なすはマーボーナスなどの中華料理や、パスタなどの洋食、味噌炒めなどの和食など、和洋中様々な料理で使える万能野菜です。油との相性がとても良く、油を使用して加熱すると、中がトロトロの食感になり美味しいですよね。
今回は、なすの色々な品種について解説していきます。ナスと一言で言っても、見た目が真っ白な「白ナス」や、皮が緑色の「青ナス」など、色々な品種があります。形も様々で、丸い品種から細長い品種まで様々です。
それぞれどのような特徴や食べ方があるのか、詳しく見ていきましょう。今回紹介していくテーマは、
- ナスの種類別の特徴とは?
- 白ナスの美味しい食べ方は?
- 青ナスの美味しい食べ方は?
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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ナスの種類別の特徴とは?
ナスには様々な品種があり、実に「200種類」以上もの品種があると言われています。品種によって形や色、味わいなども多少変わってきますよ。なすの代表的な品種について、詳しく見ていきましょう。
水ナス
「水なす」は皮が薄く、果肉がとても柔らかいという特徴を持った品種で、一般的には「生食用ナス」として知られています。その名の通り水分の含有量が多く、通常のナスよりも10%程度重さが重いとされています。
灰汁が少ないため、そのままかじりつくこともできると言われています。薄くスライスしてサラダとして食べたり、浅漬けなどの漬物もおススメです。
長ナス
「長なす」は、その名の通り細長い見た目が特徴的です。日本では春から初夏にかけて出荷のピークを迎え、春頃の長なすは灰汁が少なく水分が多いため、浅漬けなどがおススメです。
当然炒め物も相性抜群で、長時間炒めないで軽く炒める程度でも美味しさを逃さず感じることができます。
白ナス
「白ナス」はその名の通り、見た目が白色をしていることが特徴的です。経た部分が緑色である点にも違いがあります。皮が厚く紫外線から身を守られているため、ポリフェノールが生成されにくく白色になります。
皮が厚いため加熱調理しても水分が抜けにくく、油で加熱するとトロトロの食感になるため「フォアグラ」に例えられるほどです。灰汁も少ないためとても食べやすいですよ。
青ナス
「青ナス」は、緑色の見た目が特徴的なナスです。野菜の緑色を「青色」に例えることはよくありますが、一体どうしてなのでしょうか?それはさておき、青ナスは「白ナス」と呼ばれることもありますが、呼び方は人それぞれです。
青ナスも白ナス同様、皮が厚い種類のナスで、ポリフェノールが生成されにくいため見た目が淡い色合いになります。こちらも加熱調理がおススメで、ステーキや揚げ物などで美味しく召し上がれます。
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白ナスの美味しい食べ方は?
白ナスは珍しい食材ですから、購入できたとしてもどのように食べればよいのかわかりませんよね。白ナスを美味しく食べるためにはどのような調理方法が良いのでしょうか?
白ナスはどこで購入できる?
白ナスメジャーな野菜ではないため、スーパーなどではあまり見かけないかもしれませんね。しかし稀にスーパーや直売所などで白ナスを見かけることもありますから、根気よくさがしてみるのもおすすめです。
どうしても白ナスが必要!という場合は、ネットショップなどで購入することも可能です。
新鮮な白ナスの見分け方は?
新鮮なナスの見分け方は、表面がツヤツヤとしており、果肉にハリがあるものを選びましょう。ヘタの切り口が黒ずんでいない、青々としている物も、新鮮な証です。
白ナスのおすすめレシピ
白ナスのおすすめレシピは加熱調理ですが、中でも油で素揚げするメニューなどがおススメです。白ナスを素揚げして、田楽などの味噌風のたれをつけて食べるととても美味しいですよ。
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青ナスの美味しい食べ方は?
白ナス同様、青ナスもまた珍しい種類の野菜ですから、購入したり頂いたりしても食べ方がなかなか想像できませんよね。いったいどのような調理方法で食べればよいのでしょうか?
青ナスにもいろんな種類がある
実は青ナスというのも一つのくくりであって、青ナスの中にもいくつか品種があります。
「げんこつ」のようなずんぐりむっくりの見た目が特徴的な「埼玉青大丸ナス」や、細長い「薩摩白長なす」、水なすとよく似た「万寿満(ますみ)」と呼ばれる瑞々しい品種など様々です。
青ナスの調理の時のポイント
青ナスも白ナス同様、調理前に灰汁抜きの為に少し水にさらしましょう。灰汁成分は少ないのですが、水にさらすことで変色を抑えられます。
青ナスの特徴を生かしたレシピ
青ナスも白ナス同様、油を使用した加熱調理がおススメです。素揚げにしてシンプルに塩を振って食べる方法などもとてもおススメです。以下のサイトに、青ナスを使用したおススメのレシピが掲載されています。参考にしてみてください。
まとめ
今回は、なすの珍しい品種「青ナスと白ナス」について解説していきました。
この記事をまとめると
- 白ナスも青ナスも、皮が厚いため紫外線の影響を受けにくく、淡い色になる
- 白ナスと青ナスは、どちらも同じくくりとして扱う場合もある
- どちらの品種も加熱調理がおススメ
いかがでしたか?白ナスや青ナスについて、少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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