甘酒は効果ないって本当なの?効果・効能、副作用・デメリットを紹介します!

皆さんは甘酒が飲む点滴と言われていることを知っていますか?様々な栄養成分を持つ甘酒は、健康志向の強い方の間で非常に人気のある飲み物なのです!ですがなかには甘酒は効果が出にくいという情報もいくつか見受けられました。

今回の記事では甘酒の効果や効能、甘酒が引き起こすデメリットについて紹介していきます

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甘酒の種類

甘酒には大きく分けて2種類あり米麹からできた甘酒と、酒粕から作られるものがあります。お祭りの縁日などで配られる甘酒はほとんどが酒粕からできた酒粕甘酒です。もうひとつの米麹から作られる甘酒は自宅でも簡単に作ることができるおすすめの甘酒となっています。

甘酒には、

  • 糖類
  • アミノ酸
  • ビタミンB群
  • 食物繊維 
これらが豊富に含まれており、食品の中でも非常に高い栄養価を持っています。 

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甘酒の効果

ダイエット効果

ダイエット

甘酒はダイエットに使用している人がいるくらい、ダイエット効果が高いといわれています。甘酒に含まれるリパーゼとブドウ糖がダイエットをサポートしてくれるのです。

リパーゼというのは酵素の一つで脂肪を分解してくれる働きを持ちます。ブドウ糖は消化を助ける働きや血糖値を上げて満腹中枢を刺激する働きを持ちます。食前に甘酒を飲むことで過食を防いでくれます。

便秘改善

甘酒に含まれる食物繊維とオリゴ糖は腸内環境をきれいに整えてくれます。これらは腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減少させる働きがあり、辛い便秘や下痢などを抑えてくれる働きを持ちます。

悪玉菌と善玉菌
悪玉菌は、たんぱく質や脂質が中心の食事・不規則な生活・各種のストレス・便秘などが原因で腸内に増えてきます。腸内細菌は肥満、糖尿病、大腸がん、動脈硬化症、炎症性腸疾患などの疾患と密接な関係があり、これらの患者の腸内細菌は健常者と比べて著しく変化していることが知られています。一方、健康的な腸内細菌は、ビフィズス菌や乳酸菌(正確には乳酸桿(かん)菌)などの善玉菌が優勢であり、その他の菌ができるだけ劣勢である状態です。善玉菌は乳酸や酢酸などを作り、腸内を酸性にすることによって、悪玉菌の増殖を抑えて腸の運動を活発にし、食中毒菌や病原菌による感染の予防や、発がん性をもつ腐敗産物の産生を抑制する腸内環境を作ります。また善玉菌は腸内でビタミン(B1・B2・B6・B12・K・ニコチン酸・葉酸)を産生します。さらに善玉菌の体を構成する物質には、体の免疫機能を高め、血清コレステロールを低下させる効果も報告されています。※引用eヘルスネットホームページ

美肌効果

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甘酒にはビタミンB2やビタミンB6やナイアシンなどのビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミン B 群は身体の代謝を助ける働きがあり、特にたんぱく質の代謝を助けるといわれています。タンパク質の代謝は皮膚や粘膜を修復したり筋肉を作ったりする際に非常に重要な要素であり、ビタミン B群を摂ることで美肌や健康的な体を作ることができます。

高血圧予防効果

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甘酒にはGABAというアミノ酸が豊富に含まれています。このアミノ酸はストレスを和らげるなどのリラックス作用を持ち、同時に血圧を下げてくれるという効果も持っています。高血圧は動脈硬化や脳梗塞といった重大な病気につながる危険性があるので、早いうちからしっかり予防しておくことに越したことはありません。

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甘酒を飲みすぎると起こるデメリット

カロリーが高いので肥満の原因に

様々な健康効果を紹介してきましたが、栄養成分をたくさん持っている食品の落とし穴として飲み過ぎや食べ過ぎの影響は必ずあります。甘酒も例に漏れず、飲み過ぎてしまうと様々な健康被害が起きる可能性があります。

甘酒は他の飲み物に比べて非常にカロリーが高いです。 

甘酒は100gあたり81kcalを持ちます。

他の飲み物と比較してみると高いことがわかります。

  • 牛乳100g  67kcal
  • 豆乳100 g 64kcal
  • りんごジュース100g  44kcal

甘酒は糖質とカロリーの高いお米を原材料にしているので他の飲み物と比べるとやや高めになってしまいます。飲みすぎるとかえって太ってしまうことも大いに考えられます。

糖分が多いので血糖値を上げてしまう

悲しい

カロリーと同じく糖質も他の飲み物に比べて非常に高いのです。

  • 甘酒100g  17.9g
  • 牛乳100g 4.8g
  • 豆乳100g 4.5g
  • りんごジュース100g 11.8g

 

糖質が高い飲み物は飲み過ぎてしまうと一気に血糖値を上げてしまいます。血糖値の乱高下は血管を傷つけるということが言われており、血管の障害や糖尿病のリスクを高めてしまうことが考えられますので飲む量にはくれぐれも気をつけてください。

下痢を引き起こす可能性がある

下痢・腹痛

カロリーや血糖値の他にも甘酒を飲みすぎてしまうと、お腹が緩くなるという症状が出ることがあるようです。甘酒には食物繊維やオリゴ糖などが豊富に含まれているため、便通が良くなりますが元々下痢をしがちな人だったり、お腹がゆるい人が飲み過ぎてしまうと下痢が止まらなくなるといった場合があるようです。適切な量を飲めば腸内環境が良くなるため下痢も改善することが期待できますが、やはり量には気をつけた方が良いようですね。

これらのことを踏まえて、1日に飲む量は200ml程度に抑えた方が良いと言われています。大体コップ一杯分くらいですね!

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 甘酒は体に嬉しい栄養価をたくさん含むすばらしい食品!
  • 飲み過ぎると体に悪い影響を及ぼす可能性がある!
  • 甘酒は1日コップ一杯までにしよう!

今回のように食品についての知識を幅広く紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

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