幅広い年代の方に愛される「あずきバー」はほとんどのスーパーで見かける根強い人気の商品です。
あずきバーは固いことでも話題に上がるアイスで昔よりも固くなっているそうです。そこで、今回は
- あずきバーの固さはどのくらい？
- あずきバーはなぜ固いのか？
- あずきバーのおいしさの秘密
あずきバーがなぜ固いのか、おいしさの秘密についてご紹介します。
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目次
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あずきバーの固さはどのくらい？
あずきバーは「ぜんざい」をそのまま凍らせたアイスで優しい甘みが特徴です。昔からあるアイスとしても人気ですが、固いアイスとしても有名です。どの位の固さなのかご紹介します。
氷菓の固さのギネス記録
あずきバーを食べたことがある方なら、その固さがどのくらいかは知っていると思いますが、冷凍庫から出して直ぐに食べると歯を痛める危険性があるそうです。
発売以来、根強い人気を誇る井村屋自慢の逸品です。
※固く凍っているため、歯を痛めないようにご注意ください。
冷凍庫から取り出した直後にお召しあがりの際は、アイスが唇や舌にくっつく事がありますのでご注意ください。
引用：井村屋サイト
井村屋公式サイトでも注意書きが記載されています。
あずきバーの硬度を測る実験を岐阜県の刃物メーカーが行ったところ、ダイヤモンドの次に固いサファイヤよりも固いとの結果が出たそうです。
刃物の町で知られる岐阜県関市では、高校生のアイデアで「日本刀アイスあずきバー」が第50回刃物祭りで展示されるなど固いアイスと言えば「あずきバー」というイメージがあります。
あずきバーは氷菓の固さとしてはギネス記録ではないかとも噂されています。
年々固くなっている
実はあずきバーは発売当初に比べ固くなっているのはご存じですか？
だいたい、発売時のあずきバーよりも3割から4割固くなったそうです。原材料にはあまり変わりがないのになぜ、固くなっているのでしょうか。これはアイスの甘さが原因です。
発売当初のアイスは「甘い」ものが求められていましたが、時代が変わり消費者は甘さを求めなくなってしまいました。甘さを控えるために水分の量を増やしたため、あずきバーは更に固くなりました。
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あずきバーはなぜ固いのか？
あずきバーは、あんこの消費が落ちこむ夏に、あんこを食べてもらおう！と開発されました。
販売は1973年、「あずきバー」として商法登録も認められた誰もが知るアイスになりました。どうしてあずきバーが固いのか気になりませんか？あずきバーの固さの秘密を紹介します。
添加物を使用していない
あずきバーの原材料は5つのみで乳製品や添加物を使用していません。
- 小豆
- 砂糖
- コーンスターチ
- 水あめ
シンプルな原料のみで、素材をギュッと詰め込んで作られたアイスです。アイスには乳原料や安定剤が使われているものも多く、乳原料をたくさん使えばアイスも柔らかくなります。
あずきバーには素材の風味を生かすために、乳原料や安定剤が使用されていないので固いです。
空気の含有量が少ない
一般的に柔らかく、ふわっとしたアイスには空気が含まれていて、空気の含有量が多いほど柔らかくなります。あずきバーには、ほとんど空気が含まれていません。
シンプルな原料で作り素材をぎっしり詰め込んだ結果、空気の泡が少なくなってしまいました。
わざとアイスを固くしようと思ったのではなく、空気の含有量が少なくしたのは素材の味を損ねないためです。
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あずきバーのおいしさの秘密
あずきバーは1973年に販売されてから消えることなく親しまれるロングセラー商品です。
食べたことがある方も多いのではないかと思いますが、あの美味しさの秘密を知っていますか？長く愛されるあずきバーの美味しさの秘密をご紹介します。
あずきが多い
あずきバーは小豆の素材を活かしたアイスで「ざんざい」をそのまま凍らせたような味わいの商品です。
美味しさの秘密はあずきが多く入っていることです。
ですが、よく見て見るとあずきが多いだけじゃなく、アイス全体にまんべんなくあずきが入っています。ただ、凍らせるだけではあずきが沈んでしまって下側にあずきが偏ります。
- 適度なとろみ
- 型に入れる温度
- 凍らせるスピード
様々な工夫をすることであずきがアイス全体にまんべんなくいきわたるようにしています。アイス1本に入っているあずきの量は100粒近く入っているそうです！
あずきがたっぷりで、アイス全体に入っているので、どこから食べても素材の味をしっかり感じることができます。
ゆっくり食べるとしっとりした食感を味わえる
あずきバーは美味しくないという方もいますが、それは固くて食べにくいからとも言われています。
冷凍庫から出して直ぐのあずきバーはカチコチで釘が打てる！と言うほど本当に固いです。あずきバーは冷凍庫から取り出して60分後の方が美味しく食べることができます。
ゆっくり食べるとしっとりとした食感が味わえ「羊羹」のような美味しさになります。あずきバーは急いで食べるのではなく、ゆっくり食べることで更に美味しくなります。
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まとめ
「あずきバーの固い理由、美味しさの秘密」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？
この記事をまとめると
- あずきバーは氷菓では最も固い
- 空気の含有量が少なく、添加物を使用していないから
- あずきの量が多く、アイス全体にまんべんなく入っている、ゆっくり味わうと更に美味しい
あずきバーは小豆へのこだわりを感じることのできる昔ながらのアイスです。
一般的なあずきバーの他にも「オーガニックあずきバー」や「ゴールドあずきバー」など商品展開も行っています。
あずきバーとお米を一緒に炊くことで、甘いお赤飯を作ることもでき、アイスとしてだけじゃなく様々な食べ方ができるので試しても面白いですね！
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