベリーに着目しました。それぞれどんな特徴があるのでしょうか?それでは、

  • カシス・ブラックカラント・ザクロ・フランボワーズ・ブルーベリーの違い

これらのテーマについて紹介いたします。

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カシスとは?

カシスは、英名でブラックカラント、日本名でクロスグリと言われる果実です。実は1cmほどで、収穫後は劣化が早いので生食用として出回ることはほとんどありません。リキュールとしてお酒になったり、シロップやスイーツに加工されることがほとんどです。

カシスの原産地は北ヨーロッパで、日本では青森県で多く生産されています。青森県での栽培は1970年代に始まり、旬の時期は7〜8月となっています。

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ブラックカラントとは?

ブラックカラントとは、カシスの英名です。日本名で『クロスグリ』と言われることもあります。

ザクロとは?

英名 Pomegranate
別名・和名 拓榴、石榴
エネルギー(100gあたり) 56kcal
糖質量(100gあたり) 15.5g

ザクロは、世界中で栽培されているザクロ科ザクロ属の植物です。日本では東北以南のエリアで栽培されており、プチプチとした赤い種がぎっしり詰まった果実が特徴です。

国産のザクロは、生で食べると酸味が強いものが多く、シロップや果実酒などに加工されています。市販の甘みがあるものは、海外からの輸入品であることが多く、アメリカ・カルフォルニア産のものに特に甘みがあります。

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フランボワーズとは?

学名 Rubus occidentails
分類 バラ科キイチゴ属
原産地 ヨーロッパ、北アメリカ、アジア
和名 木いちご
別名 ラズベリー
英語名 raspberry
おいしい時期 6月〜8月

フランボワーズはラズベリーの別名です。フランボワーズが一番初めに栽培されたのは15〜16世紀のイギリスだと言われています。日本に伝来したのは19世紀頃です。

ラズベリーの甘い香りは「ラズベリーケトン」という成分によるもので、脂肪を分解する働きがあるとして注目されています。また、「エラグ酸」という酸味成分には美肌効果美容効果があるので女性必見の果物です。

ブルーベリーとは?

学名 Vaccinium spp.
分類 ツツジ科スノキ属
原産地 北アメリカ
英語名 blueberry
フランス語名 myrtille
ドイツ語名 Heidelbeere
おいしい時期 6月〜7月

ブルーベリーの原産はアメリカで、野生種を改良して広く普及するようになりました。日本に導入されたのもアメリカからで、本格的に栽培されるようになったのは1970年代です。

目に良い果物として知られ、サプリメントにもなっているブルーベリーは、7〜8月に旬の時期を迎えます。ビタミンCビタミンEを豊富に含んでいるので美容にも良い果物です。

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まとめ

この記事をまとめると

  • カシス=ブラックカラント=クロスグリは全て同じもの
  • 同じベリー系でも旬・産地・味は異なる

5種類のベリーについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?どのベリーにも栄養があり、甘酸っぱい味が美味しいので、機会があれば食べ比べてみてくださいね。

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