皆さん、じゃがいもと言えば何色を思い浮かべますか?「茶色系統の色でしょ…?」そう思われる方がほとんどですよね。
しかし実は、じゃがいもの中には、アンデスレッドと呼ばれている「赤色のジャガイモ」が存在するんですよ。これを聞いたあなたは「え…赤色?大丈夫なの…?そもそもなんで赤いの…?」こう思われたかもしれませんね。
そこで今回の記事では、それらの疑問について下記の内容で解決をしていきます。
- アンデスレッドとはどんなじゃがいも?
- アンデスレッドの中が赤いのは大丈夫?
- アンデスレッドのおすすめレシピ
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目次
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アンデスレッドとはどんなじゃがいも?
アンデスレッド(別名ネオデリシャス)とは、南米アンデスが原産の「ソラナム・フレハ」と「アーリーローズ」の交配によって生まれたとされるじゃがいもです。日本国内でも栽培が行われており、特に岡山県で多く栽培されています。
名前 | アンデスレッド(ネオデリシャス) |
主な生産地(日本国内) | 岡山県 |
旬な時期 | 4月〜6月・9月〜12月初旬 |
分類 | ナス科ナス属 |
特徴
アンデスレッドは日本国内では人気の高いじゃがいもブランド「男爵」に似た見た目をしており、丸くゴツゴツとした形をしています。アンデスレッドの果肉の色は黄金色に近い綺麗な色をしており、サツマイモに近い色です。
また、アンデスレッドは生命力が非常に強く、芽が出やすい品種なので長期保存には向いていません。もしアンデスレッドを購入した際、すでに芽が出ている場合は取り除いてから調理しましょう。
どんな味?
アンデスレッドの味はメークインや男爵よりも味が濃く、甘味が強いという特徴があります。またホクホクとした食感を味わえるため、シンプルに茹でてポテトサラダなどにして食べられることが多いです。
旬の時期
アンデスレッドは普通のじゃがいもと比べて、生命力と繁殖力が強く、1年に2回(春と秋)収穫することができます。
アンデスレッド収穫時期①:4月〜6月
アンデスレッド収穫時期②:9月〜12月
上記でもお伝えしたように、アンデスレッドは非常に生命力と繁殖力が強いため、あっという間に芽が出てきてしまいます。また、芽が出てるから「このアンデスレッドは古いの?」と思われるかも知れませんが、そういうわけではないのでご安心下さいね。
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アンデスレッドの中が赤いのは大丈夫?
アンデスレッドの中は基本的には、黄金色に近い黄色をしていますが、たまに中も赤色になっていることがあります。もしアンデスレッドの中の色が赤くなっていても問題なく食べることができます。
そもそもアンデスレッドの 赤色を生み出している成分は「アントシアニン」というポリフェノールの一種です。 このアントシアニンはブルーベリーに多く含まれており、目の健康維持や花粉症対策に効果的と言われています。
むしろ、アンデスレッドの赤色の成分は体に良いというわけなんですね!
アンデスレッドは皮ごと食べれる?
アンデスレッドの赤色に含まれる成分が体に良いなら、皮ごと食べたいですよね。では、アンデスレッドは皮ごと食べれるのか?について解説をします。
アンデスレッドの皮は他のじゃがいもと比べて薄いので、加熱調理をすれば食べることができます。表皮に付いている土を綺麗に洗い流して、茹でてそのままマヨネーズにつけて食べるというシンプルな食べ方も美味しいですよ。
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アンデスレッドのおすすめレシピ
「アンデスレッドはどんな調理方法がいいの?」そんな方に向けて、アンデスレッドを使ったオススメのレシピを3つ紹介します。
コロッケ
アンデスレッドを使ったコロッケは絶品です!アンデスレッドが持つ濃い味と甘味が、普通のじゃがいもとは違ったコロッケの味を生み出します。
アンデスレッドを使ったコロッケの調理方法を紹介します。
①アンデスレッドをお箸がスッと通るまで茹でる
②温かい内に皮を剥いてマッシュ状にする
③形を整えて小麦粉→卵→パン粉の順番につける
④180度に熱した油にでカラッと揚げる
あとはお好みで、ひき肉や玉ねぎを混ぜて揚げても美味しく頂くことができますよ。
ポテトサラダ
「夕食にもう一品ほしい!」そんな時はポテトサラダで決まりです!しかも甘さとホクホク感を兼ね備えたアンデスレッドで作れば、いつもとは違うポテトサラダを味わうことができますよ。
アンデスレッドを使ったポテトサラダの調理方法を紹介します。
①アンデスレッドを茹でる
②温かい内に皮を剥きマッシュ状にする
③ボウルにマヨネーズ、お酢、きゅうり、スライスオニオン、ハムを加える
④よく和えて塩コショウをかけたら完成
アンデスレッド自体に味がありますので、マヨネーズは少な目でも美味しく食べれますよ。
じゃがバター
じゃがいも料理の王道といえば、じゃがバターではないでしょうか。もちろんアンデスレッドを使ったじゃがバターは絶品です!
アンデスレッドを使ったじゃがバターの調理方法を紹介します。
①皮はむかずにじゃがいもに付いた土などを綺麗に洗い流す
②じゃがいもに十字に切れを入れる
③耐熱皿に並べ、ラップをかけてレンジで加熱(600w:約7分〜10分程度)
④箸がスッと通るくらいまで日が通ったら加熱をやめる。
⑤バターと塩をかけて完成
じゃがバターは皮ごと食べれるので、アンデスレッド本来の味を楽しめるのに加え、皮に含まれるアントシアニンを摂取できるので体にもいいですよ。
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まとめ
今回の記事は「アンデスレッドの中が赤いのは大丈夫?」について解説をしました。
最後にもう一度、本記事の要点を振り返っておきましょう。
この記事をまとめると
- アンデスレッドの赤色の正体はアントシアニンというポリフェノールの一種
- 赤色の部分も問題なく食べれる
- オススメの調理方法は「コロッケ・ポテトサラダ・じゃがバター」
いかがでしたでしょうか?アンデスレッドをスーパなどで見かけた際には、ぜひ買ってみてください!普段食べているじゃがいもとは違った味を楽しむことができますよ。