突然ですが、皆さんは“アプリコット”と聞くとどのようなものをイメージされますか?
ジャムや紅茶・お菓子・芳香剤など、甘い食材から香りの良いものを思い浮かべる方が多いかもしれませんね。
今回は「アプリコット」の特徴について詳しくお伝えしていきます。
アプリコットは比較的よく知られている果物ではありますが、実は意外にも詳しくはご存知ない方も多いのではないでしょうか。- アプリコットってそもそもどんなもの?よく似た“杏”とは違うもの??
- アプリコットに含まれる、特筆すべき3つの栄養素とは!
- アプリコットをいただくのなら、絶対「ドライアプリコット」がおススメ!
日本でも実は生産されているのですが、原産地は中国北部・中央アジア・ヒマラヤ西北部と言われており、現在ではトルコが世界最大生産地です。
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目次
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アプリコットってなに?
まずは「アプリコット」について徹底解説していきます。
アプリコットとは?
アプリコットとは
あんずの英名
一般的に日本で流通している加工品などに使用されているアプリコットは、主に
- アジア地方で品種改良されたアプリコット
- ヨーロッパなどの地域で品種改良されたアプリコット
などが知られており、アジア地方のものはヨーロッパ地方のものと比べて
酸味が強い特徴
杏との違いはあるの?
実はアプリコットと杏は
同じ果物
- アプリコット・・・Apricot (英名)
- 杏・・・あんず (和名)
といった
呼び名の違い
アプリコットの味
アプリコットの味わいの大きな特徴に
強い酸味とほのかな甘味
近年では品種改良などにより強い酸味があるアプリコットだけでなく、酸味が抑えられた品種なども登場しており、色々な加工食品に使用されています。
アプリコットの使い方は?
アプリコットは一般的に
酸味が強いため生食はせず、加工して食べられる
- ジャム
- 紅茶
- ドライフルーツ
- ピューレ
- オイル
などが挙げられ、意外にも非常に身近な果物です。
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アプリコットの栄養
ここからは「アプリコット」の特筆したい3つの栄養素について詳しくお伝えしていきます。
ビタミンAが豊富
アプリコットに含まれる栄養素の1つ目に
ビタミンA
が挙げられます。ビタミンAは油に溶けやすい“脂溶性ビタミン”の1種で、主な効能に
- 目の正常な働きを維持する
- 皮膚・粘膜の健康維持をサポートする
- 胎児や乳幼児の成長をサポートする
- 細胞の分化・たんぱく質の合成などに関わる
- 動脈硬化・ガンなどの予防する
などが挙げられます。
ミネラルが豊富
アプリコットに含まれる栄養素の2つ目に
ミネラル類
が挙げられます。ミネラル類の中でも、特に
カリウム・リン・鉄分
などが豊富です。ミネラル類の主な効能に
- 骨や歯をつくる、丈夫に維持する
- 糖質の代謝をサポートする
- 赤血球のヘモグロビンの成分となる
- 血圧の上昇を抑える
- 利尿効果
などが挙げられます。
βカロテンが豊富
アプリコットに含まれる栄養素の3つ目に
βカロテン
が挙げられます。βカロテンは
ビタミンAに変換されて作用する
特性があります。βカロテンの主な効能に
- 皮膚や粘膜の保護作用
- 細胞の増殖や分化に寄与する
- 強い抗酸化作用
- 免疫機能の正常化
- 視力の維持
などが挙げられます。
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ドライアプリコットがおすすめ!
ここからは是非試して頂きたい「ドライアプリコット」の魅力についてお伝えしていきます。
ドライアプリコットとは?
加工商品ではなく“アプリコットをそのまま食べたい”方に人気の
ドライアプリコットは最も定番な食べ方
アプリコットは強い酸味が特徴ですが、ドライアプリコットは
甘味が増している
一日何粒まで?
ドライアプリコットの1日あたりの摂取量目安は
約70g程度
1日あたりの間食適量は、約200kcal程度
またドライアプリコットは、産地によって味わいや食感が異なるためカロリーも異なりますので確認するようにしましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- アプリコットとはあんずの英名のことで、杏と同じ果物
- アプリコットの味わいの大きな特徴は強い酸味とほのかな甘味で、基本は生食せず加工されて食べられている
- アプリコットに含まれる主な栄養素は、①ビタミンA②ミネラル類③βカロテンなど
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