寝る前は水を500ml飲むのが正解?就寝前の飲み方とコツを紹介!

近年、睡眠時の熱中症や脱水症状は気付きにくく重症化しやすいといった情報を目にする機会が増えたことで認知が高まっている「寝ている間の脱水」

実は脱水しにくく感じる冬場でも睡眠時に“約200ml前後”の水分を失っているとされており、熱帯夜の場合では“約500ml以上”とも言われています。

今回は就寝前の水分補給について詳しくお伝えしていきます!

  • 寝る前に水を飲む効果とは?病気の予防にも効果的!
  • 就寝前の正しい“水の飲み方”をご紹介!
  • 水の飲みすぎにはご注意を!実は間違えているかも?!NGな水の飲み方も併せて解説!
睡眠中は特に気付かない間に発汗・蒸発が起こるため、想像以上の水分を失っていることを意識するようにしましょう。是非、ご一読頂き適切な水分補給を行ってくださいね!

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寝る前に水を飲む効果とは  

まずは就寝前の水分補給には、脱水予防以外にどのような効果に期待できるのか詳しくお伝えしていきます。

疲労回復や代謝を上げる

睡眠の質を高めるためには

  1. 就寝3時間前には食事を済ます
  2. 内臓から体温上昇を促すための適切な水分補給
  3. 室温・光の調整や、自分に合った寝具選び

などが大切とされています。その中でも特に、就寝前の水分補給

寝つきを良くし熟睡するために欠かせない
と言えます。睡眠中に脱水状態が起こらないようにすることで

  • 老廃物が排出され、疲労回復効果
  • 血流が促進され、代謝が上がる

などのダイエットや健康に良い効果を得られます。

様々な病気の予防

就寝前の水分補給には血流を促進するため、特に朝に起こりやすいとされる

  • 脳卒中
  • 心筋梗塞

などのリスクを下げる効果にも期待できます。そのため睡眠時の脱水は非常に危険で、就寝前の水分補給は非常に重要なことがおわかり頂けます。

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就寝前の正しい水の飲み方  

ここからは睡眠時の脱水症状を避けるために行いたい、「就寝前の正しい水の飲み方」をご紹介していきます。

コップ1杯を目安に

就寝前の水分補給には

コップ1杯程度(約150~250ml)の水を目安に飲む
と良いでしょう。頂く水は、冷やし過ぎてしまうと体に負担がかかるため
約8~13℃程度の水にする・常温の水にする
と良いです。

味付きの飲み物は控える

また就寝前の水分補給の際には

  • アルコール類
  • カフェインの含まれる飲み物(緑茶やウーロン茶なども注意)
  • 牛乳やホットミルク
  • ジュース類

など

味の付いた飲料は睡眠を妨げる可能性があるので控える
ようにしましょう。

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水の飲みすぎによる注意点  

ここからは「水の飲み過ぎ」について詳しくお伝えしていきます。水分補給

  • 摂取タイミング(回数)
  • 摂取量(一度あたりの量)

非常に重要です。

こまめに飲む

適切な水分補給を行うために意識すること

1日トータルでの水分摂取量
です。

  • 起床時
  • 朝昼晩の食事時
  • 入浴の前後
  • 運動後
  • 就寝前

などのタイミングで

1日8回程度を意識し、こまめに水分補給
を行うようにします。1日の摂取量目安
健康的な成人で約1.2L程度
です。

一気に大量に飲まない

睡眠時の脱水症状を恐れるためにと、一度に大量に水分摂取をしてしまう

希釈性低ナトリウム血症・水中毒
を起こすことがあり

  • 頭痛
  • 眩暈
  • 頻尿
  • 疲労感
  • 下痢
  • 浮腫

などの不調を引き起こすことがあります。

これは、短時間に大量の水分補給をしてしまう

一時的に尿の処理能力が低下
してしまうためで
1回量をコップ1杯程度に留める
ようにすると安心です。

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実は間違っている水の飲み方  

次に、知らず知らずにやってしまいがちな「間違った水分補給の方法」をここではご紹介していきます。是非、ご自身の習慣を見直してみてくださいね。

食事中の水の飲みすぎはNG

実は味の濃い食事や外食時にやりがち

食事中の水の飲み過ぎは消化酵素を薄める恐れがあり、腸内環境を悪化させる恐れ
があると指摘されています。

食べ物を消化するために欠かせない消化酵素が薄まる

  • 消化する働きを抑えてしまう
  • 便秘
  • 下痢

などの不調を引き起こす原因ともなりますので

食事中・食後などのタイミングでコップ1杯程度の水分補給に留める
ようにしましょう。

寝る前に水を飲んでもむくまない

特に美容意識の高い女性などがついついやってしまう

むくみ対策のために就寝前は水分補給を控えることは、かえって“むくみやすい体質”になる
ことも指摘されています。

就寝前の適切な水分補給

  • 尿

などを出す水循環を行っているため非常に重要です。水分不足な状態が続く

水分を体に溜め込もうと作用し、逆にむくみやすくなる
ため、就寝前は必ずコップ1杯程度を飲むようにしましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 睡眠時脱水しにくく感じる冬場でも“約200ml前後”の水分を失っているとされており、熱帯夜の場合では“約500ml以上”とも言われている
  • 就寝前にコップ1杯程度の常温の水を飲む事で、①疲労回復効果②代謝を上げる③脳卒中・心筋梗塞のリスクを下げるなどの効果にも期待できる
  • 水分補給をする際には、①味付きの飲料を控える②一度に大量に飲まない③1日でトータル1.2L程度になるようにこまめに摂取するなどを意識する

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