バナメイエビは生で食べれる?味はまずい?美味しく食べるための下処理は?

エビフライエビチリエビの天ぷらエビのお刺身…。

エビ料理は好きだけど、お家で生のエビを食べるのは怖い下処理がよくわからない、と感じる方も多いのではないでしょうか。今回は

  • バナメイエビは生で食べられる?

  • 白姫えびについて

  • むきえびを美味しく食べる為の下処理

これらのテーマについて解説します。

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バナメイエビは生で食べられる?

生食用・刺身用と書いていれば大丈夫

MEMO
家庭でエビを生で食べたいと思ったら、生食用・刺身用の表示が記載されているものを選びましょう。生のエビを購入したらその日のうちに食べ切る様にしましょう。

また、スーパーで生食用・刺身用と書かれていても以下のようなエビは鮮度が落ちているので、注意が必要です。

  • 頭がぐらぐらしている
  • 身がパサパサしている
  • 色が黒っぽい
  • 殻と身に隙間がある

購入したエビが上記にあてはまったり、どうしても食べきれなかった分はエビフライエビチリなど加熱する料理に使いましょう。

ほとんどは加熱用

スーパーで並んでいるエビの多くが海外から輸入されたバナメイエビで、そのほとんどが加熱用です。

 近年、国内生食できるバナメイエビ養殖しようという動きがあります。 

国産養殖エビが増えたら、生で食べられるバナメイエビがスーパーにずらっと並ぶ日が来るかもしれません。

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白姫えびについて

(画像引用:ニッスイ)

刺身で食べられるバナメイエビ

日本国内に出回っているエビのほとんどは海外から輸入されてきたものです。

MEMO
国内ではクルマエビを除いてエビの養殖はほとんどされていないのが現状です。

そこで水産食品会社ニッスイ国産養殖エビ安定供給を目指して始めたのが白姫えびの養殖です。

 2016年鹿児島県ニッスイ中央研究所養殖研究施設白姫えび初水揚げされ、2018年には安定した販売が可能と見込まれたことから、数量限定で日本全国へ販売されるようになりました。 

「白姫エビ」と、名前にが入っているのは、お姫様のように大事に育てられたことから来ているようです。

白姫えびの特徴

・水揚げされてから短時間で加工・凍結しているので高鮮度

生食・加熱どちらでも食べれる

・抗生物質等の投薬をしていないので安全

味は美味しい?

白姫えびが届いて解凍すると、鮮度が高いことを推しているだけあって透明感があり美しいです。

MEMO
白姫えびは海水で養殖しているので強い甘味・旨味があります。

輸入のバナメイエビも食感がぷりぷりとはしていますが、どこかパサパサ・もそもそという感じがあることも否定できません。

それに対して白姫エビエビ特有の弾力を最後の一口まで楽しむことができます。

値段は?

MEMO
白姫エビはニッスイ公式ショップでは500g 3280円で販売されています。輸入バナメイエビ1kgあたり1500円~3000円で販売されていることを考えると少し高級です。

値段だけで見るなら1kgあたり6000円程度で販売されているクルマエビなどと同じランクといえます。

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むきえびを美味しく食べる為の下処理

「お家でエビ料理をするのって下処理とか難しそう…」となかなか手が出せない方も多いかもしれません。

しかし、やってみると意外と簡単です。

エビの下処理 3ステップ

エビを購入してきたら

  1. 殻をむく
  2. 尾を下処理する
  3. 背わたをとる

の3ステップで簡単に下処理ができます。挑戦してみてください。

それぞれ詳しくみていきましょう。

殻を剥く

エビの殻は以下の手順で剥くことができます。

エビの殻の剥き方
  1. お腹側の方から殻と身の間に指を入れます。
  2. 頭の方から尻尾に向かって殻を剥いていきます。

料理初心者の方や子供でも簡単にできる作業です。

尾の下処理

エビの尾の下処理は以下の手順です。

エビの尾の下処理
  1. エビの尾の先を斜めに切り落とす
  2. 包丁の背を使って、尾をしごいて水分を絞り出す

エビの先を斜めに切り落とすことで、フライ天ぷらにした際に見栄えが良くなります。

また、尾をしごいて水分を出しておくことで、エビを揚げる時に油がはねるのを防ぐことができます。

背わたを取る

背わたは以下の手順で簡単にとることができます。

背わたの取り方
  1. 背中に切れ目を入れる
  2. 爪楊枝などを黒い線状の背ワタにひっかける
  3. そのまますーっと引っ張り背わたをとる

1匹1匹エビの背わたをとるのは面倒臭いと感じる方もいるかと思います。この作業にはどんな意味があるのでしょうか。

MEMO
背わたはエビ内臓です。背ワタが残っていると砂のジャリッとした食感がしたり、臭みを感じたりします。

少し面倒くさくてもこの手順を省略しない様にしましょう。

MEMO
スーパーで売られているエビ背わたをとっても生臭く感じる場合があります。調理する前片栗粉でもみ洗いし、流水でよくすすぐとさらに生臭さが軽減されます。試してみてください。

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まとめ

いかがでしたか?今回はバナメイエビ生で食べられるのか美味しく食べれる下処理の方法などをご紹介しました。

この記事をまとめると

  • バナメイエビ生食用・刺身用と書いてあるものであれば生でも食べれる
  • 国産生食用養殖されたバナメイエビほとんどなかった
  • 2016年水産食品会社のニッスイ生食可能国産バナメイえび白姫えびを初水揚げする
  • 白姫えびは海水で育てているので甘味・旨味が強いのが特徴
  • エビ水分包丁の背で取り除くと油で揚げたときにはねなくなる
  • えびの背ワタをとり、片栗粉もみ洗いすると臭みが気にならなくなる

普段何気なく食べているエビも、種類生産者のことをよく知って食べると一段と美味しく食べれるのではないでしょうか。

次にエビのお刺身や料理を食べる時には、今回のお話を思い出してみてくださいね。

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