ベビーダノンでアレルギーになる原因は?注意点や食べさせるコツも

「ベビーダノン」はダノンジャパン株式会社から販売されているヨーグルトです。6ヶ月頃の離乳期での赤ちゃんでも食べられるようになっていますが、アレルギーの心配はないのでしょうか。そこで今回は、

  • ベビーダノンでアレルギーになる原因
  • ベビーダノンの主な成分
  • ベビーダノンを食べる際の注意点
  • ベビーダノンを食べさせるコツ

コチラについて紹介してきます。

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ベビーダノンでアレルギーになる原因


ベビーダノンには、アレルギー症状を引き起こしてしまう危険性があります。小さな赤ちゃんでも食べられるものだからこそ、事前にきちんとアレルギーについて認識しておきましょう。

乳製品アレルギー

ベビーダノンは赤ちゃん向きとは言え、乳製品であるヨーグルトです。乳製品(牛乳)アレルギーを持っている場合は、アレルギーの症状が出てしまいますので控えるようにしてください。

主な症状

  • 蕁麻疹などの皮膚症状
  • 呼吸困難
  • 嘔吐
  • 腹痛
  • 下痢など

成長すると治る可能性もある

 乳児期に発症した食物アレルギーは、成長と共に治る場合もあります。 医師の正しい指示のもと、定期的に食物経口負荷試験を受けて、段階を追って食べられる量や範囲を広げて行くことが重要です。

自己判断で食べる量を増やしてしまうことは非常に危険ですので、専門医から適切な診察を受けるようにしてください。

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ベビーダノンの主な成分

栄養
ベビーダノンは赤ちゃんでも食べらるような控えめな甘さと、バランスよく栄養を摂ることができるのが魅力です。大きく2つに分けられるそれぞれのタイプの成分について、詳しくみていきましょう。

鉄分やカルシウムが豊富

ベビーダノンには乳糖のあまみだけでミルクのおいしさを引き出したプレーンタイプがあり、特に鉄分やカルシウムが豊富です。

プレーン1カップ(45gあたり)に含まれる詳しい栄養成分は以下の通りです。

  • エネルギー 36kcal
  • 食塩相当量 0.05g
  • たんぱく質 2.4g
  • カルシウム 72mg
  • 脂質 1.8g
  • ビタミンD 0.8µg
  • 炭水化物 2.6g
  • 鉄 0.2mg

野菜や果物も入っている

ベビーダノンはプレーンの他にも、緑黄色野菜や果物のピューレとヨーグルトが2層仕立てになっているタイプがあります。

「すりりんご&にんじん」と「いちご」の果実タイプと、野菜が中心の「緑の野菜10」と「黄色の野菜10」の緑黄色野菜タイプの4種です。

それぞれに含まれる野菜

  • 緑の野菜10・・・ほうれん草、グリーンピース、トマト、キャベツ、小松菜、レタス、ブロッコリー、アスパラガス、ケール、パセリ
  • 黄色の野菜10・・・かぼちゃ、さつまいも、にんじん、キャベツ、小松菜、レタス、ブロッコリー、アスパラガス、ケール、パセリ

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ベビーダノンを食べさせる際の注意点


ベビーダノンを食べることで栄養補給できる反面、アレルギーの可能性があることが分かりました。ベビーダノンを食べる、または与えるときには、どのような注意が必要なのでしょうか。

たんぱく質の過剰摂取を避ける

ベビーダノンには1カップ(45g)あたり2.4gのタンパク質が含まれています。たんぱく質は子どもにとって必要不可欠な栄養素ですが、同時に取り過ぎは禁物です。

摂り過ぎにより余ってしまったたんぱく質は、肝臓や腎臓に負担を与え内臓疲労を起こしてしまったり、肥満の原因になる恐れがあります。

MEMO
1~2歳児のたんぱく質の一日の摂取量目安:20g

発疹が出たらまずお医者さんへ

ベビーダノンを食べて発疹が出てしまったら、すぐに医療機関に受診してください。アレルギー症状は放っておくと命の危険性を及ぼす可能性があります。

初めて食べる時は、病院がやっていない夜や土日は避け、 受診しやすい平日の昼間 にしましょう。

食物アレルギーの発症時間
即時型:食事後すぐに症状が現れる

遅延型:半日〜数日後に現れる

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ベビーダノンを食べさせるコツ


ベビーダノンは注意も必要ですが、離乳食を始めた赤ちゃんの栄養補給にはとても便利なヨーグルトです。最後にベビーダノンを食べさせるコツについて紹介します。

前もって入っている食材を試す

既述のように、2層じたてのベビーダノンにはりんごやいちご、野菜など様々な食材が使われています。

赤ちゃんの苦手を知っておくのはもちろん、アレルギーの観点から見ても、ベビーダノンを食べさせるときには前もって入っている食材を試すのが良いでしょう。

一気に食べさせ過ぎない

1歳頃までの赤ちゃんには1回に1パックが目安です。赤ちゃんがたくさん欲しがるからと言って、一気に食べさせ過ぎないようにしてください。

特にベビーダノンを初めて食べさせるときは、1さじ程度の少量から始めましょう。毎日1さじずつ増やして慣らしていくのがおすすめです。

まとめ

「ベビーダノンでアレルギーになる原因は?注意点や食べさせるコツも」について紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • ベビーダノンには乳製品アレルギーの危険性がある
  • ベビーダノンを食べる時はたんぱく質の過剰摂取に注意
  • ベビーダノンを食べる時は事前に入っている食材を試す
  • ベビーダノンは一気に食べさせ過ぎない

初めて口にするものは、赤ちゃんだけでなく大人でも不安なものです。食物が原因となるアレルギーは、私たちが知らないだけでどんな食物にも可能性があることを、覚えておくようにしましょうね。

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