ベビーキウイの食べ過ぎは下痢・腹痛・アレルギーに?太る?

ベビーキウイはその名の通り、キウイを小さくしたような見た目をしています。

ころんと可愛い見た目は写真映えするので、インスタグラムなどのSNSで見かけたことがあるかもしれませんね。

そんなベビーキウイは栄養価も高く、積極的に食べたい食材ではありますが、食べ過ぎると体調不良を引き起こす可能性があります。そこで今回は、

  • ベビーキウイはどんなキウイ?

  • ベビーキウイを食べる効果

  • ベビーキウイの食べ過ぎで下痢・腹痛に?副作用は?

についてご紹介します。

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ベビーキウイとはどんなキウイ?

ベビーキウイについて詳しく説明していきます。

特徴

日本で流通するようになったのは2000年以降と、昔から生息する植物である割には遅い方であるベビーキウイ。

ミニキウイ、キウイベリー、デザートキウイ、カクテルキウイなど、呼び名はさまざまで、日本ではサルナシ(原種)、シラクチカズラ、シラクチヅル、コクワなどの名称でも呼ばれています。

直径5㎝、長さ50mにもなる蔓は、祖谷のかずら橋の材料にも使用されているほど丈夫です

実の大きさはミニトマトほどで、産毛はキウイより少なく、どちらかというとつるんとしていて、 皮ごと食べられるのが特徴 です。

中身はキウイとそっくりですが、 キウイの糖度(12~15度)よりも高いことが多いそうで、中には20度を超えるものもあるとか 

そのため、キウイの酸味と同時に濃厚な甘みを楽しむことができます

栄養成分

ベビーキウイ100gあたり

エネルギー 51kcal
たんぱく質 1.0g
炭水化物 13.4g
ビオチン 1.4㎍
ビタミンC 69mg
βカロテン 285㎍
ビタミンE 1.3mg
ビタミンK 6㎍
ビタミンB1 0.01mg
ビタミンB2 0.02mg
ナイアシン 0.3mg
ビタミンB6 0.11mg
葉酸 37㎍
パントテン酸 0.31mg
カリウム 300mg
カルシウム 26mg
マグネシウム 14mg
リン 30mg
0.3mg
食物繊維 4.7g
クロロフィル 3.88mg

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ベビーキウイを食べる効果

ベビーキウイはキウイ以上に含まれている栄養素も多いスーパーフードです。

美容効果も抜群ですので、気になった方はぜひ試してみてくださいね。

便秘解消

 ベビーキウイに含まれる食物繊維は、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を改善させます 

腸内環境が整うと便秘が解消され、また代謝も上がるのでダイエット効果も期待できます。

また、ビタミンCには便を柔らかくする効果もあるので、食物繊維との相乗効果で便秘の解消に一役買ってくれることでしょう。

美肌効果

ビタミンCやビタミンEには、 シミ・そばかすの原因になるメラニンの生成を抑制する働きがあり、美白効果 が期待できると言われています。

また、 βカロテンは、皮膚や粘膜を丈夫にする働きがあるため、肌の健康を維持しアンチエイジングの効果 が期待できます。

むくみ解消

 むくみの解消に効果的な栄養素はカリウム です。

キウイにもカリウムが豊富に含まれていますが、ベビーキウイにも同じぐらいのカリウムが含まれています。

冷え性予防・改善

 冷え性改善にはたんぱく質やビタミンB1・B2、パントテン酸、ビタミンC、ビタミンEなどが必要 です。

ベビーキウイにはこのすべての栄養素が含まれているので、冷え性の予防・改善には最適な果物ですね。

血行促進

 ビタミンEは、血行促進効果 もあります。

血流が促されるので冷え性の解消にも一役買っています。

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ベビーキウイの食べ過ぎで下痢・腹痛に?副作用は?

ベビーキウイは小さいですし、つい食べ過ぎてしまいそうですが、食べ過ぎると下痢や腹痛を起こすことがあります

胃痛

 ベビーキウイに含まれる食物繊維が胃や腸の粘膜を刺激して胃痛や下痢を引き起こすことがあります 

一度に大量に食べたり、体調が悪いときは注意しましょう。

アレルギー

ベビーキウイはキウイと同じマタタビ科マタタビ属のフルーツです。

そのため、 キウイを食べると喉がいがいがしたり蕁麻疹が出る方は、ベビーキウイでもアレルギー症状(口腔アレルギー症候群(OAS))が出る可能性 があります。

また、シラカバやイネ科の花粉症の方も同様に、アレルギー症状が出る可能性があります

口腔アレルギー症候群は、重症化することは稀で、症状も2~3時間たてば治まっていることがほとんどです

気づかない方もいらっしゃいますが、症状の悪化はいつ起こるかわかりませんので、体調の変化を観察しておきましょう

食べ過ぎは太る?

 ベビーキウイは糖度が高いため、血糖値が上昇しやすい果物です 

血糖値を下げるために分泌されるのが「インスリン」ですが、このインスリンは、体に脂肪を蓄積しやすくする働きがあります

そのため、ベビーキウイを食べ過ぎると太りやすくなると言われています。

1日何個まで?

厚生労働省では、1日200g以上の果物を食べることを推奨しています。

それを考えると、ベビーキウイは一個5~10g程度ですので20~40個は食べても大丈夫という計算になります

普通のキウイが1日2個なので10倍以上ですね。

ですが、普通に生活をしていて40個のベビーキウイを食べることは不可能だと思います。

 1日2個でも十分効果が得られるそうですので、2~10個ぐらいまでがいいのではないでしょうか 

まとめ

今回は、ベビーキウイの特徴や効果、食べ過ぎによる不調についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • ベビーキウイは皮ごと食べられる
  • キウイよりも濃厚な甘さが特徴
  • 美容効果や健康促進効果もたくさん!
  • 食べ過ぎは胃痛や下痢のおそれがある
  • キウイアレルギーの方はアレルギー症状が出る可能性がある
  • 1日2個で効果十分!

小さいのに効果は絶大ですね。

店舗で気軽に買えるというわけではなさそうですが、コストコや通販では購入できるそうなので、気になった方はぜひ試してみてください。

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