みなさんはアンチョビがどのような食材なのか知っていますか?パスタなどの料理に入れれば、いつもの料理がワンランクUP!
旨味が凝縮された調味料ですが、今回はそんなアンチョビの特徴や、おすすめの食べ方についてお伝えしていきたいと思います。
- アンチョビってそのまま食べられる?
- アンチョビとオイルサーディンの違いは?
- アンチョビの使い方
こちらの内容をご紹介していきます。
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目次
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アンチョビってそのまま食べられる?
まずは、アンチョビがどういった食材なのかをみていきましょう。
そもそもアンチョビってなに?
アンチョビとは、 3枚におろしたカタクチイワシを塩漬けにしてにして発酵・熟成させたもの で、一般的には油漬けにして缶詰めや瓶詰にされ販売されています。
主な生産地は、イタリアやスペインなどの地中海や大西洋に面した地域となっています。
また、アンチョビには形状の違った3種類のタイプのものが販売されているため、調理によって使い分けることが可能です。
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≪フィレタイプ≫
こちらのフィレタイプが主流でアンチョビのオイル漬けをそのまま缶詰めや瓶詰めにしたものです。パスタやソースに刻んで加えたり、そのまま使用したりするなど、幅広い料理に使うことができます。
≪ペーストタイプ≫
アンチョビをペースト状にしたものでチューブに入っているものになります。必要な分だけを使うことができ、調理の手間もかからないため非常に便利です。
価格もリーズナブルですので、アンチョビを多く使用するバーニャカウダなどを作るときにもおすすめです。
≪ロールタイプ≫
ロールタイプはフィレのアンチョビでケイパーやオリーブなどを巻いてオイル漬けにしたもの。フィレタイプに比べてクセも少なく、塩気がまろやかなのが特徴です。オードブルやカナッペのトッピングとして最適です。
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価格は?
アンチョビは少量しか入っていなくてもお値段は結構するものです。しかし中には大豆油やコーン油など植物油が使用されたアンチョビも販売されており、比較的お手頃価格で手に入れることができます。
はじめてアンチョビを食べるといった場合や、とにかくコスパが良いものが欲しいという方には良いかもしれません。
どんな味?
塩辛くコクのある味わいが特徴 です。旨味が凝縮されており、独特な香りがクセになるという方も多くいらっしゃいます。そのまま食べられる?
塩気が強いため、そのままではなくサラダやピザのトッピングとして、またパスタやソースなどの調味料として使用するのが一般的です。
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アンチョビとオイルサーディンの違いは?
続いて、よく間違えられるオイルサーディンとの違いについて調べてみました。
使われる小魚の種類が違う
オイルサーディンの「サーディン」とはマイワシなどの小魚のこと。主にマイワシやウルメイワシが原料となります。
イワシの頭と内臓を取り除いて塩漬けにし、香辛料と一緒にオイル漬けにしたあと低温で熱を加えて調理したもののことです。
アンチョビと似た味ですが、 アンチョビよりも塩気が薄く、調味料としてではなくそのまま食べるのが一般的です。
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3枚におろしてあるかどうか
先ほどもお伝えをしましたが、アンチョビは3枚におろしてあるのが特徴です。
塩漬けしたまま熟成・発酵させたものであり、 オイルサーディンとは調理法が異なります。
味は似ているため、塩気を調整すればオイルサーディンをアンチョビで代用にすることも可能です。
アンチョビの使い方
それではアンチョビはどういった調理法ができるのでしょうか?
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パスタに
最も定番な調理法としてパスタがおすすめです。アンチョビはにんにくとの相性が抜群。
はじめにニンニクと一緒にオイルで炒めてから具材と合わせることで、魚特有の臭みも取れて、風味良く仕上がります。
野菜と合わせたペペロンチーノなど、シンプルなパスタとよく合いますので、試してみてくださいね。
バーニャカウダに
手軽に作ることができるバーニャカウダソースもおすすめ。
にんにくのみじん切りとオリーブオイル、アンチョビと牛乳を合わせて加熱をするだけ!シンプルな野菜やパンなどにつけて食べればおしゃれな一品に。
ポテトサラダに
アンチョビを使って贅沢なポテトサラダはいかがですか?アンチョビの風味が際立ち、ワインのお供としても美味しく召し上がることができますよ。
調理の際にアンチョビの臭みが気になる場合には、オリーブオイルでアンチョビをさっと炒めてからポテトサラダに加えるとGOOD!また、にんにくやハーブ、スパイスといった、香りの強い食材と合わせるのもおすすめです。
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まとめ
アンチョビについて、オイルサーディンとの違いやおすすめの調理法をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?
アンチョビとは
- 3枚におろしたカタクチイワシを塩漬けにしてにして発酵・熟成させたもの
- 油漬けにして缶詰めや瓶詰にされ販売されている
- フィレタイプ・ペーストタイプ・ロールタイプの3種類がある
- 塩辛くコクのある味わいが特徴
- サラダやピザのトッピングとして、パスタやソースなどの調味料として使用される
- オイルサーディンとアンチョビは使われる魚・調理法が異なる
発酵保存食であるアンチョビは旨味の詰まった香り高い調味料。アンチョビが浸かっていたオイルも旨味がたっぷりありますので、捨てずに炒めものなどに使うことができます。
普段の料理にアンチョビを加えれば風味良く仕上がりますので、ぜひ様々な料理に活用してみてくださいね。
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