「アボカド」は「森のバター」と言われるくらい脂質も多く含んでいる果物ですが、毎日食べると太るのでしょうか?ダイエットに1日1個食べていたら、ダイエット効果は得られないのでしょうか…?アボカドの脂質は体に良いものばかりですが、食べ続けるメリットとデメリットに着目してみました。今回は、
- アボカドのカロリーと効能
- 毎日食べ続けた結果!太る?
- アボカドダイエットを成功させる方法
- ダイエット中のアボカドレシピ
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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アボカドのカロリー
普段何気なく食べているアボカドですが、全体の20%を脂質が占めているんです!そのためカロリーは結構高め。アボカド1個(130g)あたりのカロリーは、247kcalです。
アボカドは半分残しておくと色が変わってしまうので、丸ごと1個食べる生活を毎日続けていると、アボカドだけで高カロリーを摂取していることになります。
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体にいいアボカドの脂質
脂質が多いアボカドですが、アボカドの脂質はオレイン酸・リノール酸・α-リノレン酸といった「不飽和脂肪酸」なので、健康効果が期待できるヘルシーな脂質です。
- 不飽和脂肪酸:不飽和脂肪酸は、分子中に二重結合を多く含む構造を持つ脂質で、植物の種を絞った油や魚に多く含まれています。加えて、常温で液体になるのが特徴で体内では、悪玉コレステロールの数値を下げる、脳機能改善といった役割を持つ脂質です。
- オレイン酸:オレイン酸は、生活習慣予防の効果が高く、血管内の環境改善効果が高い脂肪酸です。悪玉コレステロールの量を減らし、出来た過酸化脂質の量を減らすことで、血管壁へのプラーク生成を抑制します。結果として、動脈硬化や心疾患の予防に役立つ栄養素です。
- α-リノレン酸:α-リノレン酸は、人間の体内で合成することが出来ない必須脂肪酸の一つで、必ず食事で摂取する必要がある脂肪酸です。体内の代謝によってDHAやEPAに変換されます。α-リノレン酸自体も、血液中の過剰にある脂質を減らし、血液疾患の予防効果がある脂肪酸です。
- リノール酸:リノール酸は、コレステロールや中性脂肪を下げる働きがあり、高脂血症を防ぐことで動脈硬化の改善をする働きを持っています。また、リノール酸の代謝によって、リノレン酸の材料になります。血液をサラサラにし、細胞膜の材料にもなる栄養素です。
アボカドの効能は?
アボカドに含まれる不飽和脂肪酸は、脂質でありながらコレステロール値を下げる働きや、血液疾患予防などの効能があります。その他の栄養成分でも体への効能は盛りだくさん。
ビタミンEには強い抗酸化作用があり、美肌などアンチエイジング効果が期待できます。また、食物繊維が豊富なので整腸作用があり、便秘解消や予防効果も期待できます◎
- 動脈硬化/脳卒中などの生活習慣病予防
- むくみ改善・予防
- 悪玉コレステロールを下げる
- 美肌効果/アンチエイジング効果
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アボカドは毎日食べると太る?
アボカドは体に良い不飽和脂肪酸が含まれているので、脂質が多い割に太りにくい食材ではありますが、毎日毎日食べ続けていると結果太ってしまうこともあります。
1日1個は食べ過ぎ
アボカドが好きだからといって1日1個丸ごと食べ続けるのは禁物です!カロリーも高い上に脂質も摂り過ぎてしまいます。アボカドには生活習慣病予防やアンチエイジング効果がありますが、上手に効果を得るには1日の適量を守りることが大切です。
アボカドの1日当たりの適量は、半分〜1個まで!
アボカドを毎日食べ続けたい場合は半分に抑えましょう。時々食べるのであれば1日1個食べてもOKですが、できれば半分が望ましいです◎
アボカドを毎日食べ続けた結果
アボカドを毎日食べ続けると、健康や美容に効果もありますが、体質によってはトラブルが起こることもあります。アボカドを毎日食べ続けた結果、どのようなメリット・デメリットが起こり得るのか見てみましょう。
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- コレステロール値を下げて、動脈硬化や脳卒中などの生活習慣病を予防する
- 肝臓の働きを助けたりアルコールなどの有害物質を肝臓から解毒するので、肝機能がアップする
- 整腸作用があるので腸内の老廃物を排出するデトックス効果がある
アボカドによるメリットは、美容に嬉しいデトックス効果から命の危険から守る生活習慣病予防まで、幅広く様々です。一方で毎日食べ続けるデメリットを見てみましょう。
- 脂質が多いため体質によってはニキビ・吹き出物ができる
- 食物繊維の過剰摂取となり、消化不良が起きて腹痛や下痢となる
体質によって反応があるかどうか分かれますが、脂質や食物繊維が豊富なアボカドを毎日食べ続けた結果、ニキビや下痢となる可能性もあるので注意しましょう。
アボカドダイエットを成功させるには
アボカドは1個当たりのカロリーが高いので、食べ過ぎると太ることもありますが、上手く食事に取り入れることで痩せたケースもあります。アボカドダイエットを成功させるには、1日半分〜1個までという摂取量を守ることに加え、食べるタイミングが関係しています。
食べる時間
アボカドは 夜ではなく朝や昼にアボカドを食べることで、1日の活動によってカロリーは消費できます◎ 寝しなに食べてしまうと寝ている間にカロリーが完全に消費されず、体についてしまうので食べる時間を工夫してみましょう。
朝ごはんであればスムージーやアボカドトースト、昼ごはんはアボカド丼やサラダなど、アレンジ料理は沢山あります。
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アボカドのダイエットレシピ・食べ方
アボカドを使ったダイエットレシピ・食べ方をご紹介したいと思います!ダイエットや健康のために食事にアボカドを取り入れる時には、しっかりタンパク質も摂取しましょう。タンパク質は筋肉の元となるので、ダイエット中には必ず摂ることが必要です◎
アボカド×納豆
アボカドと一緒に食べたいヘルシー且つタンパク質が豊富な食材は、納豆です!納豆の原料は大豆で、豊富なタンパク質に加えて女性に嬉しいイソフラボンも含まれています。
アボカドと納豆を混ぜ合わせてサラダとして食べるのがオススメですが、アボカドに含まれる ビタミンEには油と一緒に摂取することで吸収力がアップする効果 があります◎ ごま油を加えて風味を出しつつ、ビタミンEを効果的に摂りましょう!
アボカド×マグロ
アボカドとマグロを角切りにして混ぜ合わせ、味を漬けてご飯にのせたものを「ポキ丼」と言います。ハワイ料理として女性を中心に人気のレシピですが、マグロにはタンパク質や魚特有の成分DHA・EPAなど栄養価もGOODです◎
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まとめ
「アボカドを毎日食べ続けると太る?」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- アボカドは脂質が全体の20%でカロリーも高いため、1日1個以上食べ続けると太る可能性がある!
- アボカドの1日の摂取目安量は半分〜1個
- アボカドには肝臓機能アップや癌細胞抑制効果など、大きな健康効果が期待できる
アボカドは1個当たりのカロリーが250kcalと高いので、沢山食べ続けると太る可能性がありますが、1日半分程度を食べ続けるとデトックス効果や生活習慣病予防効果があるので、上手く食事に取り入れてみてくださいね。
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