あんこは胃に悪い?どのくらい食べると危険?発酵あんこがおすすめ? 

皆さんはあんこを食べた後になんとなく胃の調子がおかしいなと思った経験はありませんか?あんこはとても体によいイメージがある和菓子の代表的な素材ですが、あんこを食べた後にどうしても胃がムカムカしてしまうという方がいるようです。

ではなぜそのような胃の不調をきたしてしまうのでしょうか?

今回の記事では、

  • あんこは体に悪い?
  • 食べ過ぎ注意?
  • 1日どれくらいまで?
  • 身体に良いあんことは?

これらについて解説していきたいと思います。

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あんこは体に悪い?

あんこは甘いので体に悪いのでは?と思っている方も多いでしょう。特に糖尿病への心配や胃に悪いなどの情報はよく聞きますが、実際はどのような影響があるのでしょうか。

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食べ過ぎると糖尿病になる?

あんこは甘い食べ物で、血糖値を上昇させます。なので食べ過ぎには注意です。また、つぶあんとあんこがありますが、こしあんには小豆の皮が取り除かれているので、でんぷんの割合が多くなっています。

そのため、つぶあんに比べて血糖値をあげやすいのです。もし気にせず食べたい方は、つぶあんのほうがいいかもしれませんね。

あんこで胃がムカムカすることがある?

洋菓子に比べてあんこが使われている和菓子はあまり体に悪影響をきたすイメージはないと思いますが、あんこには砂糖がたくさん含まれていますので一度にたくさん食べ過ぎてしまうと胃が収縮し胃酸を多く分泌させてしまうと言われています。

その結果胃がキリキリしたり、なんとなくムカムカするなどの胃もたれが生じるとされています。

胃酸を大量に出してしまうだけでなく胃と食道の間に食べ物の逆流を防ぐ筋肉がありますが、その筋肉を緩めてしまって逆流性食道炎を引き起こしてしまう可能性があります。

一般的に食べる量では全く問題ありませんが、一度にたくさんのあんこを食べてしまうと胃もたれが生じてしまう可能性がありますので注意が必要です。

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体に悪い訳では無い!あんこの優秀な栄養 

ここまではあんこに対してのネガティブなイメージをお伝えしました。しかしあんこはとても優秀な栄養素が含まれています。特にミネラルが豊富に含まれているんです。

貧血防止に効果がある鉄分、骨や歯の主要成分となるカルシウム、300種類以上もの酵素の働きを助けてくれるマグネシウムなど栄養豊富です特に女性に嬉しい鉄分が豊富に含まれていて、大福一個で十分な貧血防止になります。女性の皆さんはぜひ積極的に食べていきましょう!

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一日に200kcalが適量

あんこは美味しいのでついつい食べ過ぎてしまいますよね。しかし食べる量は1日200キロカロリーほどがおすすめです。200キロカロリーならば、そこまで太ると言う心配もないでしょう。

しかし毎日食べる方であれば、1日を100グラム以下に抑えたほうがいいかもしれません。ごま団子などにすると、美味しくてついつい食べ過ぎてしまうので気をつけたいですね!

ダイエット中なら100kcal

ダイエット中であれば、100kcalほどに抑えておくのがおすすめです。100kcalほどであれば、運動でも消費しやすいカロリーです。体重60キロであれば、軽い散歩30分、ウォーキング25分、自転車20分、ジョギング10分、水泳5分になっています。

ダイエット中で食べてしまっても、すぐにカロリー消費ができるので罪悪感なく食べられるでしょう。

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あんこのカロリーはどれくらい?

甘くて美味しいあんこはカロリーが高いというイメージがある方も多いでしょう。実際にあんこにはどの程度のカロリーが含まれているのか詳しくみてみましょう。なお、カロリーはこしあんとつぶあんのそれぞれで紹介します。

こしあん

こしあんのカロリーは100グラムで155kcalほどです。普通の食事をされている方でしたら100グラム以上食べられますが、ダイエット中の方であれば100グラム以下ですので足りないと思う方もいるかもしれませんね。

しかし、食べるすぎるとダイエットの効果がなくなってしまうので、食べる量には気をつけましょう。

つぶあん

つぶあんのカロリーは155kcalです。こちらもこしあんと同じカロリーで、どちらか一方がカロリーが高いということはありませんので、安心してくださいね!お好みで選びましょう。

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最近は発酵あんこが注目を集めている!

最近では”発酵あんこ“という砂糖を使用せず麹の力で小豆を発酵させることによって作るあんこが話題になっています。小豆に含まれるでんぷんを麹に含まれる『アミラーゼ』という酵素によって発酵させることで糖分に変え、甘味を出します。

ちなみに、食品は発酵させることで旨味が増えたり、消化が良くなったり、栄養素が増えるなどといったメリットがあります。

発酵あんこは砂糖を一切使用していないため、まろやかで自然な甘味があります。砂糖を加えて作る一般的なあんこよりも甘さ控えめで、通常のあんこよりも胃もたれや糖尿病を引き起こす可能性は低いというメリットがあります。

炊飯器・圧力鍋で作れる

発酵あんこを販売しているお店はあまり見かけませんが、家庭で炊飯器や圧力鍋を使って手作りすることができます。主な材料はあんこと麹なので、案外簡単に作ることができます。レシピもネットに沢山出ているので、興味のある方はチェックしてみてください。

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発酵あんこは痩せる!?

発酵あんこにはダイエット効果があるんです!それには主に3つの理由があります。

発酵あんこで太らないワケ

砂糖不使用

麹がダイエットに効果的

食物繊維など体に良い成分が豊富

まず、発酵あんこには砂糖が入っていないので、食べても血糖値が上がりにくいです。砂糖を多く含む食べ物は、血糖値の上昇スピードが速いため肥満になりやすい特徴があります。

また、麹による発酵によって代謝が上がったり、便秘を解消したりと、ダイエットに効果的な作用が起ります。代謝が上がると脂肪を燃焼しやすくなるので痩せるのです。発酵食品には腸内の善玉菌を増やしたり、お腹の働きを良くする作用があります。

そして、発酵あんこには食物繊維やサポニンなど、ダイエットに効果的な栄養成分が多く含まれているのも太らない理由の一つです。サポニンにはコレステロール値を下げたり、中性脂肪を下げたりする作用があります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • あんこで糖尿病や胃もたれなどを引き起こす可能性がある
  • 一度にたくさん食べ過ぎてしまうのが原因
  • 1日あたり200kcalまでに抑えると良い
  • 通常のあんこではなく発酵あんこにすると体によい!
  • 発酵あんこはダイエット効果もある!

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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