バジルの花は生でそのまま食べられる?毒性・食べ方・咲く時期

バジルは家庭菜園で育てている方も多いかと思いますが、花が咲くことがあります。小さな白い花を咲かせるバジルですが、花の部分も食べることはできるのでしょうか?そこで今回は、

  • バジルの花は食べられる?
  • 花が咲く時期・毒性は?
  • バジルの栄養成分と効果

これらのテーマについて紹介いたします。

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バジルの花とは?

「バジルはハーブの葉っぱ」というイメージがありますが、実は花を咲かせる植物です。バジルの花は小さな白色をしていて、茎を切らずにそのまま伸ばしていると咲くという特徴があります。

咲く時期は?

バジルの葉がよく伸びるのは夏の時期で、6月〜7月頃に沢山の葉を収穫することができますが、花が咲くのはその後の7月後半〜8月にかけた時期です。

花が咲くと栄養分が花に取られてしまうので、葉があまり成長しなくなる傾向があります。そのため、葉をどんどん付かせたいのであれば、茎をこまめに切って伸ばさないようにする必要があるのです。

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バジルの花は食べられる?

バジルの花は一見食べられないように見えますが、実はそのまま生で食べることができます◎ バジルはシソ科の植物なので、穂ジソの代わりとして食べることも可能です。

生のままで食べられますが、お湯を注いでハーブティーにするのもオススメです。バジルの葉と同じ香りで、シソとは少々違う味が特徴です。

毒性は?

バジルの花はあまり食べる機会のあるものではないので毒性が心配されることもありますが、花に毒性はありません◎ そのまま食べることができるので、軽く洗って土汚れを落としてから食べましょう。

食べ方

バジルの花は、穂ジソのように醤油に入れて香りと味を楽しんだり、葉と一緒にポットに入れ熱湯を注いでハーブティーとして飲むと言った食べ方ができます。サラダやパスタのトッピングとしてもオススメです。また、天ぷらにして食べることもできます。

バジルに含まれる栄養成分と効果

栄養素

バジルにはビタミンA・E・Kのほか、様々なミネラルを豊富に含んでおり、栄養価値の高さはハーブの中でもトップレベルです。

  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
  • ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
  • ビタミンK:ビタミンKは、骨の形成に関わり、ビタミンDとともにカルシウムを取り込むことを助けます。加えて、体内の傷を治すプロトロンビンの働きを助けるため、血小板が傷を塞ぐ働きを助けるビタミンです。不足すると、傷の治りが遅くなります。
  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
  • 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。

効果・効能

βカロテンをはじめとする栄養成分のほか、精油成分であるオイゲノールやリナロールによる薬効も期することができます。

効果・効能
  • 消化促進
  • 抗菌・解毒作用
  • 骨粗しょう症予防
  • 高血圧予防・改善

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まとめ

この記事をまとめると

  • バジルの花は白くて7月後半〜8月に咲く→茎を伸ばしている場合のみ
  • 毒性はないので生そのまま食べられる
  • シソ科の植物なので穂ジソの代わりや天ぷら・ハーブティーなどに
  • バジルの葉にはビタミン類が豊富に含まれているので健康に良い

バジルの花は、家庭菜園でバジルを育てている方であれば見る機会も多いかと思いますが、実は葉と同じように生のままでも食べられるものでした。食べ方にはハーブティーや天ぷら・穂ジソの代用などいくつかバリエーションがあるので、機会があれば是非一度試していてください。

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