皆さんは甘酒はお好きですか?アルコール分が入っていないけれど米麹の良い香りを楽しむことができる甘酒は、大人だけでなく子供にも大人気ですよね。
今回の記事では、甘酒が酸っぱくなる原因や飲んでも良いのかどうかの基準について紹介していきます。
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目次
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甘酒とは?
甘酒の原材料
甘酒には大きく分けて2つの種類があります。発酵食品である酒粕から作られる酒粕甘酒と米麹でお米を発酵させて作る米麹甘酒です。よく縁日などで振る舞われる甘酒は酒粕甘酒の方ですね。
酒粕とはお米を仕込んだ時にできるもろみを搾った後に残るもので、麹菌の発酵と酵母菌の発酵により栄養価が高いのが特徴です。
米麹甘酒の方は一般的な家庭でも手作りすることができる甘酒で原材料は米と米麹だけです。砂糖を使わずに程よい甘さをもち、手軽に作ることができるというのも特徴です。
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甘酒が酸っぱくなる原因とは?
乳酸菌の繁殖
酸っぱい甘酒というのは、ほとんどが米麹甘酒です。甘酒の酸味が増してしまう原因の一つは温度管理がなっていなかったことによるものです。自宅で簡単に作れる米麹甘酒は発酵の程度などを管理しなければなりません。
温度管理がうまくいかないと乳酸菌が繁殖します。乳酸菌はヨーグルトなどに含まれている菌ですが酸味を持ちます。乳酸菌は甘酒の中に含まれる糖をさらに分解して、酸味を作り出してしまうのです。乳酸菌は特に50℃以下の状態が続いてしまうと活動を活発化させます。甘酒作りでは50~65℃に保たなければならないなど、温度管理が非常に重要です。
甘酒の腐敗
温度管理の失敗による乳酸菌の繁殖以外にも甘酒が酸っぱくなってしまう原因はあります。それが腐敗です。腐敗とは発酵と同じ菌が食品の中の成分を分解して別の物質に変えることなのですが、発酵に比べ人体に影響が出てしまうレベルで分解が進んだものを言います。
- 発酵=身体に良い菌の分解
- 腐敗=分解が進みすぎて害を及ぼす可能性のあるレベル
ということですね。甘酒は発酵食品なのでやはり悪い菌も繁殖しやすい食品であると言えます。
飲んでも良いかどうか判断するには?
甘酒が酸っぱくなる原因を二つ述べましたが、一つ目に紹介した乳酸菌による発酵の場合は多少酸っぱくなったとしても甘酒を飲むことができます。
一方で腐敗が進んでしまっている場合は飲んではいけません。腐敗が進んでいる状態を以下にまとめてみました。
- 明らかに臭いがおかしい
- ネバネバしている
- 舌が痺れるほどの酸味がある
このような場合には残念ながら腐敗してしまっているので諦めて破棄しましょう。
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酸っぱくなった甘酒でも使えるおすすめの方法
酸っぱくなってしまった甘酒を、そのまま飲むというのが苦手な人向けにおすすめの使い方を紹介します!
甘酒をドレッシングとして使う
乳酸菌の発酵が進んだ甘酒は程よい酸味を持っているので、サラダなどにかけるドレッシングに使用するのがおすすめです。 甘酒にオリーブオイルと酢・塩・コショウなどを入れて味を調えて使ってみてください!
パックに使う
酸っぱい甘酒を飲めない場合はバックにする方法があります。乳酸菌は肌の表面に保湿成分を出している菌のエサになると言われています。なので発酵が進み乳酸菌が豊富に含まれた甘酒を直接肌の上に乗せることで保湿効果を高めることができます。直接甘酒お肌に塗ることもできますが、シートに染み込ませて使うのが一般的です!
ホットケーキに混ぜる
ホットケーキに牛乳の代わりに甘酒を入れることで低カロリーでほんのり甘く美味しいホットケーキを作ることができます!実は牛乳や豆乳を使うよりも甘酒を使った方がふっくらした食感に出来上がるらしいですよ!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 甘酒には酒粕甘酒と米麹甘酒があるが、酸っぱくなるのはほぼ米麹甘酒!
- 乳酸菌の発酵によって酸味が強くなる!
- 腐敗が進んでいる場合があるので、見分ける際は注意しよう!
- ドレッシングやパック、ホットケーキなどに使うこともできる!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますのでご興味のある方は是非ご覧になってみてください!
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