アンチョビがしょっぱいので食べられない!美味しく食べるレシピや使い方を紹介

皆さんはアンチョビという食材をご存知ですか?なかなか日本人にはあまりなじみのない食材ですが、イタリア料理をはじめとした様々なグローバルな料理に使われている食品です。

アンチョビはその独特な特徴を理解していないとなかなか使いづらく、試しに使ってみたら、あまりにしょっぱくて食べれなかったという人も多いようです。今回の記事ではアンチョビとはどのようなものなのか、アンチョビと似ているオイルサーディンとの違いについて紹介していきたいと思います。

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 アンチョビとは?

アンチョビは小さなカタクチイワシの頭と内臓を取り除いて、数か月塩漬けし熟成後オリーブオイルに漬けたものを言います。フィレ状や渦巻き状で缶詰や瓶詰になって店頭に並んでいます。

味が濃く濃厚なので、そのまま食べるより料理に混ぜ合わせたり、裏ごしにしてソースにして食べることができます。おすすめ料理は、ピザやパスタ、サラダやディップなどです。キャベツやジャガイモとの相性がよく、温野菜にアンチョビを混ぜるだけで手軽で美味しいです。

アンチョビの栄養価

アンチョビ1切れ(3g)の栄養成分を以下の表にてまとめました。是非、チェックしてみてくださいね。

  • 塩分: 0.4g
  • たんぱく質: 0.7g
  • 脂質: 0.2g
  • 炭水化物: 0g
  • カリウム:4
  • カルシウム:5
  • マグネシウム:1
  • 鉄:0.1
  • 亜鉛:0.1
  • 銅:0.01
  • ビタミンA:0
  • ビタミンD:0.1
  • ビタミンE:0.1
  • ビタミンB12:0.4
  • コレステロール:3
  • n-3系多価不飽和:0.02g
  • n-6系多価不飽和:0.03g
  • EPA:4
  • DHA:17

 

アンチョビの原料になるイワシにはたくさんのEPAやDHAといった良質な油が含まれています。青魚に含まれるこれらの油は、脳の機能を高めてくれる作用があるとして注目を集めています。特に記憶力を高めてくれる効果が高いとされており、認知症の予防などにも利用されています。

アンチョビとオイルサーディンの違いとは?

アンチョビに似ている食品としてオイルサーディンというものがあります。アンチョビはカタクチイワシを半年以上塩漬けにし、オリーブオイルと一緒に缶詰にしたものですが、一方でオイルサーディンは茹でたイワシをオリーブオイルに浸けて缶詰にしたものです。

味にも大きな違いがありオイルサーディンはイワシの味が非常に強く出ています。アンチョビは塩漬けにされて熟成しているので、イワシの風味に加えて塩気が非常に強くなっています。

オイルサーディンはそのまま食べるのが主流ですが、アンチョビの場合は調味料として使われることが多いです。

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アンチョビをオイルサーディンとして食べるとしょっぱくて大変!

アンチョビは先ほども説明している通り塩漬けで熟成させています。ですので塩味がかなり強い食です。一方でオイルサーディンは茹でたイワシをオイル漬けにして缶詰にしていますので塩味が強くありません。

ですからアンチョビをオイルサーディンと同じようにして使ってしまうとかなり塩辛い料理になってしまうので注意しなければなりません。

皆さんの中にもオイルサーディンのパスタを作ろうとしたときに、アンチョビしかなかったからアンチョビを使ってみたけれど塩辛くて食べることができなかったという人がいるかもしれませんね。

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アンチョビを料理に使ってみよう!

ここまではアンチョビとオイルサーディンの違いなどを紹介してきました。アンチョビをオイルサーディンのように直接食べてしまうとかなり後悔することになります。ですがアンチョビは調味料として使うととても美味しく料理の幅を広げてくれます。

では次はおすすめのアンチョビを使った料理を紹介していきますね。

アンチョビささみサラダ

引用:クックパッド

アンチョビを細かく刻んで、野菜と鶏ささみと一緒に混ぜ込むだけで作れる簡単なサラダです。アンチョビはかなり塩辛さが強いので、使う際には小さじ一杯から少しずつ使うようにしましょう。

サラダにすることでアンチョビの風味と旨味をダイレクトに感じることができるのでおすすめです!

アンチョビのペペロンチーノ

引用:クックパッド

アンチョビはパスタとの相性がとても良いと言われています。パスタ1束に対してアンチョビを4枚程度とニンニクをいれて混ぜるだけで簡単にペペロンチーノが作れちゃいます。お好みで鷹の爪やパセリなどを入れると良いでしょう。

アンチョビで卵焼き!

引用:クックパッド

アンチョビをみじん切りにして普段作っている卵焼きに入れてみてください。それだけで卵焼きに新しい風味が加わり、全く違った味わいの卵焼きが完成します!アンチョビはチーズとの相性がとても良いので、卵焼きに粉チーズなどを入れてみると良いでしょう。

卵を焼くときに使う油はオリーブオイルにするとよりアンチョビとの相性が良くなります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?アンチョビもオイルサーディンも日本人にはなかなか馴染みのない食材ですが、使いこなせれば料理の幅をグッと広げてくれる素晴らしい食材です。一度試しにどのようなものなのか使ってみるのも良いでしょう!

この記事をまとめると

  • アンチョビはカタクチイワシを塩漬けにして熟成させたもの!
  • オイルサーディンに似ているが全く使い勝手の違う食品なので注意が必要!
  • アンチョビにはDHAやEPAなどの良質な油が含まれている
  • アンチョビは調味料として使うのがオススメ

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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