綾鷹のカフェイン量は?寝る前に飲んでも大丈夫? おーいお茶等比較

日本のお茶代表である「緑茶」。昔から嗜まれ、日本人の生活に無くてはならない飲み物です。今ではコンビニやスーパーなどでペットボトルやパック詰めされた商品も数多くあり、よく飲んでいる方も多いかと思います。

そんな緑茶ですが、カフェインが含まれているのはご存知でしょうか。どれほど含まれているのでしょう?寝る前に飲むとリラックス効果が期待できるって本当?そこで今回は

  • 緑茶は寝る前に飲んで大丈夫?
  • 各銘柄のカフェイン量は?
  • 逆にリラックス効果で寝れる?
これらのテーマについて紹介いたします。

 

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緑茶は寝る前に飲んで大丈夫?

暖かい緑茶を1杯、寝る前に飲むことでよく眠れるようになります。緑茶にはカフェインが含まれていますので、寝る前に飲んでしまったら寝れなくなるのではと心配されるかもしれませんが「テアニン」という成分も含まれます。

テアニンとは副交感神経の働きを高め、カフェインの影響を抑えてくれます。

緑茶のカフェイン量は?

緑茶は収穫の前に日光を遮断して育てたか否かでカフェイン量に変化が出ます。ちなみに、コーヒー100mlあたり約60mgのカフェインが含まれています。

緑茶の100mlあたりのカフェイン量

玉露 160mg

煎茶 20mg
なんと玉露はコーヒーの2倍以上のカフェインを含みます。お茶の中でも、抹茶と並びカフェイン量が多い品種ですが、テアニンの量も多いのです。

玉露や抹茶は収穫数週間前より日光を遮断し育てます。そうすることで「覆い香」と呼ばれる独特な風味が出てきて、カフェインとテアニンの量も増えます。

一方、煎茶やほうじ茶などは収穫するまで日を浴びているため、玉露よりも含有量が減ります。注意したい点は淹れ方や収穫の時期によってカフェインの量が変化することです。

若い芽ほど多くのカフェインを含みますので、成長が著しい春に収穫される、いわゆる「新茶」には多くのカフェインが含まれています。一方、夏ごろより成長が落ち着いてきますので、比較的カフェインの量は少ないです。

心理的影響も?

テアニンは副交感神経を活性化させる作用がありますので、リラックス効果が期待できます。緊張やストレスを感じているときに緑茶を飲むとホッとする感覚がするのは副交感神経が活性化されている証拠でもあります。

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各銘柄のカフェイン量は?

コンビニでも買える綾鷹やおーいお茶。手軽に入手できますのでよく飲んでいるという方も多いですよね。どちらも緑茶ですが、カフェインはどれほど含まれているのでしょうか。

綾鷹

綾鷹にもカフェインは含まれるとの記載があるものの、具体的な量は明記されていませんでした。大体、一般的な100mlあたりのカフェイン量である20mgぐらいかと思われます。

おーいお茶

おーいお茶にはカフェインやカテキンなどの数値が記載されていました。中には「おーいお茶 濃い茶」の方が好きな方がいるかと思いますので、比べてみてください。

おーいお茶100mlあたりの栄養成分

エネルギー 0㎉

カフェイン 13mg

カテキン 40mg
おーいお茶 濃い茶 100mlあたりの栄養成分
エネルギー 0㎉

がレート型カテキン 340mg

カテキン 960mg

カフェイン 20mg
少々濃い茶の方がカフェインを多く含みます。ちなみに緑茶といえば「カテキン」を思い浮かべる方も多いかともいますが、抗酸化作用、腸内環境改善、免疫力向上など、身体に嬉しい効果が期待できます。

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逆にリラックス効果で寝れる?

テアニンの効果の一つに副交感神経の活性化があります副交感神経はリラックスしているときに働く神経です。この働きのおかげで下記のような効果が期待できます。

  • リラックス効果
  • ストレス軽減
  • 不眠改善
  • 認知症予防

過度なストレスや緊張状態が続くと自律神経が乱れてしまいます。意識的にリラックスし、副交感神経を働かせることも意識していきたいですね。

リラックス効果で寝れるメカニズム

リラックスできると良質な睡眠もとることができますので、その点、テアニンの働きが効果的です。寝る前に、テアニンを効果的に摂取する為には温度に気を付けましょう。

緑茶を淹れる際、高温のお湯で入れてしまうとカフェインが多くなり、低温のお湯で淹れるとテアニンが多くなりますので寝る前であればぬるめの緑茶を飲みましょう。

もし心配であればノンカフェインの緑茶や水出しの緑茶もありますので検討してみましょう。

紅茶もおすすめ?

紅茶にもカフェインとテアニンが含まれていますので、緑茶と同じく、就寝前に飲むのがおすすめです

他にも「ゲラニオール」「リナロール」といったリラックス効果を高める匂い成分も含まれています。自律神経を整えるには丁度良い飲み物と言えるでしょう。

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まとめ

「緑茶のカフェイン量、テアニンの効果」などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 緑茶にはカフェインが含まれており、栽培方法、淹れ方、収穫時期等によりカフェイン含有量は変化する
  • 緑茶に含まれるテアニンは副交感神経を活性化させることでカフェインの働きを抑えることができる。
  • テアニンは安眠効果を期待できる
  • カフェインの影響は人それぞれ

寝れなくなってしまうか、深く眠れやすくなるかは体質も大きく関係してきます。睡眠以外にも、緑茶には様々な効果が期待されますので積極的に飲みたいものです。自分の体調と相談して、上手く生活に取り入れていきましょう!

 

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