皆さんはしそジュースを飲んだことはありますか?飲んだことがある人ならわかると思いますが、一般的なしそジュースというと赤紫蘇を使った赤紫蘇ジュースです。
しかし青じそを使っても同じようなジュースができますし、青じそのほうが風味がよく出るので美味しくなると言われているんですよ!
今回の記事では、
- 紫蘇ってどんな食べ物?
- しその栄養
- 青じそジュースとは
- しそジュースの栄養価
これらについて解説していきたいと思います。
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しそってどんな食べ物?
学名 | Perilla frutescens var. crispa |
分類 | シソ科シソ属 |
原産地 | 中国 |
英語名 | perilla |
仏名 | Perilla de Nankin |
旬の時期 | 6月〜10月 |
主な生産地 | 愛知、群馬 |
しそは中国原産の植物で、日本では平安時代には栽培が始まっていたと言われています。「和ハーブ」とも言われ、香り高く爽やかな味わいが特徴です。しそとは元々赤紫蘇のことでした。変種として誕生した青じそが現在ではメインのものとなっています。
しそにはビタミンCやβーカロテン・カルシウムなど健康と美容に良い成分が豊富に含まれています。効果として抗酸化作用あるのでアンチエイジングにも役立つ栄養たっぷりの葉っぱです。
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しそに多く含まれる主な5つの栄養素
料理のメインになりにくいしそですが、含まれている栄養価値は横綱級です。
- ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
- ビタミンK:ビタミンKは、骨の形成に関わり、ビタミンDとともにカルシウムを取り込むことを助けます。加えて、体内の傷を治すプロトロンビンの働きを助けるため、血小板が傷を塞ぐ働きを助けるビタミンです。不足すると、傷の治りが遅くなります。
- 亜鉛:亜鉛は、酵素の材料だけではなく、タンパク質や核酸の代謝に大きく関わるミネラルです。細胞分裂に関わるため舌や髪の毛の維持に多く使われます。皮膚や粘膜の維持にも欠かせないため、不足しがちなミネラルの一つです。
- 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
- マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。
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しそジュースってなに?
しそジュースは栄養満点の紫蘇の葉を使ってつくるジュースのことで、一般的には赤しそを使ったジュースが有名です。しかし青じそを使ったほうが紫蘇の香りがとても強くなるので、紫蘇感を味わいたい場合は青じそジュースを飲んでみてはいかがでしょう。
青じそジュースの作り方は以下のサイトで詳しく解説してありましたので、こちらをご参照ください。
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しそジュースの賞味期限・消費期限は?
次はしそジュースを常温・冷蔵で保存した時の賞味期限・消費期限についてご紹介します。
賞味期限・・・食品を美味しく食べられる(飲める)期限 消費期限・・・食品を安全に食べられる(飲める)期限
ご自宅で作った赤紫蘇ジュースには明確な賞味期限・消費期限はありませんのであくまでも目安にしてください。
賞味期限
しそジュースの賞味期限は
常温保存・・・約5日 冷蔵保存・・・約3~6か月
です。
冷蔵保存した場合の賞味期限は、紫蘇ジュースの作り方によって大きく異なります。より長く日持ちさせたい場合は紫蘇の濃度を濃くし、クエン酸やお酢などを加えると良いでしょう。
消費期限
紫蘇ジュースの消費期限は
常温保存・・・約1週間 冷蔵保存・・・約3~12か月
です。
先ほども説明した通り、ご自宅で紫蘇ジュースを作った場合は作り方・材料・保存環境によっても安全に飲める期限が異なるためご自身で判断するのが大切です。腐った時の特徴は後ほど説明します。
保存方法は?
紫蘇ジュースは常温・冷蔵の他に冷凍保存することもできます!冷凍保存した場合の日持ちはなんと2年ほど。一度にたくさん作っておいて一部を冷凍保存するのも良いでしょう。
紫蘇ジュースを保存する容器はきちんと熱湯消毒しておきましょう。
お湯をかけて消毒する方法で長期間飲み物やジャムなどを保存する容器などを消毒する時に活用します。容器に付着している菌を除去することができるので長期保存が可能になります。
熱湯消毒をすると菌の繁殖を防ぐことができるため、長く日持ちさせることができますよ。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- しそは中国原産の植物で、日本では平安時代には栽培が始まっていた
- 和ハーブと言われているくらい香り高く人気がある
- ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富
- しそを使ったしそジュースが人気
- 青じそを使ったジュースのほうが紫蘇のいい香りが濃く出ると言われている
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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