黒にんにくは腐るとどうなる?賞味期限切れは食べられる?保存期間は?

スーパーフードとして知られている「黒にんにく」。ニンニク本来の臭いが気にならず、プルーンのような甘みと食感が特徴です。また、栄養価の高さと効能から、国内外を問わず注目されている食材でもあります。ところで、黒にんにく生活を始めてみたいけれど、実際のところ、「日持ち」や「保存方法」はどうなの?と疑問に思われている方はいませんか?そんな方は、ぜひ、この記事を読んで参考にしてみてくださいね。

  • 黒にんにくは腐るとどうなる?
  • 黒にんにくの保存期間は?
  • 黒にんにくの保存方法
についてご紹介します。 

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黒にんにくは腐るとどうなる?

良い状態の黒にんにくは、臭いがほとんどなく、ドライフルーツのような食感とやさしい甘みが特徴です。黒にんにくを作る際、約70℃で長期間熟成して作るので雑菌は死滅しているので基本的には腐りにくい食材です。しかし、原料となる生のにんにくに問題があったり、保存状態が良くないと腐る場合もあります。以下のような場合は、注意しましょう。

見た目

全体的にカビ(黒・緑)がびっしり生えている場合は要注意!特に高温多湿の環境で保存しているとカビが生えやすくなります。

舌がピリピリしたような刺激がある場合は要注意!食感も水っぽく、ドロドロ・ベチャベチャしていることがあります。ただ、手作りの場合は、作り方によっても味や食感が変わるため、食感だけで判断するのは難しいところです。ニンニクの水分量が多すぎたり、熟成時間が長すぎたりするとドロドロになりやすいようです。

臭い

異常な臭い(腐敗臭・アンモニア臭)がするのは要注意!食べるのは控えた方がよさそうです。

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黒にんにくの保存期間は?

賞味期限

賞味期限は、「品質が変わらずに美味しく食べられる期限」のことです。一般的に市販されている黒にんにくの賞味期限は、3か月から12か月ほどとなっています。また、メーカーによっては12か月以上の期限が書かれている場合もあります。この差は、販売元の製法の違いなどにより賞味期限に開きがあるためです。基本的な目安としては、

市販(未開封)の場合は、製造日から約6か月

手作りの場合は約1~2か月

となっています。

消費期限

消費期限は、「安全に食べられる期限」のことです。

市販のものでも、開封し、そのままにしておくと、湿気や空気が入りカビが発生することがあります。そのため、開封後は、消費期限に関わらず早めに食べきりましょう。

期限切れでも食べられる?

賞味期限や消費期限を過ぎたものを食べても、すぐにお腹を壊すわけではありません。しかし、風味が損なわれている可能性があります。保存方法がどうだったかも判断材料になります。美味しい状態で安全にいただくためにも、できるだけ早めに食べきるようにしましょう。

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黒にんにくの保存方法

ポイント

自宅で黒にんにくをたくさん作ったり、市販のものを買った場合、どのように保存したらいいのでしょうか。せっかく時間をかけて作った黒にんにくだからこそ、正しい保存方法を知って美味しくいただきたいですよね。そこで、常温・冷蔵・冷凍の保存方法や、できるだけ日持ちをさせるためのポイントなどをご紹介します。

常温

直射日光を避け、風通しのいい涼しい場所(15~25℃)で保存しましょう。直射日光があたる場所は、気温差によって、結露したり風味が落ちる可能性があります。また、保存する際は、新聞紙など吸湿性のある紙類に包むのがポイントです。

もし、パッケージに「冷暗所で保存」と書かれている場合は、1~14℃くらいの暗い場所ということになりますので、冷蔵庫での保存がおすすめです。

冷蔵

梅雨・夏場をはじめ、季節に関係なく長期保存したい場合は、冷蔵庫で保存しましょう。湿気を避けるためにも、新聞紙やキッチンペーパーに包み、ジップロックや保存容器に入れておきます。その際、密閉して湿気がこもらないよう、蓋を少し開けて保存するのがポイントです。冷蔵の場合は、約6か月ほど保存できます。

冷凍

最も長く保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。その際、外皮を剥くかどうかはお好みでOK!外皮をむかずに冷凍すると、全体の水分が抜けにくく、しっとり感が続くようです。また、1片ずつばらしてジップロックや保存容器に入れておくと、使う際に便利です。冷凍の場合は、約1年ほど保存できます。

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まとめ

今回は、「黒にんにくの賞味期限や保存期間」についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • 腐っているかどうかは「見た目」「味」「臭い」で総合的に判断を!
  • 消費期限の目安は、未開封のもので6か月、手作りのものは1~2か月
  • 常温保存する場合は、直射日光を避け、風通しのいい場所で!
  • 長期保存におすすめは、冷蔵・冷凍保存

疲れ知らずの健康な体づくりを望んでいる方々にとって、黒にんにくは天然のサプリメントのような存在となっています。せっかく高価な黒にんにくを買っても、途中で腐らせてしまわないよう、保存状態に気を付けながら上手に摂っていきましょう。千里の道も一歩から!1日1~3片の黒にんにく生活で、活力のある毎日をお過ごしください。

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