青唐辛子の辛味を取る方法・食べ方!辛い原因と食べる効果は?

最近では、「夏になると無性に辛いものが食べたくなる!!」という方や、「辛いものは好きだけど、ピリ辛ぐらいのものが食べたい・・・。」という方も多いですよね。辛いといえば青唐辛子ですが、一体なぜ青唐辛子は辛いのかご存知の方は少ないのではないのかと思います。青唐辛子はなぜ辛いのでしょうか?そして、青唐辛子の辛味を抑える方法はあるのでしょうか?今回は、

  • 青唐辛子とは
  • 青唐辛子のおすすめの食べ方
  • 青唐辛子の辛みを和らげるには
についてご紹介させて頂きます。「青唐辛子を食べてみたいけれど、辛すぎたらどうしようと思うと怖くてなかなか食べることが出来ずにいる・・・。」という方は、ぜひこちらの記事を読んで参考にしてみてください。

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青唐辛子とはどんな野菜?

そもそもまず、青唐辛子とは一体どんな野菜なのでしょうか?以下に記載させて頂きますので、ぜひ読んで参考にしてみてください。

特徴

青唐辛子は中南米が原産です。ナス科トウガラシ属の野菜で、青唐辛子の特徴は、なんと言っても、その鮮やかな緑色でツヤのある見た目でしょう。青唐辛子の旬の時期は6〜10月ですので、夏になるとスーパーでもよく見かけるようになります。

どんな味?まずい?美味しい?

青唐辛子の見た目はししとうに似ていますよね。実は青唐辛子とししとうはどちらも同じナス科トウガラシ属の野菜なのです。その中で、辛味のある品種が唐辛子で、辛味のない品種がししとうと言われています。

旬の時期・生産地

先ほども申し上げた通り、青唐辛子の旬の時期は6〜10月の夏の季節で、主な産地として有名なのは、京都府・高知県・千葉県です。

食べ方

青唐辛子の食べ方は、シンプルなものですと、めんつゆと炒めて食べたり、ピーマンと一緒に醤油炒めにしたりして食べることがおすすめです。エビや牛肉・油揚げと一緒に炒めても美味しいですよ!また、青唐辛子の素材そのものを味わいたければ、焼き浸しにしたりするのもおすすめですし、辛いものがあまり得意でないけれども少しピリッとしたものが食べたいという場合は、刻んでつくねに混ぜれば少しピリッとしたつくねを楽しむことが出来ますよ。

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青唐辛子はなぜ辛いの?

それでは一体、青唐辛子はなぜ辛いのでしょうか?以下に記載させて頂きますのでよろしければ読んで参考にしてみて下さい。

辛味成分

唐辛子の辛みの原因である成分は、「カプサイシン」という成分です。

辛味の効果

辛味成分には、消化器の粘膜を刺激して中枢神経の働きを向上させ、消化器へ送られる血液の量を増やして消化液の分泌を促進する作用があります。このことが食欲増進につながると言われています。

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青唐辛子の辛味を取る方法は?

どうなる

それではここからは、「青唐辛子の辛みを抑える方法」についてご紹介させて頂きます。

種の部分は使わない

青唐辛子の種の部分を使わないことによって、辛みを多少は抑えることができるかもしれません。

ホワイトリカーに漬ける

青唐辛子を「ホワイトリカー」に漬け込むことで、「青唐辛子酒」が出来上がります。普通に青唐辛子を食べるよりかは辛みが抑えられますし、青唐辛子の辛味成分である「カプサイシン」は、血液の循環を良くし、冷え性を改善してくれたりと、身体をぽかぽかに温めてくれる効果があります。また、胃液の分泌を良くしてたんぱく質の消化を促進させてくれる働きもあると言われており、カロチンやビタミンB群・ビタミンC、鉄分や亜鉛などの多くの栄養素が青唐辛子には含まれておりますので、青唐辛子酒はおすすめです。

卵料理に使う

青唐辛子が辛すぎると感じる場合には、卵料理に使うこともおすすめです。卵料理に青唐辛子を使うことで、多少は辛みがまろやかになると言われています。

牛乳を飲む

青唐辛子の辛みを和らげるには、「牛乳を飲むこと」も有効であると言われています。よく、辛いものを食べる時には牛乳を飲むという方がいらっしゃいますよね。一体なぜ、牛乳を飲むと辛みが抑えられるのかというと、牛乳には「カゼイン」という成分が含まれているからです。この「カゼイン」という成分には、唐辛子の辛みの原因である「カプサイシン」という成分と結びついて、辛みを感じさせることをストップしてくれるといった働きがあります。そのため、青唐辛子を食べた後に牛乳を飲むと辛みが和らぐというわけです。

お酢を飲む

お酢を飲むことで、お酢の酸味が青唐辛子の辛みに打ち勝ち、口の中に広がった火のような辛さを抑えることができるかもしれないとも言われています。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 青唐辛子は中南米が原産でナス科トウガラシ属の野菜である。青唐辛子の特徴は、なんと言っても、その鮮やかな緑色でツヤのある見た目で、青唐辛子の旬の時期は6〜10月である。
  • 青唐辛子の食べ方は、シンプルなものならめんつゆと炒めて食べたり、ピーマンと一緒に醤油炒めにしたりして食べることがおすすめ。エビや牛肉・油揚げと一緒に炒めても美味しい。また、青唐辛子の素材そのものを味わいたければ、焼き浸しにしたりするのもおすすめ。辛いものがあまり得意でないけれども少しピリッとしたものが食べたいという場合は、刻んでつくねに混ぜるのもおすすめである。

  •  青唐辛子の辛みを抑えるには、牛乳を飲んだりホワイトリカーに漬けたり卵料理に使ったりお酢を飲んだり、するのがお勧めである。