ビーフシチューの日持ちはどれくらい?保存方法・腐るとどうなるのか

皆さんはビーフシチューを手作りしたことはありますか?ビーフシチューといえばトロトロに煮込んだ牛肉やたくさんの野菜をドミグラスソースなどで煮込んだとても美味しい料理ですよね!子供から大人までだれもに人気なビーフシチューですが、やはり家で作るとなると一回で全部食べきることはなかなかできませんよね。

そうした場合保存すると思うのですが、カレーとは違いにどれくらい保存できるかいまいちよくわからないですよね。今回の記事ではビーフシチューの日持ち、保存方法、腐るとどうなるのかについて解説していきたいと思います。

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ビーフシチューってどんな料理? 

ビーフシチューとは赤ワインやトマトをベースに牛肉、ジャガイモ、ニンジン、セロリ、タマネギなどの香味野菜を加えて煮込む料理のことを言います。具材を煮込むソースにも様々な種類があり、よく知られているのは赤ワインやトマトを使ったブラウンソース、ドミグラスソースです。

使用するお肉はすね肉やバラ肉が多いのですが、タンを煮込んだものは「タンシチュー」と呼ばれてとても人気が高い料理になります。尾のお肉を使った場合はテールシチューとも言われ、どちらもスープの量は少なめで肉のボリュームを際立たせています。

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ビーフシチューの日持ちはどれくらい?

たくさんの素材を作るビーフシチューは、保存方法によって日持ちが全く異なります。基本的に保存する場合は「冷蔵庫での保存」が安心ですが、常温でも多少の時間であれば保存することができます。

保存方法別の日持ち期間について以下にまとめてみました。

  • 常温保存:1日程度(夏場は避けた方が良い)
  • 冷蔵保存:1日~2日程度
  • 冷凍保存:2カ月程度

上記の表を見てもらうとわかる通りビーフシチューというのは意外と日持ちがしない料理です。特に夏場に作ったビーフシチューの場合は、半日程度でも傷んでしまう可能性が十分に考えられますので常温で置いておくのであればその日のうちに消費するようにしましょう。

どうしてこんなに保存期間が短いの?

ビーフシチューは様々な材料を使って作る料理です。特にじゃがいもなどの野菜・牛乳や生クリームなどの乳製品は傷みが早い傾向にあります。これを踏まえるとビーフシチューだけでなくカレーやホワイトシチューなども、実はかなり傷みの早い料理であるということがわかりますね。

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おすすめは冷凍保存

どうしても保存したいなら「冷凍保存」が一番おすすめです。冷凍保存することでどの季節であっても比較的長い間保存することができます。 

冷凍保存方法

ビーフシチューを保存するなら密閉できるジップロックなどの保存用の袋に入れて保存するのがオススメです。この方法だと冷凍庫にかさばらず保存できるのがメリットですね。最初は袋を横にして冷凍して凍った状態になったら立てて収納することができます。

冷凍する際のポイントはビーフシチューを保存袋に入れる前に十分に冷ますことと、ビーフシチューが酸化しないようになるべく空気を抜いておくことです。空気を抜く時は保存袋の端を少しだけ開けてゆっくり空気を抜いていき、最後に漏れないようにしっかりとチャックを閉めるようにしましょう。

また保存袋に保存した日付を書いておくのも忘れずに。

解凍する方法

解凍する中で最も冷凍前と変わらない味を保つことができるのは「冷蔵庫で自然解凍させる方法」です。自然解凍の手順は食べる前日やる時間前に冷凍庫から冷蔵庫に移し替えておくだけです。ある程度自然解凍が出来たら電子レンジで温めたり、湯煎をして温めて食べるようにしてください。

もし時間がない場合なら凍ったまま湯煎で解凍したり、電子レンジで温めてあげても問題ありません。この場合袋が破けないように注意しましょう 

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ビーフシチューが腐るとどうなるの

ダメ

では保存していたビーフシチューが腐ってしまうとどのような状態になるのかについてまとめてみました。

  • 明らかにおかしい匂いがする(酸っぱい、腐敗臭)
  • 食べた時に舌が痺れるような違和感がある
  • ネバネバ・ぬるぬるしている
  • 糸を引く
  • カビが生えている

ビーフシチューがこのような場合であれば、細菌による腐敗が進んでいる証拠です。残念ですがこのようになってしまった場合は破棄した方が良いでしょう。一度腐ってしまうと加熱しても美味しく食べることは出来ませんし、食中毒菌の中には加熱しても死滅しないものがありますので、安全のためにも食べないようにしてください。

ウェルシュ菌に注意

カレーを保存している時に発生するウェルシュ菌は、ビーフシチューを保存している時にも発生する可能性があります。ウェルシュ菌は食中毒のワースト3に入るほど患者数の多い食中毒菌といわれています。

<ウェルシュ菌とは>

  • 煮込み料理が原因となることが多い
  • 土や水、動物、ヒトの腸内で幅広く生息している最近で特に牛肉、鶏肉、魚が保菌している場合多い
  • 増殖すると下痢や腹痛などを引き起こす毒素を作る
  • 100℃で加熱しても死滅することはない
  • 空気がなくても増殖することができる

ウェルシュ菌を増やさないためには常温で放置せずに、粗熱がとれたらすぐに冷蔵庫か冷凍保存することが大切です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

    • ビーフシチューはすぐに悪くなりやすい食品
    • 長期保存するなら冷蔵ではなく冷凍保存がオススメ
    • 煮込み料理はウェルシュ菌に注意が必要
  • 明らかに腐敗が進んでる場合は絶対に食べないようにしよう 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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