アップルパイの生地は冷凍のパイシートがおすすめ?作り方や注意点

皆さんはアップルパイを自宅で作ったことはありますか?一度アップルパイを作ったことがある人ならわかると思いますが、アップルパイは生地から作るとなると結構大変でとても時間がかかります。

ですがアップルパイは冷凍のパイシートを使うことでとても簡単に作ることができるんですよ!

今回の記事では、

  • アップルパイってどんなスイーツ?
  • アップルパイのパイ生地とは?
  • 冷凍のパイ生地を使った簡単アップルパイの作り方

これらについて解説していきたいと思います。 

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アップルパイとは

まずはアップルパイについて少しおさらいしておきましょう。アップルパイは砂糖煮にしたりんごを詰めてオーブンで焼いたパイのことを言います。国によって様々な形状や味があり、オーストラリアではパイ生地でロールケーキのように巻かれている「アプフェルシュトゥルーデル」というものがあります。

ちなみにアップルパイにアイスクリームを添えて提供されるものはアップルパイ・ア・ラ・モードといいます!日本のアップルパイは円形に成形されるものがほとんどで、アメリカの公式を真似て作られています。

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アップルパイのパイ生地

一口アップルパイと言ってもホールタイプのものからスクエアタイプのもの、一口サイズで食べられる小さいものなどさまざまな形がありますよね。見た目もまるまるアップルフィリングを生地で覆っているものから、網目状に生地をかけて隙間から覗かせるものもあります。

アップルパイには本当に様々な形や作り方があるのですが、使用する生地というのは大きくわけて「折りパイ」と「練りパイ」の二つに大別することができると言われています。

折りパイ

日本でパイ生地と言われればこちらの折りパイのイメージが強いと言われています。これはヨーロピアン式とも言われている方法ですが、薄いパイ生地を何層も何層も重ねて作られているのが特徴的です。ミルフィーユ生地を連想してもらうと良いかもしれません。

練りパイ

練りパイは折りパイに比べると作業工程が少ないのが特徴で、生地にバターをそのまま練りこんだパイのことをいいます。ミルフィーユのようにサクサクとした食感を楽しむことはできませんか、クラッカーに近いパリサク感を感じることができるのが特徴的です。イメージとしてはミートパイなどに使われるしっかりとしたパイ生地でしょうか。

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アップルパイのパイ生地は冷凍のパイシートを使ってもいいの?

アップルパイのパイ生地を作るのは少し手間がかかりなかなか初心者の方だと難しいといわれるものです。

ですがアップルパイを自宅で作りたい時は冷凍のパイシートを使って作るのがオススメです。冷凍のパイシートはとても使い勝手が良く、誰でも簡単にサクサクのパイ生地に仕上げることができるのがポイントですね!

冷凍にすることで綺麗な層になる!

アップルパイの生地は冷たい状態で焼くことで綺麗な層になります。ですので冷凍のパイシートを使うことでとても綺麗なパイの層を作ることができます。

より綺麗な層に仕上げたい場合はりんごもできるだけ冷やすと良いでしょう。りんごはそのまま生のりんごとバターを使う方法と、アップルフィリングに仕上げてからアップルパイに使う方法がありますが、どちらもなるべく冷蔵庫で冷やした状態のものを使うと良いでしょう。

またパイシートに小さな穴が開いていない場合はフォークで数箇所刺してから整形することでよりサクサクの生地を作ることができます。

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簡単アップルパイの作り方

では冷凍のパイシートを使ったとても簡単に作ることができるアップルパイの作り方について紹介していきたいと思います!今回はアップルフィリングを作らずりんごとバターをそのまま載せるアップルパイを紹介しますね。

材料

  • 冷凍のパイシート:一枚
  • りんご:中一個
  • 砂糖:大さじ3
  • パン粉:大さじ2+3
  • シナモン:小さじ1
  • 無塩バター:20g
作り方レシピ
  1. 作る前日に冷凍のパイシートを冷蔵庫に移しておいて解凍する

  2. りんごを8等分に切って皮を剥く

  3. それぞれを扇形の数ミリの薄切りにする

  4. ボウルにりんごとパン粉大さじ2、砂糖、シナモンを加えてまんべんなく混ぜる

  5. 解凍したパイシートを麺棒で伸ばして1.5倍から2倍の長さにする(生地の線が横になるようにおいて伸ばせば長く伸びます)

  6. 伸ばしたパイシートの下半分にパン粉大さじ3を敷く(縁にはパン粉がつかないように)

  7. パン粉を乗せたパイシートの部分にリンゴを乗せる

  8. りんごの上に小さく切ったバターをのせる

  9. りんごを乗せていない側を折って蓋をする(パイシートが破けないように慎重に)

  10. パイシートのふちをフォークで上から押して上下のパイシートを止める

  11. 200°に熱したオーブンで20分~25分焼く(少し焦げ目が出来るくらいでOK)

アップルフィリングを作らないところとパイシートを使うところ以外通常のアップルパイを作る方法とほとんど変わりはありません。しかしアップルパイを作る上で大きな手間を省くことができるというのはとても大きなポイントなので、実際にやってみるとこんなに簡単に作ることができるんだ!ときっと感動してしまいますよ!

その他の注意点!

簡単アップルパイを作る時に気になる問題についていくつか解説していきますね!

◯無塩バターは有塩バターでも代用可能?

対応可能ですが若干塩味の効いたアップルパイになります。

◯シナモンはなくても作れる?

シナモンはなくても問題なく作ることができますが風味が異なりますのでご注意ください。

◯バターはマーガリンでも代用可能?

バターはマーガリンでも代用可能ですが仕上がりに差が出てくることがあります。ほとんどの場合代用可能にはなりますが一部代用ができないものもあるとのことですので使用する際には代用できるかどうかをしっかりと調べてから使用するようにしましょう。

◯底が生焼けになってしまうのはなぜ?

一枚上のパイ生地、アップルフィリング、一番下のパイ生地という風に並ぶので、どうしてもオーブンの上下の温度が違うと一番下のパイ生地だけがうまく焼けないということになってしまうのです。 

サクサクにパイ生地を仕上げたいなら最初にアップルフィリングをのせる前に生地をオーブンで空焼きをしておくと、底の生焼けを防げます。パイ生地を空焼きする時間は230°Cのオーブンで13分ほどでOKです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • アップルパイの生地は冷凍のパイシートを使うととても簡単に作ることができる
  • 冷凍のパイシートを使うことで綺麗なパイの層ができる
  • アップルフィリングを作らずとも生のりんごとバターを使うことで代用することが可能
  • 底が生焼けになってしまう時は、最初にパイを空焼きすることで失敗なくつくることができる

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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