「アボカド」には栄養が沢山あると言いますが、「肝臓や癌にも効果がある」ことをご存知でしたか?アルコールなどの有害物質を解毒する作用や、癌細胞を抑制する作用を持つ栄養素が含まれているのです!健康のために食生活をしっかりしたい方、必見ですよ!今回は、
- アボカドは肝臓や癌に効く!
- アボカドの効果的な食べ方
- 食べ過ぎると太ることも…!1日何個まで?
- アボカドを毎日食べ続けるとどうなる?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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アボカドに含まれる栄養は?
アボカドは健康や美容に良い食材として女性を中心に人気な食材ですが、具体的にどんな栄養が含まれているのでしょうか?普段何気なく食べているアボカドに含まれている栄養を見てみましょう。
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アボカドの特徴は20%が脂質でできていること!ですが、アボカドの脂質はオレイン酸・リノール酸・α-リノレン酸といった「不飽和脂肪酸」なので、太らないヘルシーな脂質です。また、ビタミンEや葉酸・カリウムなども豊富で美容や健康に良い食材です。
- 不飽和脂肪酸:不飽和脂肪酸は、分子中に二重結合を多く含む構造を持つ脂質で、植物の種を絞った油や魚に多く含まれています。加えて、常温で液体になるのが特徴で体内では、悪玉コレステロールの数値を下げる、脳機能改善といった役割を持つ脂質です。
- オレイン酸:オレイン酸は、生活習慣予防の効果が高く、血管内の環境改善効果が高い脂肪酸です。悪玉コレステロールの量を減らし、出来た過酸化脂質の量を減らすことで、血管壁へのプラーク生成を抑制します。結果として、動脈硬化や心疾患の予防に役立つ栄養素です。
- α-リノレン酸:α-リノレン酸は、人間の体内で合成することが出来ない必須脂肪酸の一つで、必ず食事で摂取する必要がある脂肪酸です。体内の代謝によってDHAやEPAに変換されます。α-リノレン酸自体も、血液中の過剰にある脂質を減らし、血液疾患の予防効果がある脂肪酸です。
- リノール酸:リノール酸は、コレステロールや中性脂肪を下げる働きがあり、高脂血症を防ぐことで動脈硬化の改善をする働きを持っています。また、リノール酸の代謝によって、リノレン酸の材料になります。血液をサラサラにし、細胞膜の材料にもなる栄養素です。
- 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
妊娠中にもおすすめ
アボカドは、妊娠中にオススメの食材です!その理由は、アボカドに含まれる“葉酸”や、“ビタミンE“、“ビタミンB群“があります。
特に葉酸は、ビタミンB群に分類される栄養素の一つで妊娠前から摂取したい栄養素とも言われています。 妊娠初期の活発な細胞分裂のサポートをしたり、DNAの合成など胎児の発育に大きく関係する ためです。
妊娠前の2倍以上の葉酸が必要となるため、サプリでの補給もすすめられています。アボカド50g当たりには44μgの葉酸が含まれており、1日の摂取目安量の約10%を摂ることができます。
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アボカドは肝臓にいい食べ物!癌にも
アボカドには、コレステロール値を下げたり血液疾患を予防する働きのある不飽和脂肪酸が多く含まれていたり、食物繊維やビタミンEなども含み、栄養価が非常に高いことがわかりました。
そんなアボカドは肝臓にいい食べ物なのです!アボカドには、肝臓を守る働きのある「グルタチオン」という成分が豊富に含まれており、 肝臓を傷付ける活性酸素を除去して肝機能の低下を防止する効果 があります。
さらに、 アルコールやたばこのニコチンなどの有害物質を解毒する作用 まであり、肝臓機能をアップさせるのにもってこいの食材なのです◎
癌予防
また、アボカドは癌予防にも効果があることがわかっています。アボカドに含まれるビタミンEが持つ強い抗酸化作用による癌予防効果、プロトカテク酸による癌細胞の増殖を抑制する効果があります。
アボカドを定期的に食べ続けることで体が癌への抗体を持ち、結果として癌予防に繋がる効果があるのです。
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アボカドの効果的な食べ方
癌予防に効果のあるビタミンEは、油と一緒に食べることで吸収力がアップする性質を持っています。アボカドをオリーブオイルで和えたり、ごま油と和えたりすることで効果的に栄養を摂取することができますよ。
ビタミンEは脂溶性ビタミンなので加熱しても壊れることがなく、熱に強い成分なのでアボカドを焼いたり揚げたりしてもOKなんです!
アボカドは食べ過ぎると太ることも
アボカドは体に良い不飽和脂肪酸が含まれているので、脂質が多い割に太りにくい食材ではありますが、毎日毎日食べ続けていると結果太ってしまうこともあります。
ですが、1日半分程度であれば 食物繊維による整腸効果で体内をデトックス してくれたり、 不飽和脂肪酸の働きによってコレステロール値を下げる効果 もあるので、ダイエット中の食事にも向いている食材です◎
1日の摂取量目安
アボカドには生活習慣病予防やアンチエイジング効果・ダイエット効果がありますが、上手に効果を得るには1日の適量を守りることが大切です。
アボカドの1日当たりの適量は、半分〜1個まで!
アボカドを毎日食べ続けたい場合は半分に抑えましょう。時々食べるのであれば1日1個食べてもOKですが、できれば半分が望ましいです◎
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アボカドを毎日食べ続けた結果
アボカドを毎日食べ続けると、健康や美容に効果もありますが、体質によってはトラブルが起こることもあります。アボカドを毎日食べ続けた結果、どのようなデメリットが起こり得るのか見てみましょう。
ニキビ
アボカド全体の20%を占める脂質は不飽和脂肪酸という体に良いとされる脂質ですが、中には脂質の摂り過ぎてニキビを発症することもあります。アボカドには美肌効果がありますが、摂取する脂質量によって肌が荒れやすい方は注意が必要ですよ。毎日ではなく、3日に1回など回数と量を減らす工夫をしてみましょう。
下痢
アボカドに含まれる食物繊維は豊富で、その含有量は ゴボウに匹敵する ほどです。食物繊維には水溶性と不溶性がありますが、アボカドには水溶性食物繊維が含まれており、ゼリー状となって腸内の有害物質や老廃物を排出する働きがあります。
適量であれば整腸作用によってデトックス効果がありますが、毎日食べ続けるとこれが刺激となり、消化不良を起こして下痢となることもあります。
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適量を守って肝臓に良い効果を
アボカドは食べ過ぎてしまうと脂質の摂り過ぎや高カロリーとなってしまいますが、1日半分を目安に普段の食事に取り入れれば、肝臓機能のアップや癌予防に効果のある優秀な食材です。適量を守って効果を得てくださいね。
まとめ
「アボカドは肝臓や癌に効果がある?」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- アボカドに含まれる「グルタチオン」が肝臓の働きをサポートする
- ビタミンE・プロトカテク酸は癌細胞を抑制し癌予防に効果がある
- 効果的にアボカドのビタミンEを摂るには、油調理が良い!
アボカドは通年出回っている食材なので、普段の食事に取り入れて健康効果・美容効果をGETしてみてくださいね。
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