あさりの味噌汁は翌日でも食べられる?日持ちは?常温保存・冷凍できる?

あさりは味噌汁の中でも人気の具材ですが、どのくらい日持ちするか知っていますか?翌日に食べるために鍋に入れたままにすることもあるかと思いますが、あさりは加熱済みでも傷みやすいです。今回は、

  • あさりの味噌汁の日持ち
  • 翌日のあさりの味噌汁は腐る?
  • あさりの味噌汁は冷凍できる?

これらのテーマについて紹介いたします。

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あさりの味噌汁の日持ちはどのくらい?

あさりの味噌汁の日持ち日数の目安は、常温・冷蔵それぞれ下記の日数となっています。

あさりの味噌汁の日持ち
  • 常温保存…1日
  • 冷蔵保存…1〜2日

あさりの味噌汁は作り過ぎてしまうこともありますが、日持ちは常温で1日、冷蔵で1〜2日となっています。涼しい時期は常温のまま次の日まで置いたままでも問題ありませんが、暖かい時期だと腐りやすいので必ず冷蔵庫で保存しましょう。

また、すぐに消費できない場合は冷凍保存も可能です◎ 保存方法については、後半で紹介しています。

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翌日のあさりの味噌汁は腐る?

あさりの味噌汁をその日のうちに食べきれなかった時、鍋に入れたまま常温放置したことはありませんか?涼しい時期なら翌日まで持つこともありますが、加熱していてもあさりは腐りやすいので注意が必要です。

あさりの味噌汁は腐るとどうなる?

あさりの味噌汁は腐るとどうなるのでしょうか?翌日まで鍋をそのままにしておくと腐ってしまうことも。腐ったあさりの味噌汁の特徴を確認してみましょう。

腐ると…
  • 酸っぱい味がする
  • どろどろする
  • ツンとした臭いがする
  • あさりに滑りが出て溶ける

あさりの味噌汁は、腐ると味が酸っぱく変化します。また、どろどろとろみが付いたり、ツンとした臭いを発することもあります。腐った味噌汁は食あたりの原因となりますので廃棄しましょう。

万が一腐ったあさりの味噌汁で食中毒となった場合、腹痛や下痢・吐き気・嘔吐などの症状が出る可能性があります。

あさりの味噌汁は冷凍できる?

あさりそのものが冷凍できるのはよく知られていますが、実は味噌汁もそのまま冷凍ですることができます◎ 冷凍方法について見てみましょう。

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冷凍保存方法

あさりの味噌汁を冷凍すれば、1ヶ月ほど日持ちさせることができます。保存のポイントはこちらです。

あさりの味噌汁の冷凍方法
  • 冷めてからタッパーなどの保存容器に入れる
  • そのまま冷凍庫に入れて凍らせる

たくさん余ってしまった時は、1食分ずつ小分けにして冷凍すると食べやすいです。解凍方法は、電子レンジ加熱が早くておすすめです。凍ったまま鍋に入れて加熱も可能ですが。時間がかかるのでレンジで解凍しましょう。

冷凍のデメリット

味噌汁を作る時、味噌を溶かすタイミングは火を止めたり弱めたりした時です。これは、味噌は加熱すると風味や味が落ちるからです。そのため、冷凍したあさりの味噌汁を解凍して再加熱すると、作りたての状態よりも味が悪くなるというデメリットがあります。

冷蔵保存方法

余ったあさりの味噌汁を1〜2日で消費できる場合は、冷蔵庫保存でOKです。

保存のコツ
  • 基本的に冷蔵庫で保存する
  • フタやラップをする

あさりの味噌汁の保存方法でこれといった特別なことはありませんが、鍋のまま冷蔵庫に入れる場合はフタを閉め、お椀の状態で保存する場合はラップをかけましょう。

あさりの味噌汁の栄養と効果

栄養

味噌の原料の1つである大豆「畑の肉」とも言われ、肉に匹敵するほどたんぱく質が豊富に含まれています。そんな大豆で作られた味噌は正に栄養の宝庫。さらに、発酵していることによって、原料の大豆にはない栄養素がたくさん生成されています。

大豆のたんぱく質は分解されてアミノ酸になり、その中には生命維持に不可欠な必須アミノ酸9種類が含まれています。

  • 必須アミノ酸:タンパク質を構成するアミノ酸のうち、人の体内で充分な量を合成できず栄養分として摂取しなければならないアミノ酸のことです。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
  • マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。
  • 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
  • 炭水化物:炭水化物はブドウ糖・果糖などから構成されているものを総称です。大きく分類すると体内に吸収されてエネルギー源になる「糖質」、消化吸収されずエネルギーにならない「食物繊維」とに分類できます。

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効果・効能

味噌によって期待できる効果はこちらです。

効果効能
  • 美肌・美白効果
  • 骨粗鬆症予防
  • コレステロール値を下げる
  • 整腸作用
  • 廊下防止

まとめ

この記事をまとめると

  • あさりの味噌汁の日持ちは、冷蔵で1〜2日
  • 常温保存は腐りやすく、すぐ食べない場合は冷凍保存も可能
  • あさりの味噌汁は冷凍すれば1ヶ月ほど日持ちする

あさりは味噌汁の中でもあまり日持ちしない具材なので、できれば食べきれる量で作るのが望ましいです。冷凍保存もできますが、味噌の特性上、味が落ちてしまうので注意してくださいね!

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