ビーフシチューは何歳からOK?カレー・シチュー・ハヤシライスは? |

お子さんの初めての食事の時というのは、体にどんな影響が出るのか、そもそも体がその食材を食べても良い状態なのかというところにかなり気を使いますよね。ですが大切な我が子だからこそ、美味しいものを食べさせてあげたいですよね。

今回の記事では、ビーフシチューやハヤシライス、カレーライス、クリームシチューなど子供が大好きな料理というのはいつ頃食べさせても良いのかについて解説していきます。

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1 そもそも大人と同じ料理を食べられるようになるのはいつ？
- 1.1 乳歯が生え揃うのはいつくらい？
- 1.2 味付けにも注意が必要
2 市販のルーを使ってもOK？
3 まとめ

そもそも大人と同じ料理を食べられるようになるのはいつ？

子供は1歳4ヶ月頃～5ヶ月頃になると奥歯の第一乳臼歯が生え始めます。そうなると食べたものを奥歯でつぶせるようになります。その2ヶ月後くらいに乳犬歯が生え始めると食べ物を噛み切りやすくなりより幅広い食事を取ることができるようになります。

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乳歯が生え揃うのはいつくらい？

乳歯が完成するのが3歳くらいです。なので大人と同じ料理を食べられるようになるのは3歳ぐらいを目安に考えておくと良いでしょう。ただしこの時もある程度硬いものが食べられるようになりますが、子供の奥歯が8本で大人の本数の半分以下ですので全く同じものを咀嚼するというのは難しいです。

もし同じものを食べさせたいのであれば前歯で噛み切れる硬さや一口大にしたり、薄切りにしてあげるという配慮が必要になってきます。

味付けにも注意が必要

乳幼児期は腎臓などの内臓機能が未発達なので、たくさんの脂肪分や塩分は体に負担を与えてしまう可能性があります。どのくらいのようにすれば良いかと言うと大体「大人の半分くらいの味付け」でちょうど良いとされています。

子供用の食事を別に作ってしまうと手間が多くなって大変ですよね。そのようなときには最初から子供用の味付けにしておき、家族みんなで食べるときは大人の方には後から香辛料を足すなどの工夫を行うことで、子供と一緒に食べられる物の幅が広がります。

家族全員が同じものを一緒に食べるということは、美味しいを共有することができたり、甘い、塩辛い、苦い、酸っぱい、柔らかい、固いなどの食感を共有することができて子供の食事能力が自然と育まれていきます。

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市販のルーを使ってもOK？

ここまでは乳幼児の食事に対する考え方について解説しました。基本的には3歳頃なら大人と同じ食事を行うことができますが味付けなどを少し工夫しないといけないということが分かって頂けたと思います。

では市販のカレールーやシチューのルーなどを使って料理をしても良いのかについて解説していきたいと思います。

香辛料や辛味が強いので大人と同じものは厳しいか

ハヤシライス、カレー、ビーフシチュー、クリームシチューなどのルーはしっかりとした味付けがされているため、乳幼児の子供達にとっては塩辛さが少しきつい場合があります。なので3歳前後の子供達に大人と同じルーを使って食事を与えるのは控えた方が良いと言えます。

だからといって子供に我慢させるのはなんだかかわいそうですよね。次の項目で子供も一緒に食べられるようにする方法を紹介します。

キッズカレーがおすすめ

スーパーに必ず置いてあるキッズカレーなどは子供用に味付けが抑えられているものや、具材の大きさが小さく切られているものなど様々あります。さらにキッズカレーでしたら早ければ一歳ぐらいの離乳食が終わった時期の子供でも食べることができるので、かなり早い段階でカレーを食べることができます。

同じカレーでも薄めることで一緒に食べられる？

キッズカレーを用意できない場合は、大人と同じルーを使って子供用に別に薄めて作る方法があります。おすすめは牛乳を入れてまろやかにする薄め方です。牛乳にアレルギーがなければ、安心して使うことができます。牛乳のいいところはハヤシライスやシチュー、カレー、ビーフシチューなどどんな料理にも使うことができるところです。

水を入れてしまうと水っぽくなってしまうだけで美味しさがなくなってしまうので、やはり牛乳で薄めるのが一番でしょう。